塩味と旨味、甘味をバランスよく含み、うどんやそば、炒め物や煮物など、幅広い料理に使える万能調味料「めんつゆ」。一方で、一般的にかつお節を含んだものが多く、「ヴィーガン生活をはじめてから使えなくなってしまった」という声もちらほら。
今回は菜食コンサルタントのYukaさんが、かつお節なしで作れるめんつゆのレシピをご紹介。かつお節を使わなくても風味を豊かにするための材料や作るときのポイントを、レシピ動画と合わせてチェックしてみて!
ヴィーガンめんつゆの作り方
材料
- 醤油…150ml
- 酒…150ml
- 本みりん…100ml
- 昆布…2.5g(1枚)
- 干し椎茸※…5g(2個)
※下準備として干し椎茸の石づき部分は取っておく。
手順
- 材料をすべて鍋に入れて中火にかける。
- 煮立ったら弱火にして、さらに約10分ほど煮詰める。
- 火からおろしたら、ざるで濾して昆布と椎茸を取り除く。(ブレンダーに入れて昆布や椎茸を細かくしてもOK)
作るときのポイント
- みりんは“みりん風調味料”ではなく、「本みりん」を使用するのがおすすめ。みりん本来の豊かな風味を感じられて、美味しいめんつゆに仕上がります。
- 取り除いた昆布と椎茸は、刻んでごはんに混ぜたり、炒め物やチャーハンの具材にしたり、スープに入れるのもおすすめ! 捨てずに有効活用しましょう。
- 保存する際は密閉容器に入れて蓋をし、冷蔵庫に入れておく。
そのほかのポイント
- 日持ちは冷蔵庫で2~3週間。
- そば・うどん・そうめんなどの「つけめんつゆ」として使うときは、2倍希釈が目安。
- そば・うどん・そうめんなどの「かけめんつゆ」として使うときは、3倍希釈が目安。
編集部のおすすめアイテム
※ 法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されています。
ヴィーガンめんつゆをより美味しく作るための最大のポイントは、「本みりん」を使うこと。一般的にみりん風調味料も広く使われていますが、精製された糖類を多く含んでいる場合も少なくありません。
一方で、本みりんはもち米や米麴、本格焼酎などから作られ、深い味わいや風味が特徴で、色々な種類のアミノ酸を含んでいます。本みりんを使って、より美味しく、よりヘルシーなめんつゆを楽しんで!