健康的なカラダづくりや体調維持のサポートとして、日常的にプロテインを摂取している人は少なくないはず。特に長期保存が可能なプロテインパウダーは、大容量のものを買ってストックしているというケースも。

そこで知っておきたいのが、プロテインパウダーの正しい保存方法。本記事では、プロテインパウダーの賞味期限や状態の見分け方、そして保存方法などを解説します。


【INDEX】

  • 状態や品質の確かめ方
  • 保存方法

状態や品質の確かめ方

他の食品と同じように、プロテインパウダーの「賞味期限」はその製品の品質や状態で十分である時期を表すものと、米ラトガーズ大学の教授で食品科学の専門家であるドナルド・シャフナー博士は説明します。

「国際食品情報協議会」の食品技術コミュニケーション・シニアディレクターであるタミカ・シムズ博士も、この目安について同意。一方で、賞味期限はあくまで品質を担保するものであって「安全性を担保するものではない」とも話しています。

では、プロテインパウダーの安全性を見極めるにはどうするべきなのでしょうか。

食の安全性と公衆衛生についての啓発や情報提供なども行う「STOP Foodborne Illness」CEOのミッチ・バウム氏は、食品の安全性を判断する基準について次のように話しています。

「食品の腐敗や劣化が進んでいないかを見極めるには、質感や色、においや目視できるカビの有無などを自身で判断する必要があります。プロテインパウダーのような乾燥加工食品は、少量の脂肪分によって固まり方や味が変化することがあります」

また、そもそも賞味期限を過ぎた食品を購入しないことも重要です。

close up whey protein measuring spoon over open package bag
iprogressman//Getty Images

保存方法

プロテインパウダーをできるだ購入時に近い品質で保つには、適切に保管することが大切です。基本的には、パッケージに記載されている保存方法に従い、直射日光や湿気の多い場所を避け、しっかりと密封した状態で保存しましょう。

プロテインパウダーのような乾燥食品にはカビやバクテリアが繁殖するほどの水分を含みにくいと、バウム氏は説明。一方で、プロテインパウダーを冷蔵庫で冷やすと、温度の変化によって影響を受けたり、固まってしまう可能性も。

また、冷蔵庫の上などの温まりやすい場所に置いておくことは、加熱による影響を受ける可能性があるので避けましょう。

※この翻訳は抄訳です。
Translation:ARI
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