「湿気がたまりやすい胸の部分には、一時的な炎症による発疹が広がる可能性がある」とマーティンさんは指摘。
「特に胸の大きな女性は、乳房の下あたりの通気性をよく保つのが難しく、痛みをともなうような赤い発疹が出る危険があります」
このような一時的な発疹は乳房の下側に沿って出やすいのに対し、炎症性の乳がん由来のものは、皮膚の感触の変化とともに「乳房そのもの」に出やすいのだそう。
また、乳房再建を専門にする形成外科医のコンスタンス・チェン医師によれば、「一時的な炎症によるものでなければ、アレルギーによって発疹が起きていることも考えられる」とのことなので、治療にあたって原因をきちんと見分ける必要がありそう。