「オーガズムメディテーション(以下「OM」)」とは、15分にわたりカップルでオーガズムを感じ合うというもの。単にオーガズムに達せるだけでなく、パートナーとの関係に加えて、人生そのものもよりハッピーにしてくれるものなんだそう。ヨガでもセックスに集中力、スピリチュアルな結びつきがもたらされると言われるけれど、これらはOMでも得られるんだとか。そんな気になるの情報をコスモポリタンアメリカ版からお届けします。
OMとは、マスターベーションやセックスで感じる、せいぜい数秒続く程度のオーガズムとは別物なんだそう。OMの提唱者であるニコール・デイドンが提唱するオーガズム状態とは、パートナーとの繋がりを感じることによって得られる精神的な高揚感のことなんだそう。クライマックスに達するだけでなく、OMのプロセスすべての段階において幸福感に満たされるという。
彼女は15分続くオーガズムのレッスンを開発し、OMを紹介するサイト<One Taste>のクリエイターでもある。彼女によると、オーガズムに対する一般的な人々のアプローチは根底から間違っているんだとか。サイトでOMを実践する方法やメリットを説いている。さらに人生におけるあらゆる面を充実させるためには、オーガズムを最優先すべきであるとも話してくれた。
デイドンによれば、OMは、大事なビジネスのプレゼンや親友との心を割った会話と同じ位、セックスライフにも重点を置くべきだと主張これを実践すれば、倦怠期の予防にもなるんだとか。
というのも、女性は自分のニーズよりも夫や子供のニーズを優先しがちで、オーガズムをないがしろにしてしまいがちなんだそう。「女性たちは、散々尽くした挙句、尽くすことのツラさを感じ、その結果、愛する相手に当たってしまいます。心がけ次第で、周囲の人々が恩恵を受けられるのです」。
デイドンによると、自分に対する最大のご褒美は、オーガズムがもたらすつながりと生物学的な満足感を得ることなんだそう。「私から言わせれば、オーガズム以上に女性に幸福感をもたらすものなど存在しません」。
自分自身に満足感をもたらすこと(体の芯から感じるオーガズム)を最優先することは、単にオーガズムを得ることだけにとどまらず、自分の幸せに責任をもつことにつながるんだとか。
女性は無意識に「オーガズムは男性に与えてもらうもの」と思ってしまいがち。しかしデイドンによると、自分の快感に自信を持つことによって、ベッドルーム以外の場でも自分の欲求に対して積極的になれるのだそう。「OMで、より自分の真の姿を理解することができるようになります」。
One Tasteの専門家によれば、15分続くオーガズムを得るには「今この瞬間を心から感じるため、1人がもう一方のクリトリスを15分愛撫する」んだそう。自分とあなたのパートナーが、お互いの感じ方に全神経を集中する時間を持つということ。
なんだか、かなりの神経と体力を費やしそうな感じだけど…。とりあえず、自分が心地よく、リラックスして、集中できる環境を演出し、あえて身体的なオーガズムに達することは棚上げして。きっと体がとろけるようなオーガズムに達することができるはず。
※この翻訳は、抄訳です。
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