毎日食べても飽きない、パスタ。今回はよく見る定番から、今後ぜひ試してみたい珍しいものまで、その種類と使い方を<グッドハウスキーピング>からご紹介。
ロングパスタ、ショートパスタ別に、名前の由来や相性のいいレシピもあわせてチェックして!
【INDEX】
- ロングパスタ
- カッペリーニ
- ブカティーニ
- フェトチーネ
- リングイネ
- パッパルデッレ
- スパゲッティ
- スパゲッティーニ
- タリアテッレ
- ショートパスタ
- カンパネッレ
- カヴァタッピ
- ディタリーニ
- エルボマカロニ
- ファルファッレ
- フジッリ
- ジェメッリ
- ニョッキ
- マニコッティ
- オレキエッテ
- オルゾ
- パッケリ
- パスティーナ
- ペンネ
- リガトーニ
- ロティーニ
- シェルパスタ
- ツィーテ
- その他のパスタ
- ラビオリ
- トルテリーニ
- ラザーニャ
ロングパスタ
カッペリーニ
最も細いパスタの一つで、軽いソースやオイル、ドレッシングとあえるのにぴったり。「細い毛」を意味するこのパスタの英語名は、「エンジェルヘア・パスタ(Angel hair pasta)」。
ブカティーニ
「穴」を意味するイタリア語、ブーコからついた名前。太めなので、ボリュームのあるミートボールソースなどがおすすめ。
フェトチーネ
リングイネより太く、タリアテッレより細いのがフェトチーネ。薄くて平らだけど、噛みごたえはあるので、ボリュームのあるレシピがおすすめ。
リングイネ
スパゲッティよりは太い麺で、具がしっかりしたソースがおすすめ。噛みごたえがあるので、濃厚なソースが合います。
パッパルデッレ
重めの味つけに最適なパスタ。太くて平らなので、ソースや具とよく絡む。少量で満足します。
スパゲッティ
言わずと知れた定番のスパゲッティは「細い紐」を意味し、イタリアでも最も人気のあるパスタなのだとか。用途が広く、巻きつけて食べるのに最適なので、フォークですくえるような柔らかい具材と相性抜群。
スパゲッティーニ
スパゲッティの細いバージョン。写真のレモンとリコッタチーズのスパゲッティーニのように、ソースが際立つ軽やかなレシピが◎。
タリアテッレ
リングイネよりもフェトチーネよりも幅が広いけれど、パッパルデッレより薄いパスタ。巻きつけやすく、大きめの具材にも負けないのが特徴。
ショートパスタ
カンパネッレ
その形から、イタリア語で「小さな鐘」を意味する、カンパネッレ。ショートパスタなので、コーンや豆と一緒に料理すると、一口で全てを味わえます。
カヴァタッピ
エルボマカロニをさらに長くしたようなパスタ。比較的厚めで溝が入っているので、ソースやトッピングがからむのが特徴。パスタサラダにピッタリで、温かくしても、冷たくしてもOK。
ディタリーニ
「小さな指ぬき」を意味するディタリーニは、スープに最適。スプーンですくうのにちょうどいいサイズで、より大きめにカットした野菜や豆ともマッチします。
エルボマカロニ
調理するとくっつきやすいため、チーズを使ったレシピに最適。小さく切った食材を合わせると、食べやすさも◎。
ファルファッレ
イタリア語で「蝶」を意味する、ファルファッレ。小さく平らな形で、ソースや小さな食材が入り込むポケット部分があるため、味がからみやすいのが特徴。
フジッリ
後に紹介するロティーニより薄く、少し硬めで、らせん状のパスタ。柔らかく、もちもちとした食感が特徴。フォークで切れる野菜やトッピングと一緒にどうぞ。
ジェメッリ
イタリア語で「双子」を意味するジェメッリは、2本の棒が組み合わさったように見える面白い形。他のらせん状のパスタより硬めなので、フォークで刺して食べるのが正解。
ニョッキ
小麦だけで作られるほとんどのパスタとちがい、ニョッキの材料は小麦粉とジャガイモかリコッタチーズ。柔らかくてふわっとした食感が特徴で、軽いソースがぴったり。
マニコッティ
太い筒状のパスタにリコッタチーズを詰め、ソースとモッツァレラチーズともにオーブンで焼くのが伝統的な料理法で、その料理名もマニコッティ。
オレキエッテ
「耳たぶ」を意味するオレキエッテは、濃厚なソースと一緒だと互いにくっついて、存分に味を楽しめるパスタ。クリームやベーコンを使ったレシピがおすすめ。
オルゾ
ギリシャ料理によく使われる、用途の広いパスタ。米より大きいくらいのサイズで、米と同じようにパスタサラダやスープに使えます。
パッケリ
目玉になる一品が欲しいときにおすすめのパスタ。シルキーで、リガトーニより大きく、軽いソースやフレッシュな具が合います。
パスティーナ
小さな星形のパスタで、スープにピッタリ。液体によく絡み、バターと一緒だと特にクリーミーな味わいに。イタリアでは、多くの子どもが最初に食べるパスタなのだとか。
ペンネ
ショートタイプで、溝がついていることが多いこのパスタの形は、濃厚なソースに最適。端を斜めに切ってあるため、フォークの歯に乗りやすいのも特徴。
リガトーニ
後に紹介するツィーテより大きく、幅広いのがリガトーニ。「リガ」はイタリア語で溝を意味するのだとか。ボリュームがある具材や、肉や野菜を使ったリッチなソースに負けないパスタ。
ロティーニ
らせん状のロティーニはソースやドレッシングを吸収するため、サラダにピッタリ。ひだの部分に入り込みやすいため、チーズや小さな具も合います。
シェルパスタ
オレキエッテに少し似たパスタ。ソースであえても、オーブンで焼いても、ひき肉と合わせてもよし。
ツィーテ
ペンネに似ているけど、溝がなく、端も斜めにカットされていないパスタ。ペンネより柔らかいけれど、トッピングに負けない存在感があるのがポイント。ナポリでは伝統的に結婚式で供されるパスタで、「ツィータ」は花嫁を意味するのだとか。
その他のパスタ
ラビオリ
チーズが詰まっていることが多い人気のパスタだけど、詰め物の種類は無限。シンプルなソースが合い、すくいやすい。柔らかめの具と合わせるとGOOD。
トルテリーニ
指輪状につまんだ形で、中身の詰まったトルテリーニは楽しい食感が特徴。スープや温かい料理、あるいは冷たいパスタサラダにも。
ラザーニャ
長く、広く、平らなロングパスタで、ひき肉や野菜を使ったソースやチーズなどと重ねてキャセロールに入れ、オーブンで焼いて食べるのがベスト。古代ローマに起源を持つ、歴史あるパスタ。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto
Good Housekeeping