女性も性的にオープンな時代になってきたとはいえ、「初体験は特別で大切なもの」と考える人のほうがまだまだ多いはず。
そんな中、18歳のある女の子の決断が物議を醸しているよう。
ルーマニア出身のアレクサンドラ・ケフレンさんが「処女をオークションにかける」という計画について初めて語ったのは、昨年11月にイギリスのTV番組『This Morning』に登場した時のこと。
番組の中で、彼女はその理由について「大学の学費を払うため、また、家が抵当に入れられ間もなく追い出されてしまう両親を救うため」と語り、話題に。
彼女の発言には出演者たちもかなり驚いたようで、メイン司会者のフィリップ・スコフィールドは「僕は、君とほど近い年齢の2人の娘を持つ父親だ。だから言わせてほしいんだけど…頭でもおかしくなったのかい? 健康面や安全面をきちんと考慮してるようには見えないよ。一体どう思ってるの?」と動揺を隠せない様子。
この時の放送は大きな反響を呼んだようで、SNSにはアレクサンドラさんへの同情の声を寄せる人も。
自分の処女を売りたいなんて、純粋にこの子が心配だし、怖いわ。彼女には誰かの助けが必要よ。
彼女はお金のことに必死で、全体が見えなくなっちゃってるのよ。こんなのおかしいわ!
ちなみに当初、彼女がオークションで提示すると言っていた価格は85万ポンド(約1億1,800万円)。オークションへの出品は、ドイツに拠点を置く「Cinderella Escorts(シンデレラ・エスコート)」というエージェントを通じて行われたのだとか。
そして今週、その落札価格が明かされることに。
<Mirror>が29日(現地時間)に報じたところによると、その価格はなんと230万ユーロ(約2億7,500万円)! 落札したのは香港のビジネスマンで、アレクサンドラさんが彼とすでに関係を持ったか否かは不明とのこと。
確かにこれだけのお金があれば、学費の支払いや借金の返済もできるだろうけど…と思いきや、昨年12月にアレクサンドラさんの叔父が「アレクサンドラの両親はお金に困ってなどいない」と発言したことにより、彼女の家庭の事情に関するコメントは嘘なのでは?という疑念も浮上しているよう。
そしてもう1つ、やっぱり気になるのが彼女のご両親の反応。同じく彼女の叔父が昨年語ったところによると…
彼女の両親はもちろん大反対してます。娘がなぜこのようなことをするのか、理解できない様子でした。やめるようにアレクサンドラに懇願しましたが、彼女は「私はもう18だし、私の体をどう扱うかは私の自由でしょ」と言い放ったんです。
結局、彼女がなぜこのような選択をしたかは不透明なのが現状。しかし理由はどうあれ、「処女をオークションで売った」という事実は、まだしばらく波紋を呼びそうです。