「複数恋愛」実践者が、聞かれて困る11の質問

「楽しく自由に恋愛している」イメージだけど…周りからの質問に困る側面もあるよう

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"複数恋愛"(英語では「Polyamory(ポリアモリー)」または「Open relationship(オープンリレーションシップ)」)とは、パートナー同士が認め合った上で、複数の人と恋愛するスタイルのこと。例えば結婚していても、夫/妻以外にも交際相手を持ち、そのことをお互いに秘密にせず"オープン"にする関係を指す言葉なんだそう。

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日本ではまだ一般的ではない概念だけど、欧米ではドラマや映画で取り上げられることも増えている模様。ただ、自由に楽しく恋愛しているというイメージではあるものの、周りから答えにくい質問をされて頭を悩ませることも多いのだとか。そこで「複数恋愛実践者が聞かれて困る質問集」をコスモポリタン アメリカ版から。今後周りにも実践者が増える可能性がある恋愛形態なので、知っておいて損はない…かも?

1.「複数恋愛って、ちょっと自分勝手な考え方じゃない?」

複数恋愛の情報サイト<Multiamory>を運営するジェイスさん(34歳)はこれについて、「僕にとっては、モノガミー(1人の人とだけ付き合う、11の恋愛関係)の方が、複数恋愛よりもずっと身勝手だと思います。パートナーを自分だけで独占しているわけですから」と回答。

2.「彼に利用されているだけじゃない?」

トリーさん(27歳)はこの質問を「おせっかい、かつ性差別的な質問」と指摘。「(複数恋愛をしていると言うと)ほとんどの人は、これは男性パートナーからの提案で、女性は彼に合わせて黙認しているだけと考えるようです。でもそんなことはありません。私の場合、彼と十分に話し合い、2人が守るべき"境界線"についてもしっかり合意しています」。

3.「(複数恋愛の相手と)本気で恋愛してるの?」

「この手の質問にはウンザリ」と語るルーカスさん(29歳)。この質問をされた場合、彼は「…その質問、本気で聞いてる?」と逆質問するのだそう。

4.「お互いに嫉妬しないの?」

この質問に対するマシューさん(26歳)の意見は、「嫉妬は時に問題になりますが、でもこれって複数恋愛だけのことではないはず。どんな恋愛でも同じなのでは?」というもの。彼によると、複数恋愛支持者が"嫉妬"の反対語として使う「Compersion(コンパーション)」という言葉があるんだそう。「コンパーションとは、パートナーに自分以外の交際相手ができた場合、その関係性を認めて喜んであげることを意味します。僕の場合もパートナーに別の恋人ができたら、嫉妬心に燃えるどころか、パートナーの幸せを嬉しく思うけど」。

5.「真剣に誰かと交際する心の準備ができてないのね?」

ジェイスさん曰く、こういった質問は彼に好意をもっている(と思われる)女性が気を引くためにすることが多いそう。でもこういった言葉は逆効果なんだとか。「僕が知る限り、(複数恋愛をしている人たちの)ほとんどが真剣に交際しています。加え、付き合う上でのルールなど、じっくりコミュニケーションをとるべき点がたくさんあります。ですから相手とよく話をし、相手に真摯に向き合うことに繋がるんです」。

6.「複数恋愛って、結局はうまくいかないものなんでしょ?」

これは複数恋愛についてよく知らない人が、ついしてしまいがちな質問なのだとか。でもどんな恋愛にも失恋や破局はつきもの。つまり、「複数恋愛だからうまくいかない」という法則は成り立たないはず。「何を根拠に『うまくいかない』と思うのか分かりません」とトリーさんはコメント。

7.「一体何人と付き合ってるの?」

「一見シンプルな質問だけど、複数恋愛の場合、"パートナー"と"友だち"との境界線がはっきりしない場合も多いので、実は答えに困る質問なんです」とジェイスさん。「僕の場合、海外に住んでいるので年に数回、お互いを訪ねたときしか会えないパートナーもいるし、ハグやキスはするけれど、セックスはしないパートナーもいるんです」。

8.「あなたたち、いつになったら真剣に付き合うの?」

トリーさんによると、この質問の真意は「いつになったら複数恋愛をやめるの?」ということなんだそう。11の恋愛だけが"真剣交際"だと思っている人は、こういった質問をしがちなんだとか。「でも私たち複数恋愛実践者が、モノガミーと同じ土俵にあがる必要はないはず。複数恋愛として成熟した関係を目指せばいいだけのこと」。

9.「あなたとパートナー、どちらの方が恋人の数が多いの?」

「そんなの関係ある? 何人恋人がいるかを誰かと競ってるわけじゃないし」とトリーさん。

10.「複数恋愛にしか興味がないの?」

これも複数恋愛実践者にとって、かなり失礼な質問に当たるのだとか。こういった質問をされるたび、『性の進化論――女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか?』が巻き起こした論争を思い出す、とマシューさん。著者のクリストファー・ライアン氏は「(現実社会ではモノガミーが主流であるものの)人間はモノガミストとして進化したわけではなく、(これは)生涯に何人もパートナーを持つ(ことでも明らか)」と語っているそう。

11.「複数恋愛をしてるって、どう(自分の)子どもに説明するの?」

「子どもについては何も計画していないけど、もし生まれたときはきちんと向き合って説明するつもりです」とトリーさん。「でもこういったことはとても個人的なこと。他人が干渉することではないんじゃないでしょうか」とも。

今は恋愛や結婚に対する価値観が実に多様な時代。彼らの語る意見は複数恋愛実践者のみならず、時には他の恋愛ケースにおいても、質問するうえで意識する必要があることなのかもしれませんね。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US

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