美しい♡世界の華麗なるロイヤルウエディング【前編】
世界各国の美しいウエディングを振り返り!
ロイヤルウエディングと言えば、超豪華なセレモニーにゴージャスなドレス、きらきら輝くティアラを思い浮かべますが、各国の王室のウエディングにはそれぞれのお国柄が表れるもの。<TOWN&COUNTRY>が、過去70年で最も美しく印象的だったロイヤルウエディングを振り返ります。まずは前編から!
モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー&ソラヤ王妃(イラン)
1951年、イラン皇帝モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィーと結婚し、王妃となったソラヤ。式で着たのは、真珠とダイヤモンドと羽根をあしらった、重さ44ポンド(約20キログラム)のクリスチャン・ディオールのドレス。
レーニエ3世&グレース公妃(モナコ)
1956年、当時ハリウッドスターだったグレース・ケリーは、レーニア大公と結婚してモナコ公妃に。まさにシンデレラストーリー♡ 1982年にはグレースが悲劇的な自動車事故で亡くなり、2005年にレーニエ3世も亡くなりましたが、3人の子どもと11人の孫がその後を継いでいます。
モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー&ファラー・パフラヴィー皇后(イラン)
1959年、イラン皇帝は3番目となる妻ファラーと結婚。イランの首都、テヘランのゴレスタン宮殿で挙式しました。ファラーが着用したのはイヴ・サンローランのドレスと、世界最大級のピンクダイヤモンドの入ったヌール・ウル・エインのティアラ。ファラーは後に皇后の称号を与えられましたが、イラン革命によって皇帝とともに亡命を余儀なくされました。
マーガレット王女&アンソニー・アームストロング=ジョーンズ(英国)
1960年、エリザベス女王の妹であるマーガレット王女は、カメラマンのアンソニー・アームストロング=ジョーンズと結婚。ウェストミンスター寺院にて挙式しました。王女が「一般人」と結婚したのは、400年ぶりだったとのこと。
アン王女&マーク・フィリップス(英国)
1973年、エリザベス女王の長女であるアン王女とマーク・フィリップス陸軍少尉はウェストミンスター寺院で挙式。2人の子どもを授かりました。
チャールズ皇太子&ダイアナ妃(英国)
1981年、チャールズ皇太子とレディ・ダイアナ・スペンサーはセント・ポール大聖堂で結婚式を挙げました。「世紀のウエディング」と呼ばれました。
アンドリュー王子&セーラ・ファーガソン(英国)
ダイアナ妃の紹介を通じて出会ったという、エリザベス女王の第3子アンドリュー王子とセーラ・ファーガソン。1986年にウェストミンスター寺院で挙式しました。
ヘレン・テイラー令夫人&ティム・テイラー(英国)
1992年、ケント公爵の娘ヘレン・ウィンザーは、著名アートディーラーのティム・テイラーと結婚。挙式はウィンザー城内の聖ジョージ礼拝堂にて。ウエディングドレスはキャサリン・ウォーカーによるもの。
アブドゥッラー2世&ラーニア王妃(ヨルダン)
ディナーパーティで出会ったというヨルダン王アブドゥッラー2世とラーニア。1993年にザハラーン宮殿で挙式しました。
皇太子徳仁親王&雅子皇太子妃(日本)
2019年、天皇と皇后の位を継承する皇太子と雅子妃。2018年には結婚25周年を迎えました。
パウロス王太子&マリー・シャンタル・ミラー王太子妃(ギリシャ)
今は亡命中のギリシャ王太子パウロスとマリー・シャンタル・ミラー王太子妃は、ロンドンにあるギリシャ正教の聖ソフィア大聖堂で結婚式を挙げました。ヨーロッパ中から名だたる貴族が参列したそう。
エドワード王子&ソフィー・リス=ジョーンズ(英国)
1999年、エリザベス女王の三男であるエドワード王子は、PR会社役員のソフィー・リス=ジョーンズとウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂にて挙式。2人はウェセックス伯爵と伯爵夫人の称号を与えられました。
ホーコン王太子&メッテ=マリット王太子妃(ノルウェー)
2001年8月、ノルウェー王太子とメッテ=マリット・ヒェッセム・ホイビーはオスロ大聖堂にて結婚式を挙げました。麻薬に手を染めていたというメッテの過去が婚約中に公になり、一大スキャンダルになりましたが、婚約発表後の会見で過去の過ちを涙ながらに国民に謝罪。正直な姿勢が国民の支持を得ました。さらに王太子は、メッテを支えるという固い意思を示すため、式ではバージンロードを歩く彼女に付き添ったとのこと…♡
マッタ・ルイーセ王女&アリ・ベーン (ノルウェー)
2002年、ノルウェー王ハーラル5世の唯一の娘であるマッタ・ルイーセ王女は、長年の友人であり作家のアリ・ベーンと結婚。ノルウェーのトロンハイムにあるニーダロス大聖堂で挙式しました。
ヨハン・フリーゾ・ファン・オラニエ=ナッサウ王子&メイベル・ウィサスミット(オランダ)
オランダ国王ウィレム=アレクサンダーの弟であるフリーゾは、2004年にメイベルと結婚。メイベルの過去の異性関係から国民の大反対を受け、王位継承権を放棄しましたが、2人の娘に恵まれ幸せな家庭を築きました。
アルムタデー・ビラ王太子&サラ王太子妃(ブルネイ)
2004年、ブルネイ王太子はペンギラン・アナク・サラと結婚。ブルネイでは、伝統的に何日にもわたって結婚式が執り行われるそう。挙式前には、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで一連の儀式が行われました。
デイヴィナ・ルイス令夫人&ギャリー・ルイス(英国)
2004年、グロスター公爵リチャード王子の娘であるデイヴィナは、バリ島での休暇中に知り合った大工のギャリー・ルイスと結婚。挙式はケンジントン宮殿にて。
フェリペ6世&レティシア王妃(スペイン)
2004年、後にスペイン王と王妃となるフェリペとレティシアは、マドリッドにあるアルムデナ大聖堂にて結婚。2人の娘に恵まれました。
フレデリック皇太子&メアリー皇太子妃(デンマーク)
2004年、フレデリック皇太子とオーストラリア・タスマニア州生まれのメアリー・ドナルドソンは、デンマークのコペンハーゲンにて結婚式を挙げました。