「外国人男性は、日本人女性との恋愛・セックスについてどう思っているの?」。育ってきた文化が違うからこそいまいち読み取れない、外国人男性の心境。そんな心の中を探るべく、日本に住む外国人男性を集めた座談会を開催! いま外国人と交際している人も、交際願望がある人も。彼らの本音の中に、交際を円満に進めるヒントが隠れているかも?
恋愛編に続き、今回はセックスについてリサーチ。
【参加者】 ※以下、(年齢)/出身地/職業/日本在住期間
Lさん(31):バージンアイランド/教師/1年
Mさん(38):イギリス/フォトグラファー・イベントオーガナイザー/17年
Tさん(33):アメリカ/アーティスト・DJ/9年
――日本人女性とのセックスで、戸惑ったことはある?
L:日本人の女性は外国人に比べて、セックスに対して消極的なイメージかな。
M:そうかな?
L:いざ始めるとき、絶対に「No…」って言うんだよね。
T:言うね!(笑)
L:「ダメなのか」って思ってやめると、逆に「しないの?」って突っ込まれたり。消極的というか、始まりをすごく曖昧にしたがるっていうか…。
M:それ、僕も最初はすごく戸惑ったね。最初は「ダメ」って言うんだけど、いざ始まったらすごくセックスをエンジョイしてる。僕の憶測だと、みんなビッチだと思われないよう、否定してるんじゃないのかな。
L:海外だと「No」って言われて止めないと、レイプになっちゃうから。すごく構えちゃうよ。
M:同感。僕も慣れるのに、数年かかったよ。その文化に慣れさえすれば、逆に燃えるけどね(笑)。
T:セックスだけの関係にしたがる子も、多い気がする。
L:それも、多いね。
M:海外もセックスから始まる関係は多いけど、そこからゆっくりと時間をかけて、交際に発展することもある。
T:そう。でも日本人の女の子は、セックスするか、交際するか、どっちかしか選択肢がないみたいに感じる。…僕が外国人だからかな?
M:それもあるよね。日本人の男は簡単に女の子をお持ち帰りするけど、外国人が同じことをするにはすごく時間がかかるし。
――本当ですか? 外国人男性の方が、モテる印象ですが…⁉
L&T:それは絶対にありえない!
M:僕も同感だよ。語学に堪能だったり、海外に滞在経験があったりする子だとスムーズだけど…。
T:そうそう。やっぱり語学の壁が厚いね。日本人の子って、妙に真面目だから。こっちがフザけてジョークを言っても、真剣に捉えようとしたりして、会話が成立しない(笑)。
M:その点、日本人同士だと「あ・うん」の呼吸が合うんだろうね。
L:特にお酒が入っていると、ちょっと話してそのままホテルへ向かう姿を何度も見ているよ。
――そうなると、日本人の女の子に対して、割と"軽い"イメージがある…?
L:うーん…軽いっていうか、軽さと重さのバランスが独特なんだよね。
M:そう! 特に、日本は浮気とか不倫に対して、すごく寛容なのが不思議だね。
T:日本人男性は、みんな不倫してるんじゃないか、って思うくらいね。しかも、女性もそれを当然だと受け入れているし。
L:海外だと、普通は不倫ってひた隠しにするものだけど。日本は堂々と話してる。
T:それを批判する人もいないしね!
M:それなのに、セフレとか交際に関してはすごくセンシティブというか。
L:本当は不倫よりも、よっぽどナチュラルなことなのに。理解に苦しむよ(笑)。
――なるほど。ちなみに日本人女性の体については、何か発見はありましたか?
L:アソコの毛の処理をしていない子が多いのには、ビックリだよ。
M:そうだね。西洋では女性も男性も、きちんと処理するのが定番だから。僕はあった方が燃える方だからいいけど…。
T:そのせいかわからないけど、ニオイが気になることもたまにある。
L:同感! そういう意味でも、ちょっとヘアをトリミングしたり…もう少し念入りにケアして欲しいね。
M:僕は誘ったら、「今日はイヤ」と断られたことがあって。理由を聞いたら「下着が上下セットじゃないから」って言われた時は、衝撃を受けたよ(笑)。
L:それもズバリ、日本人女性の謎のひとつ!
T:正直、いざセックスをするって時に、下着の色を気にする男なんていないからね(笑)。
M:下着の色より、プレイの内容の方が断然重要だから。
――ではセックス中のプレイについては、どう思いますか?
T:僕が一番衝撃に残っているのが、すごく美人なのに、マグロだった子。
L&M:あははは(爆笑)。
T:スーパーカーで最高のドライブを楽しもうとしているのに、いざエンジンを踏んだらエンストした時みたいな脱力感を味わったよ…。
L:僕も経験したことがあるし、外国人の知り合いからも「死んだ魚みたいだった」と表現してるのをよく聞くね。
M:確かに、日本人女性のマグロ率は外国人よりも高いかも。
T:みんなきちんと着飾ってセクシーな外見だから上手だと思ってると、なおさら意外なんだよな。
M:イギリスにはかなり昔、「Lay back and think about England」っていうコトワザがあってね。まだ女性がセックスを楽しむ文化がない時代に、「国のことを考えながら、旦那とのセックスをやり過ごす」っていう意味なんだけど。そんな古い感覚が、日本人女性にはまだ残っているように感じるときがあるよ。
T:恥ずかしいのかな? セックスを楽しむのが。
L:別にハードなアクロバティックプレーは求めないけど、もう少し反応を見せて欲しいね。ただ横になられていると、まるでセックスドールとヤってる感覚で、虚しくなる。
――では、「もっとこうして欲しい!」という希望はある?
M:とりあえず、感じたら声を出してくれたら嬉しいかな…。
T:そうそう。ちょっと声を出したくらいじゃ、誰もヤリマンだなんて思わないから、安心して(笑)。
M:外国人は「やめないで」「もっと」って連発するのがお決まりだから。ちょっとうるさいぐらいで、全然OK!
L:あと、自分がどんなことを感じるか、どんなことをして欲しいか、もっと発言してくれると嬉しいね。女の子が感じることなら、男は喜んでするよ。
T:自分から動いて、積極的に快楽を探求すべき。日本人はどうかわからないけど、少なくとも外国人の男は興奮するって断言できるね!
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「あんまりモテない」「Noって言われたらレイプにならないよう止める」など、意外な声も続々。
海外の彼と出会い、セックスをすることになったら、いつもより素直にちょっと大胆になってみてもいいかもしれませんね。
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