パンケーキは日本でも人気の食べ物の一つですが、欧米には「パンケーキ・デイ」という日が存在することは知っていますか? 本記事では、キリスト教のイースターとの繋がりが深い「パンケーキ・デイ」の概要や、おすすめのレシピをご紹介♡
【INDEX】
「パンケーキ・デイ」とは?
「パンケーキ・デイ」は、フランス語で「肥沃な火曜日」という意味の"Mardi gras(マルディグラ)"、英語では「懺悔の火曜日」という意味の“Shrove Tuesday”とも言われています。
イエス・キリストの復活を祝うイースター前の四旬節に行われる食の節制に先駆けて、卵、牛乳、砂糖などカロリーの高いもの、またすぐに傷んでしまうものをすべて食べてしまう日を指しています。この文化がイギリスやアイルランド、カナダ、オーストラリアなどで、「パンケーキ・デイ」として広がるようになったのです。
フランスでなじみの深い「肥沃な火曜日」ですが、フランスではパンケーキの代わりにクレープを食べるという風習もあるのだそう。また、日本では「パンケーキ・デイ」とは別に、「森永製菓」が制定した「ホットケーキの日」(1月25日)も!
「パンケーキ・デイ」はいつ?
イースター前の40日間(日曜日を入れると46日)が四旬節とされますが、その四旬節が始まる「灰色の水曜日」の前日が「パンケーキ・デイ」。
2022年はイースターが4月17日のため、47日前の3月1日が「パンケーキ・デイ」にあたります。
パンケーキのレシピ
ここからは、ホットケーキミックスなどを使わない、伝統的でシンプルなパンケーキのレシピをお届け!
材料
- 中力粉:1/2カップ
- ぺーキングパウダー:小さじ一杯
- 塩:小さじ1杯
- グラニュー糖:大さじ1杯
- 卵:1個(黄身と白身は分けておく)
- バニラエッセンス:小さじ1杯
- 牛乳:1/3カップ
- バター:大さじ2杯
- メイプルシロップとバター
作り方
- 中力粉、ベーキングパウダー、塩、グラニュー糖をボールの中に入れて混ぜる
- 黄身、バニラエッセンス、牛乳、溶かしたバター(大さじ1)を、別のボールに入れて混ぜる
- 1に2を少しずつ入れて、よく混ぜる
- 他のボールに白身を入れ、ハンドミキサーでメレンゲを作る
- 4を3に少しずる入れて、よく混ぜる
- フライパンを中火で熱し、バター(大さじ1)を溶かす
- 5を1/4カップ分ずつフライパンに流しいれる
- 1~2分後、7に小さな気泡ができてきたらひっくり返す
- 両面が黄金色になるまで焼いたらお皿に移し、メイプルシロップとバターを乗せ完成!
今年の3月1日はパンケーキを食べて一日を始めてみて♡
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARI