香ばしい風味とよく効いた塩味が特徴の「ベーコン」は、単体でも楽しめるうえ、サラダやパスタ、ピザなどのトッピングとしても活躍する万能食材。一方で、主な原材料が豚肉であることから、「ヴィーガン生活では食べられない」と諦めている人も多いはず。

今回は菜食コンサルタントのYukaさんが、ココナッツチップスを使ったベーコンのレシピをご紹介。豚肉を使わなくても“ベーコン感”を出すためのポイントを、レシピ動画と合わせてチェックしてみて!

ヴィーガン・ベーコンの作り方

ヴィーガン・ベーコン
Yuka Yamazaki

材料

  • ココナッツチップス…80g
  • ◎米油…大さじ1強(15g)
  • ◎メープルシロップ…大さじ1弱(15g)
  • ◎醤油…大さじ2(30g)
  • ◎塩…少々(0.5g)
  • ◎スモークリキッド…小さじ2/3(3g)
  • ◎黒胡椒…小さじ1/4(0.5g)

※下準備としてオーブンを160度に余熱しておく。

手順

  1. ◎の材料をよく混ぜる。
  2. ココナッツチップスを足して、全体にまんべんなく液を絡める。
  3. クッキングシートを敷いた天板に手順2のココナッツチップスを均等に広げ、予熱が完了したオーブンで7分焼く。
  4. 一度天板を取り出して、ココナッツの焼け具合が偏らないように全体をよく混ぜ、焦げる手前くらいまで追加で5~10分ほど焼く(※オーブンの種類によって焼け具合が変わってくるため、焼き時間は調整してください)
  5. よく冷まし、カリカリ&サクサクしていたら完成。
preview for お肉じゃない!? ココナッツを使った「ヴィーガン・ベーコン」の作り方

作るときのポイント

    • ベーコンは、とても焦げやすいので要注意。焼き時間が残り1分になったらオーブンの近くで焦げないように見守りましょう。逆にあまり焼き色がついていなくて、しっとりとしているときは、1分ずつ追加で焼き、その都度状態を確認するとGOOD。
    • 味のカギとなる材料は「スモークリキッド(くん液)」。少しプラスするだけで、まるで燻製したかのようなスモーキーな風味が出るので、忘れず準備しましょう!

    そのほかのポイント

    • 日持ちは冷蔵庫で1~2週間。
    • ジップロックや密閉容器に入れて保管するのがおすすめ。

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    ヴィーガン・ベーコンをより美味しく作るための最大のポイントは、「スモークリキッド(くん液)」を使うこと。燻製の香りがついた液体状の調味料なので、本来のベーコンがもつ特徴的な風味を再現することが可能になります。

    「このベーコンを作るためだけにスモークリキッドを買うのは気が引ける…」と思うかもしれませんが、スモークリキッドは、ベーコンだけでなく炒め物やパスタソース、スープなど、普段の料理にもプラスして使うことができます。燻製の風味をプラスできる調味料を一つ持っておくと、料理のレパートリーが広がるはず。ぜひトライしてみて!