すっきりとした味わいが特徴のジン。「ジントニック」や「ジンリッキー」などのカクテルのベースとしておなじみです。
なかでも、近年世界的に人気が高まっているのが、つくり手のこだわりが感じられる「クラフトジン」。日本でも感度の高い人たちを中心にじわじわと注目が集まっています。
この記事では、蒸留酒専門店「&SPIRITS」(東京・中目黒)の店長・黒田亜衣さんとバーテンダー・中島大渡さんに、そもそものジン、クラフトジンの定義や、おすすめの選び方、飲み方についてお伺いしました。編集部が選んだおすすめの商品もご紹介します。
【INDEX】
世界4大スピリッツの一つ「ジン」
スピリッツ(蒸留酒)の一種である、ジン。ウォッカ、テキーラ、ラムと並び、世界4大スピリッツに名を連ねます。
蒸留酒の素となるのは、小麦やトウモロコシなどの穀物に含まれる糖をアルコール発酵させたお酒(醸造酒)。これを熱し、気化したアルコールを冷却・液化させたものが蒸留酒で、醸造酒よりも純度が高くアルコール度数は高くなります。
ジンの風味を左右する「ボタニカル」とは
ベースとなる蒸留酒に、風味づけのためにボタニカル(植物成分)を加えて再蒸留したものがジンです。
ボタニカルは植物素材全般を指し、スパイスやハーブ、フルーツなど、その組み合わせによってそれぞれのジンの特徴が決定づけられます。
ただし、ジンの定義の一つは「ジュニパーベリーを使用すること」。ジュニパーベリーは、ウッディな香りをもつ甘味と苦味のバランスが魅力のボタニカルで、“これがないとジンとは呼べない”という必須条件です。
その他のボタニカルの組み合わせは自由&無限大。黒田さんによれば、国や地域の特産品を使用することで個性やストーリー性を打ち出しているジンが多いと言います。
ジンの発祥
ジンが生まれたのは1660年頃のオランダ。「ジンに欠かせないジュニパーベリーは利尿作用や解熱作用で知られていたため、ジンは元々薬用酒として売り出されました」と、黒田さん。
やがてそのフレッシュな香りが国内で話題となり、お酒として人気を博すことに。当時は、フランス語でジュニパーベリーという意味の「ジュニエーブル」の名で親しまれていました。
さらにその後イギリスに渡ってオランダ国内以上に人気を集めることになり、このときにジュニエーブルが短縮されて「ジン」と呼ばれるようになったと言います。
ジンの度数
「一般的なジンの定義として『アルコール度数が37.5%以上であること』が定められています」と黒田さん。銘柄により、37.5度から50度ほどまで幅があると言います。ビール(5度前後)、白ワイン( 5~14度)、赤ワイン(12~16度)と比べると、倍以上の数字です。
「ネイビーストレングスジン」はジンのなかでも57度以上のもので、その呼び名は18世紀頃イギリス海軍に愛飲されていたことに由来します。
ジンの4つの種類
大きく4つに分類されるというジンの種類について、それぞれの由来や味の特徴を黒田さんに伺いました。
ドライジン
「最もスタンダードなジンで、都会的で洗練された切れ味と爽やかな香りが特徴です。主な産地であるロンドンにちなみ、『ロンドンジン』『ロンドンドライジン』と呼ばれることも」
ジュネヴァ
「オランダやベルギー、フランス、ドイツの一部と、限られた地域で製造されるジュネヴァ。蒸留の際にはもちろんジュニパーベリーが使われますが、ドライジンに比べボタニカルの数が少なく、穀物の風味が残る濃くまろやかな風味ととろりとした飲み口が楽しめます」
オールド・トム・ジン
「瓶詰めの際に2%程度の砂糖(もしくは甘いボタニカル)が加えたものとされ、ドライジンに比べて甘く感じられるのが特徴です。『年老いた黒いオス猫』という意味のオールド・トムという名前の由来には諸説あり、ロンドンにあった猫の形で足から甘口のジンが出てくる“元祖”自動販売機からきているという説や、トムという猫がジンのたるに落ちて甘い味わいがついたという説など、いずれも猫が関係しています」
シュタインヘーガー
「通常は乾燥させたジュニパーベリーを使用するところ、生のジュニパーベリーを使ってつくられるのがシュタインヘーガー。生のジュニパーベリーには糖分が多く含まれているため、甘く豊かな香りと味が楽しめます」
クラフトジンとは
一般的に、大量生産ではない「強いこだわりをもってつくられたジン」のことを指すというクラフトジン。
使用されるボタニカルやその他の原料、製法などに「こだわり」を感じられると言います。黒田さんによれば、最近は特にその地域で生産されたボタニカルを使ったジンが人気だとか!
普通のジンとの違い
「クラフトジンと一般的なジンの違いを明確に定義するのは難しいですが、使用されるボタニカルの種類と数に大きな個性が出るのが前者の大きな特徴です」と黒田さん。
「普通のジンには、ジュニパーベリーのほかにコリアンダーシードやアンジェリカ、レモンピールやオレンジピールなど5〜10種類程度のボタニカルが使用されのが一般的です。一方クラフトジンは、これらの王道なボタニカル以外の地域特有のボタニカルが使われたり、種類の数に大きな差があったりと、ボタニカルに個性が表れることが顕著な違いだと言えると思います」
ジャパニーズクラフトジンの魅力
近年、ユズや山椒、お茶、桜葉など、「日本ならでは」なボタニカルを使ってつくられるジャパニーズクラフトジンの人気が世界的に高まっています。「シーズンごとにボタニカルを変えてリリースしているブランドもあり、日本の四季をジンで表現できるのも特徴」と、黒田さん。
ほかにも、「米焼酎」をベースにつられる製品や、地域特産の素材をボタニカルに使ったものなど、つくり手や地域の個性を楽しむことができるのもジャパニーズクラフトジンの魅力です。
クラフトジンの選び方
様々な銘柄があるクラフトジン。選ぶ際のヒントを黒田さんに聞きました。
「ジンは一本一本驚くほど個性が違います。それぞれのブランドの個性や、ボタニカルの特徴を少しずつ知っていくことで、お好みのジンがきっと見つかるはずです」
産地で選ぶ
世界各国でつくられるクラフトジン。産地で選べば、国や地域の特産品が原料に使われた味わいや、その土地ならではのストーリーを楽しむことができます。黒田さんがおすすめする、産地の特色が活かされたクラフトジンは次の3銘柄!
イタリア
- マルフィ ジン コン リモーネ
「イタリアのアマルフィ海岸にインスパイアされたジンで、イタリアンレモンなどの香り豊かなイタリア産のボタニカルや清らかなモンテ・ヴィーゾの湧き水が使われているのが大きな特徴です」
ベトナム
- サイゴン バイガー ドライジン
「ベトナム最大の都市ホーチミン(旧称サイゴン)初のクラフト蒸溜所がつくるドライジン。サトウキビ由来のベーススピリッツ(蒸留酒)に、サイゴンシナモンやロータスフラワーなど同国を象徴するボタニカルを中心に加えて再蒸留し、飲んだ人をベトナムへといざなうかのような味わいに仕上がっています」
フランス
- クリスチャン ドルーアン ル・ジン
「カルバドス※に使用するリンゴからつくられたフランス産のジン。自社果樹園で栽培される 30 種類ものリンゴをベースとし、ジュニパーベリーのほかジンジャーやバニラなど全8種のアロマをそれぞれ別々に漬け込んで個々に蒸留し、最後にブレンドしたこだわりの逸品です」
※フランスのノルマンディー地方でつくられる、リンゴが原料の蒸留酒。
ボタニカルで選ぶ
ジンのテイストや、クラフトジンの個性を左右するボタニカル。スパイシーなものから爽やかさをプラスするもの、甘みが強いものまで、様々な素材が組み合わせられます。
ここでは、ジンによく使われるボタニカルについて黒田さんの解説をお届け。
ジュニパーベリー
「先述のとおり、ジンに必要不可欠なボタニカル。『ウッディ』と表現されるような、ほんのりビターでハーバルな香りが特徴です」
コリアンダーシード
「コリアンダー(パクチー)は種の部分がジンに使用されることがあります。葉の野生的な香味と異なり、穏やかでほのかな甘みとスパイシーさがあります」
アンジェリカ(セイヨウトウキ)
「ハーブティーにも使われるアンジェリカ。ジンのボタニカルとしてはルート(根の部分)を使用するのが一般的ですが、シード(種子)を使用する銘柄も。ムスクのような甘い香りが強いのが特徴です。シードのほうがよりスパイシーさが感じられます」
リコリス
「ジンに使用されるのは根の部分。森のような爽やかな香りがありつつも、甘みが際立ちます」
カルダモン
「カレーやチャイに使用されることが多く、日本でも知名度の高いスパイス。清涼感のある爽やかな香りと、甘くエキゾチックな香りが特徴的です」
レモンピール
「ジンにはフルーツの皮もボタニカルとして使用されますが、最も代表的なのがこのレモンピール。レモン特有のフレッシュ感のある香りが特徴的で、ジンにシトラスフレーバーをもたらす重要なボタニカルです」
オレンジピール
「レモンピールの次によく使われるフルーツの皮のボタニカル。レモンピールよりも甘くフルーティーな香りです」
ジンジャー
「特有のピリピリ感がある、スパイシーなフレーバーです」
シナモン
「独特の甘さと、かすかな辛味がジンに奥行きをもたらします」
ラベルやボトルのデザインで選ぶ
「ジンをはじめとする蒸留酒は賞味期限がなく、開封しても蓋をすれば常温で保管でき、管理が非常に楽なことも魅力の一つ」と、黒田さん。そのため“飾っておける時間”も比較的長くなるので、ラベルやボトルのデザインも選ぶ際のポイントの一つなんだとか。
個性的でおしゃれなデザインも多いので、ぜひ好みのものを見つけてみて。
初心者におすすめのジン
黒田さんに聞いた“ジン初心者”にもおすすめな王道の銘柄はこちら。
「徐々にご自身の好みを探りつつ、幅を広げていただけると嬉しいです」
黒田さんのお店「&SPIRITS」(東京・中目黒)では、ジンの飲み比べセットや有料試飲を提供。お店の情報は記事の最後で!
「テイスティングができるお店は増えているので、それぞれの個性を味わってみて、お気に入りのクラフトジンを見つけるのはいかがでしょうか」
編集部おすすめのクラフトジン7選
ここでは、編集部が選んだおすすめのクラフトジンをご紹介! ボタニカルの特徴やジンの背景にあるストーリー、ボトルデザインをチェックしてみて。
エシカル・スピリッツ
日本酒がつくられる過程で廃棄される酒粕を再利用した、日本生まれのサスティナブルなクラフトジン。ラベンダーをはじめとするフローラルなボタニカルと、スパイシーなピンクペッパーやカルダモン、花椒が織りなすアロマが、ジンの本場ヨーロッパでも「香水のよう」と絶賛されています。
LAST EPISODE 0 -ELEGANT-
375mL 2,475円(税込)
クローバージン
ベルギーの三姉妹が手がける繊細な味わいのジン。姉妹の関係性を表す「三つ葉」のクローバー(シロツメクサ)がボタニカルのキーとなり、ボトルデザインのモチーフにもなっています。
オリジナル
500mL 4,950円(税込、編集部調べ)
ジェネラス
花柄が美しい白いガラスボトルが印象的なジェネラスジン。天然由来の原料と、精度の高い生産技術を駆使して仕上げられます。
シトラスとフローラルのハーバルな風味をベースにした、苦味、酸味、甘みの理想的なバランスを味わって。
ジェネラスジン
700mL 4,980円(税込、編集部調べ)
ブラウンシュガーファースト
カルダモンやシナモンをはじめとする14種類のオーガニック原料をハーバリストが厳選。香水のように、ファーストノート・ミドルノート・ラストノートと、風味の変化が楽しめます。ポップなでおしゃれなボトルデザインも印象的!
ブラックチャイ・ジン
700mL 6,280円(税込、編集部調べ)
サントリー
ジャパニーズクラフトジン「ROKU(ロク)」は、日本人の職人技が光る逸品。日本を代表する原料を、旬の時期に収穫。桜や柚子、お茶の風味を山椒のスパイシーさが後から追いかけてくる味わいは、まるで日本の四季のよう。
ROKU(ロク)
4,100円(税込、編集部調べ)
季の美(KINOBI)
2016年8月に日本で初めて誕生したジン専門の蒸留所、京都蒸留所で作られる「季の美」。米をベースに、玉露や柚子など、京都らしいボタニカルが使われていることで、海外からの注目を集めています。
トラディショナルなロンドンのドライジンに和のテイストが加わった味わいを楽しんで。
京都ドライジン
700mL 4,309円(税込、編集部調べ)
養命酒製造
クロモジの香りが特徴的なクラフトジン「香の雫(かのしずく)」にハーブを漬け込み、グレープフルーツ果汁をブレンドしたカクテル。甘さのなかにショウガや山椒のスパイシーな風味が引き立ち、余韻のある味わいを楽しめます。
2種のグレープフルーツとハーブのクラフトジンカクテル
300mL 968円(税込、編集部調べ)
クラフトジンのおすすめの飲み方
個性豊かなクラフトジンの味わいを楽しむためのおすすめの飲み方を、黒田さんと&SPIRITSのバーテンダーである中島さんに聞きました。
ストレートで飲む
「風味をダイレクトに感じられ、じっくりと楽しむことができる飲み方です。温度の変化やアルコールの揮発具合によって変化する、香りや味わいを楽しんでみましょう」
中島さんのおすすめは「ボタニカルを探しながら飲むこと」だそう。
「商品の公式サイトや、ボトルのラベルに記載されているボタニカルをイメージしながら、自身の味覚が正しいかどうか、答え合わせをしながら飲んでみてはいかがでしょうか」
度数が高い状態で飲むことになるので、チェイサーを用意してゆっくり飲みましょう。
ロックで飲む
氷を入れたグラスにお酒を注いで味わうロック。
「飲み進める過程で氷が溶けるので、アルコール度数が徐々に下がることによる味わいの違いが楽しめます。ストレートでは気がつきにくかったボタニカルやスパイスの味わいが際立って感じられることもあるはず」
ただし、氷が溶けるとジンの味が薄まりすぎてしまうことも。そうなるのを避けたい場合は、必要以上にステア(かき混ぜること)をしないのがおすすめとのこと。
割って飲む
ジンをつかったカクテルの美味しさや本格的な味わいを自宅でも手軽に楽しむためのコツを、&SPIRITSバーテンダーの中島さんが教えてくれました。
トニックで割る
ジンをトニックウォーターで割る、爽やかな味が魅力のカクテル。
ジンとトニックウォーターを混ぜ、最後にライムをのせたら出来上がりです。事前にグラスを冷凍庫で冷やしておくと美味しさがUP!
「実は、トニックウォーター選びも重要なポイント。多様なジン×トニックウォーターの組み合わせで、無限の可能性を楽しめるのもジントニックの魅力だと思います」
ソーダで割る
近年、人気を集めている飲み方が「ジンソーダ」。炭酸の弾ける爽快感にジンの香りが立ち、さっぱりとした飲み口です。
万能なソーダは食事に合わせやすいのも大きなポイント。「ジンの風味もしっかりと感じられるのでおすすめです」と中島さん。
「食事のおともとして、ハイボールやレモンサワーの代わりに楽しんでみてはいかがでしょうか」
お湯で割る
ホットワインや熱燗のように、温めても美味しいクラフトジン。温度が上がることで香りがふわっと広がるので、ボタニカルのアロマをより楽しめる飲み方です。
自宅でつくるときのポイントは、先にお湯をグラスに注ぎ、後からジンを入れること。
「温度差によって生じる対流で自然と混ざり合うので、激しくかき混ぜなくても大丈夫です。お湯だけでは少し物足りなく感じるという方は、お好みで砂糖や蜂蜜を加えてみるのもおすすめですよ」
&SPIRITSでは、冬期に “飲むアロマテラピー” として「ジンのお湯割り」を紹介しているのだとか。ジンジャーやカルダモンなどのボタニカルがつかわれているジンを、ハーブティー感覚で選んでみたい!
そのほか、ジンをつかったカクテルには、映画のキーモチーフとしてたびたび登場する「マティーニ」や、ライムジュースやソーダと合わせたキレのある「ジンリッキー」など、たくさんの種類が。色々な楽しみ方に挑戦してお気に入りのカクテルを見つけてみて。
バーテンダーとしてカウンターに立つ中島さんは、「バーテンダーが変われば、同じカクテルでも味わいに大きな違いが出てくる」と言います。
「バーテンダーは料理人と一緒で、素材に対する深い理解に日々努めています。ただ混ぜているだけのように見えて、バーテンダーそれぞれにこだわりやメソッドがあるんです。使用するジンや副材料、作り方にもこだわりなどが必ずあるはずなので、バーテンダーとそんな話に花を咲かせてみるのも楽しいかなと思います」
クラフトジンに合うおつまみ
では、ジンにはどんなおつまみが合うのでしょうか? 中島さんにおすすめを伺いました。
浅漬け
「シソが入っているものを選んだり、タイムやローズマリーなどのハーブを添えたりして、ジントニック、ジンリッキーと組み合わせるのが個人的な鉄板です。ジンも浅漬けも共通して清涼感があるので、相性が良いです」
西京漬(野菜)、べったら漬け、わさび漬け
「浅漬けに比べて味が濃いものは、ストレートやロックで飲む際に合わせることが多いです。個人的な感覚ですが、ジンと漬物の組み合わせは9割方マッチします。1割くらいの確率で『うーん、これはちょっと違うかな?』なんてときもありますが、概ね最良のペアリングと言えそうです」
ジャーキー
「肉料理とよく合うジン。おつまみならジャーキーを推します。お肉の油っこさと塩っ気がジンの清涼感でリフレッシュされ、ボタニカルとスパイスの風味によって食欲が促進されます。バーではビーフジャーキーがメニューにあることが多いですが、最近ではささみジャーキーやポークジャーキーなど、変わり種も増えてきています」
ドライフルーツ
「ドライフルーツもジンのおつまみにぴったり。特に、レモンピールやオレンジピールがボタニカルに使用されているジンは相性抜群ですね」
カレー
「おつまみではないですが、『ジントニックとカレー』の組み合わせもおすすめしたいです。どちらもスパイスを使用しているという共通点がありますが、カレーのスパイシーさ、ジンの清涼感、トニックウォーターのほのかな甘味のハーモニーは『ハイカラ』※以上!」
※ハイボールと唐揚げ。
今回お話を伺ったのは…
アンドスピリッツ株式会社 代表取締役 / &SPIRITS 店長 黒田亜衣さん 、
&SPIRITS バーテンダー 中島大渡さん
&SPIRITS(アンドスピリッツ)
東京都目黒区上目黒1-14-6 メゾンベルウッド1F/B1F
Tel. 03-6416-5417
営業時間:12:00-23:00
※Bar BenFiddich &SPIRITS:毎週金曜、土曜 18:00-23:00
定休日:なし
お支払い方法:キャッシュレス決済のみ(現金使用不可)