サラダはもちろん、ハンバーガーやタコスなど、加えるだけでいつもの料理を格段に美味しくしてくれる「アボカド」。けれどスーパーに行くと、食べ頃ではない固いものばかりが売られていることも…。
そこで本記事では、アボカドを早く熟成させる方法をご紹介! これらの方法を知っておけば、固いアボカドも今すぐ食べられる♡
2〜3日で熟成させる:紙袋を使う
もし2〜3日待てる余裕があるのなら、紙袋を使った熟成方法がおすすめ!
方法
- 固いアボカドをリンゴまたはバナナと一緒に紙袋に入れ、穴や隙間がないことを確認し、しっかりと密閉する。
- 1日1回は熟れ具合を確認し、2〜3日ほど待てば熟したアボカドの完成!
紙袋で熟成できる理由
アボカドや紙袋の中に一緒に入れたリンゴやバナナは、アボカドの熟成を助けるエチレンガスを発しているそう。そのため、固いアボカドをこれらのフルーツと一緒に紙袋の中に入れておくと、エチレンガスがこもり、アボカドを早く熟成させることが可能になるのだとか。
リンゴやバナナがない場合
もしリンゴやバナナがない場合は、紙袋の底に約5センチほどの小麦粉を敷き、その上にアボカドを置いて紙袋をしっかりと密閉させればOK! 小麦粉がアボカドから発生するエチレンガスを閉じ込める手助けをしてくれ、余分な水分を吸収する役割があるそう。
またこの方法も同様に、2〜3日かかるとのこと。
数時間で熟成させる:オーブンを使う
その日中に食べたい場合は、アボカドをアルミホイルに包んでオーブンで焼いてみて。けれどこの方法は、紙袋を使った場合よりもアボカドの味や食感が多少損なわれる可能性があるので注意!
方法
- アボカドを一つずつアルミホイルでしっかりと包み、オーブン対応の浅めのお皿に並べる。
- オーブンを約90度に設定し、5〜10分ごとにアボカドの様子をチェックしながら、好みの柔らかさまで焼く。
- アルミホイルを取って、アボカドを冷蔵庫の中で1時間ほど冷ます。それでも固い場合は、より長く冷やして。
アボカドがオーブンで柔らかくなる理由
紙袋と同様、アルミホイルがアボカドから放出されるエチレンガスを閉じ込める役割をしてくれることで、早く熟成できるのだとか!
10分で熟成させる:電子レンジを使う
電子レンジを使えば、10分程度でアボカドを柔らかくできるものの、この方法はアボカドがもつバターのような風味や独特の食感が損なわれてしまうよう。
また、アボカドから独特なニオイがする場合もあるので、電子レンジは最終手段として考えて。
方法
- アボカドを半分に切り、種を取り除く。
- 半分ずつラップに包み、好みの柔らかさになるまで中〜高のパワーで30秒あたためる。
- 電子レンジから出して十分に冷えたら、ラップを外し冷蔵庫で約6分冷やす。それでも固いアボカドの場合は、さらに2〜3分ほど冷やして。
アボカドが電子レンジで柔らかくなる理由
これまでの方法と同じで、ラップに包むことでアボカドから放出されるエチレンガスを閉じ込められるのだとか。
熟していないアボカドは食べてもいい?
もちろん、熟していないアボカドを食べても問題ないけれど、食べ頃のアボカドでしか味わえないバターのような食感は体験できないよう。
けれど固くて熟していないアボカドは、焼くなどのひと手間加えたレシピには最適なのだとか! 固さに合わせて食べ方を変えて、さまざまなアボカド料理を楽しんでみて♡
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARISA ISHIMOTO