仲良し夫婦で有名な、俳優アシュトン・カッチャーと女優ミラ・クニス。＜E! News＞によれば、地元のアイオワ州で、礼儀や人格を育むことに尽力したロバート・D.レイの名を冠した『ロバート・D.レイ・ピラー・オブ・キャラクター賞』を、良いキャラクターのロールモデルとしてアシュトンが受賞。妻ミラ、2人の子供について感謝の気持ちを語った。
2人の出会いは1998年に始まったドラマ『ザット'70sショー』で、ミラは「当時14歳で、初キスの相手がアシュトンだった」と告白。アシュトンはデミ・ムーアと結婚したものの2013年に離婚。ミラもマコーレ・カルキンと10年間交際の後、破局。その後、2015年に長い友達期間（恋愛関係の始まりはセックスフレンドだったそう）を経て結婚に至ったという経緯がある。
その後、ミラは2014年に女の子、2016年に男の子を出産。母になってから、夫婦生活については「時々は2人だけの時間もつくるようにしているわ。でも子供たちが朝7時には起きちゃうから、あまり夜遊びはできないの（笑）」とコメント。
アシュトンは、まず受賞の感想をこのように話した。
キャラクターは、ツラいときをどう乗り越えるかでできるもの。人生は勝ちとか負けとかではなくて、失敗から学ぶこと。自分の元にやってくる出来事をどう受け取ることができるかなんだ。
愛や優しさ、楽観さを持ち、そして心の中にある何かの、さらに上を求め続けているなら、あなたは幸運な人です。だからこの賞はあなたのためのものでもあります。そして僕の家族のため、僕の4人の両親のため。毎日そのキャラクターで、僕を叩き直してくれる妻のためのもの。
妻とのエピソードについても、
今日の朝、妻は起きて、そのキャラクターで僕を叩き直してくれた。僕は、妻が起きる前に子供たちの世話をして…妻を少し眠らせて「僕は最高だ」と思ってたんだ。でも彼女は「あなた、いま疲れたように振る舞ってるわよね？ 私は毎日やっているのよ」って言ったんだ。これこそキャラクターを表す瞬間ですよね。だって、彼女は正しいのだから！
とコメント。また、子供を持つこと、親でいることは「人格形成の素晴らしいレッスン」だと続けた。
妻と僕は子供を持ったときに本当に素晴らしい喜びを分かち合ったんだ。生まれてすぐ、僕は両親に電話して「ごめん。僕のことをどれだけ愛してくれてたかを知らなかったよ」って言いたくなったくらい！
アシュトンは、何かとゴシップ誌のターゲットになることも多く、18歳で高校に侵入し窃盗罪に問われたり、ビジネスで失敗をしたり、離婚も…と、とても平坦とは言えない人生だったともコメント。しかし失敗から学び、名誉ある賞を受賞できたのは、前向きに進み続けたから！ 愛する家族とともに、これからどのような活躍を見せてくれるか楽しみですね。
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text: yoko
