スポーツを楽しむ人向けSNSアプリを提供するStrava(ストラバ)は、3月の国際女性史月間に寄せて、歩くことが寄付につながるプロジェクトを始動。
Hot Girl Walk™ Unitedという今回の取り組みは、3月31日までに4マイル(約6.4キロ)のウォーキングを達成することで、女性の運動参加を支援する国際的な団体に4ドルが寄付される、というもの。
日ごろからランニングを楽しんでいるというモデルのHibariさん、アクティビストでフィットネストレーナーを務めるYuinaさんという二人のCOSMO LEADERも参加! 二人の感想も交えて、今回の取り組みについて紹介します。
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健康のためだけじゃない。散歩が秘める力
Hot Girl Walk™ Unitedチャレンジは、SNSでブームになっているHot Girl Walk™とのコラボで実現しました。
Hot Girl Walk™は、2022年春ごろから流行しはじめた、海外インフルエンサーのミア・リンドさんが考案したもの。4マイル(約6.4キロ)歩きながら思考を整理して、心身ともに“高めよう”という内容です。
“HOT(=ホット、魅力的)”といっても、それは「運動して痩せてきれいになろう」と呼びかけているわけではなく、運動することで得られる達成感や自己肯定感を育むことを目標としています。
ミアさんがおすすめしているのは、次の3つについて考えること。
- 日々感謝していること
- 自分がどれだけホット(魅力的)な人間であるか
- 達成したいこと
ただ漠然と歩くのではなく、自分と向き合いながら歩くことで自己肯定感を高められるはず。
いつものウォーキングが、寄付につながる
寄付活動に参加するには、Stravaのアプリ上で登録を済ませたあと、「グループ」欄から「Hot Girl Walk™ Unitedチャレンジに参加」を選択。この後にアプリを使ってウォーキングをすると、歩いた距離がチャレンジ達成に向けて自動的に集計されます。チャレンジの参加者は全世界から18万人を超え、すでに5.6万人以上がウォーキングをStravaに記録しています。
チャレンジを達成すると、達成者1名ごとに4ドル(約540円)、最大総額25万ドル(約3400万円)が、Stravaから「GRLS」とONSIDE基金へ寄付されます。
「GRLS」は、スポーツの場におけるジェンダー平等や経済格差の是正に取り組む女性支援団体のWomen Winが主催。スポーツや体を動かす遊びを通して、社会参加の機会の拡大や、リーダーシップの育成を育むことを目標に据えています。
1週間の運動時間は、女性の方が約15%も少ない
そもそも、女性のスポーツ参加のハードルはいまだ鍛えることが「“女性”らしくない」と思われていたり、安全性のために時間帯を選んで運動をしなければいけなかったりと、女性にとって障壁があるという現状もあります。
Stravaのアプリに参加するコミュニティを対象とした調査・分析では、次のような傾向が明らかになったといいます。
「週当たりの運動時間は女性の方が15%ほど少なく、日本においても同様の差が見られます。また、年代別に見ると、日本では18歳~29歳の女性は、同年代の男性に比べて運動時間が24%少なく、最も大きな差がありました」
「さらに、日本の女性は男性よりも夜明け~日の出の時間帯に運動する割合は52%低く、日没後に運動する割合は14%少ないようです」
「時間帯の傾向については、安全面の心配だけでなく、家事や育児の負担が女性に偏っているなど、日常的に運動を行なおうと思っても、時間を確保することが難しい背景があることも推測されます」
Stravaはこの現状に目を向け、今回の取り組みを通して女性のスポーツ参加を後押しすることにしたのです。
「共有することがモチベーションアップに!」
COSMO LEADERで、日ごろからスポーツを楽しむHibariさんとYuinaさんもこの取り組みに賛同し、チャレンジに参加中。そこで、アクティブウエアに身を包んだ二人のウォーキングにコスモポリタン編集部が密着!
Hibariさん
Yuinaさん
Stravaとは
“活動記録”がそのまま投稿になる!
Stravaは、世界で1億以上のユーザーを持つ身体を動かす人のためのSNS。ランニングやサイクリングからヨガ、ヨットまで、全部で47種類のスポーツやワークアウトの記録が投稿できます。
アクティビティを共有してやる気を管理をしたり、運動仲間とつながったりすることができ、気軽に楽しみたい人から本気で取り組む人まで誰でも簡単に参加が可能! あらゆる人の運動習慣に寄り添います。
問い合わせ先:Strava(ストラバ)