外はカリカリ、中はふっくらジューシーなフライドチキンは、お腹も心も満足させてくれるもの。お気に入りの店でテイクアウトするにせよ、自宅で手づくりするにせよ、最も美味しい状態で食べたいはず。
そこで本記事では、冷めたフライドチキンを温め直すときのアドバイスをお届け。簡単にカリッとした食感をよみがえらせることができる方法を、<カントリーリビング>からご紹介します。
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残り物のフライドチキンを食べても大丈夫?
多めに買ってしまったり、つくってしまった場合に、一度に食べきれないこともあるはず。では、フライドチキンはどれくらい保存がきくのでしょうか。
米農務省によれば、チキンに完全に火が通っていて、調理されてから数時間のうちに適切にラップをして保存されていた場合は問題ない一方で、「4度〜60度の室温で、2時間以上放置されたものを食べるのはバクテリアが増殖しやすく危険」とのこと。
上記に該当する場合は、食べるのを控えましょう。
フライドチキンを温めなおす方法
フライドチキンに限らず、肉を温め直す際に大事なのは、水分バランスを保つこと。
たとえば電子レンジは、食べ物に含まれる水の分子に働きかけることで加熱するものなので、柔らかくなり過ぎることも。また、オーブンを使った場合も、気をつけないと肉が乾燥し、硬くなる可能性が。
揚げたてになるべく近い味わいを復活させるには、以下の方法を試してみて。
- 室温に戻す
温め直す20分〜30分前に、冷蔵庫から出しておきます。オーブンで加熱する時間を短縮し、それによって過度な乾燥を防ぐため、あらかじめ室温に戻しましょう。 - オーブンを200度に余熱し、焼き網に乗せる
チキンが角皿にくっつかないよう、オーブン皿の上に焼き網を乗せるのがポイント。そうすることで、フライドチキンのまわりの空気が循環し、パン粉がベチャッとするのを防ぐことができます。
付属の焼き網がなければ、オーブン用の網を別途購入してもOK。 - 一気に焼き上げる(15分ほどオーブンで焼く)
フライドチキンの内部を、米農務省が推奨する約70度まで温め直せばできあがり。加熱の目安は、200度に余熱したオーブンで15分程度。肉を乾燥させることなく、おいしく食べられるのだそう。 - 加熱した後は、傷まないうちに、なるべく早く食べるようにして。
温めすぎるとチキンが固くなってしまうので注意を。小さなピースは大きいピースより先にできあがるので、食品温度計を使って一つ一つの温度を確認し、できあがったものから取り出すと、加熱のしすぎを防ぐことができます。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto
Country Living