基礎知識が身につくと、飲みたいという気持ちが高まってくるもの♡ そこで、先程基礎知識を教えてくれたソムリエの鈴木さんにおすすめを伺うと「本場フランスで愛されている1964年に創立されたメゾン『シャンパーニュ・ジャカール』のシャンパンはいかがでしょう?」とのこと。

特徴の"軽やかでフレッシュ、フルーティーな味わい"は、コスモポリタン読者にも親しまれやすそう! 「世界70カ国以上で展開され、フランスではエールフランスのビジネスクラスで提供されています。また、ノーベル賞の公式晩餐会で使用されたことも」。メゾンとしては比較的若いものの、これだけの展開を遂げるその魅力的な味わいの秘密はどこにあるのか…早速リサーチ!

シャンパンの基礎知識pinterest
Champagne Jacquart

「シャンパーニュ・ジャカール」が造り出す味わいの秘密

①栽培農家の多さや広大な畑

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CHAMPAGNE JACQUART

「ジャカールは、1800軒ものブドウ栽培農家と、2200ヘクタールのブドウ畑から創り出されます。そのほとんどは格付されたグラン・クリュ(特級畑)、プルミエ・クリュ(1級畑)です」と、広大な土地を所有していることが最大の強み。この広さ、なんとシャンパーニュ地方の7%にも及ぶそう! 広大かつ様々な特色のある土地を所有することで、豊富な果汁を共有できるのだとか。 

「広大な畑を持つおかげで、天候に左右されず最良のぶどうを収穫できます。日本のワイナリーだと、12ヘクタールでも広いと言われているんですよ!」と鈴木さん。

②現代の価値観を取り入れたシャンパン造り。責任者を務めるのは女性!

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CHAMPAGNE JACQUART

以前、世界的に有名な『ヴ―ヴ・クリコ』の醸造チームで働いていた、フロリアンヌ・エズナックさんが2010年からジャカールの最高醸造責任者を務めている。女性の醸造責任者というのは、シャンパンメーカーでは非常に珍しいことなのだそう。"ブドウ本来の味わいを、素直にワインに反映すること"がエズナックさんの哲学だという。栽培農家が手塩にかけて育てたブドウの良さをナチュラルにワインに反映させることで、果実味とキレのいい酸味を実現している。

彼女に白羽の矢が立てられた理由について、「培ってきた若く、モダンな彼女ならではの感覚が、より新たなスタイルを確立していくために必要とされました。生産者やブドウの個性や香りをフレッシュな感覚で見極められる彼女の才能が活かされることで、品質も向上していると評判なんですよ」と鈴木さん。


ここまで聞くと「飲んでみたい!」という人が多いのでは? 実は試飲できるイベントが、11月21~27日の7日間、新宿伊勢丹で開催されるんです!

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