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セックスはオーガズムがすべてじゃないけれど、イケれば嬉しいのは事実。「クライマックスに達したければ、シンプルな体位が適していることが多い」と説明するのは、 『I Love Female Orgasm: An Extraordinary Orgasm Guide（原題）』 の共著者であるドリアン・ソロさん。「複雑でアクロバティックな体位をうまくやろうとすると、セックスそのものから意識がそれてしまいます」。ということで、専門家がオススメする、オーガズムに達しやすい12体位を＜コスモポリタン アメリカ版＞からご紹介します！
【INDEX】
- ピースサイン
- バナナスプリット
- 逆さまの至福
- ねっとり添い寝バック
- 立ちバックをコントロール
- イン＆アウト
- ひざの上で贅沢に
- セクシーシャワー
- スーパーチャージャー・スプレッド
- イーグル
- カウガール・スタイル
- クッションバイブ
ピースサイン
イスに座って、パートナーに2本の指でVサイン（ピースサイン）をつくってもらいます。クリトリスをはさみ、撫でてもらうと同時に、舌や唇でクリトリスのてっぺんを攻めてもらって。たちまち気持ちよくなれるのは確実、と説明するのは性科学の教授で恋愛関係の専門家ローレル・スタインバーグ博士。
「これでクリトリスの側面と頂点の両方に、強い刺激を与えることができます」
バナナスプリット
うつぶせで頭を伏せ、パートナーに後ろから挿入してもらって。挿入が深くなるだけでなく、あなたの好みでお尻をもんだりスパンキングしてもらえば、より快感を得られはず。その瞬間の顔を見られるのがちょっと恥ずかしい…と思う人にも最高！ とスタインバーグ博士。
逆さまの至福
パートナーとボディがぶつかり合う感覚がすごく濃厚、と感じる女性が多い体位。またクリトリスがあらわになるので、指やトイで撫でやすい、とスタインバーグ先生。
パートナーにはひざ立ちであなたのお尻をつかみながら挿入してもらうようにして。あなたの太ももが彼のひざに乗るかたち。同時にあなた自身が、好きなバイブレーダーでクリトリスを思いきり刺激すれば、絶頂に行けること間違いなし！
ねっとり添い寝バック
いつもの添い寝バックも、ソファに場所を移し、腿をクッションに載せるだけで、いつもより深い快感が。自分か、もしくはパートナーが手をのばしてクリトリスに触れれば、さらに快感アップ。
それに「この体位だとボディが密着して暖かく、親密さをより深く感じられるんですよ」と太鼓判を押すのは、フロリダ州のセックス・セラピストである心理学博士のレイチェル・ニードルさん。
立ちバックをコントロール
これもソファを使う体位。ひざをついてソファのアームをつかみ、パートナーが後ろから挿入。自分がコントロールしたいなら、パートナーにじっとしてもらって自分が前後に動くこともできます。「てこ」の原理でソファのアームを支えにしましょう。
「角度がつくので挿入が深くなり、さらには自分の妄想や興奮に集中しやすくなるんです」とニードル先生。
イン＆アウト
たっぷり時間をかけて楽しめて、自分の欲しいところにより強い刺激が得られるのがこの体位。何度かペニスを完全に体から抜いて、潤滑剤でたっぷり濡らしたあそこにすべり入れて、ペニスの下側でこすってもらいます。
腰を上下にゆっくり動かしたり、短く左右に動かしたり、ペニスの頭部分がクリトリスの周りをめぐるように動かしたり、何が自分にとって気持ちがいいかいろいろ実験してみて！ 完全に挿入してからも、動きを続けましょう。
セックスの専門家で＜TheKinkKit＞の創始者のひとりでもあるキャンディス・スミスさんによると、「ダンスのように腰を回す動き」がポイントとのこと！ 慣れるまでは練習が必要かも？
ひざの上で贅沢に
こちらが上になる体位にはいいことがいっぱい!? セックス専門家で『Wild Woman in the Bedroom（原題）』の著者レイラ・マーティンさんによれば、「スピードや角度、強さをコントロールしやすいので、自分に一番効くリズムで動くことができる」とのこと。
ヴァギナ周辺やクリトリスにも自分の手がとどくので、このあたりを自分で撫でるか、あるいは撫でてもらうと、行為の快感が増すもの。このクラシックな体位をさらにアップグレードするために、パートナーにイスに座ってもらい、自分がその上にまたがりましょう。
自分で刺激を加えるのは何だか恥ずかしいという場合は、くるっと体の向きを変えれば、相手と目を合わせずにすみます。一番の利点はパートナーに刺激されている間、こちらの両手が完全に自由だということ。これがすばらしい快感になるのだそう。
セクシーシャワー
シャワーセックスは新鮮で燃えるし、シャワーヘッドが動かせるタイプなら、映画のような、かつオーガズムも得やすいセックスが可能。
「試したがる男性は多いですよ。テレビや映画でよく見るからでしょうね。でもあれは、自然かつセクシーに見せるために、背後で撮影班があらゆる努力をしているから成り立っているんですけどね…」と話すのは、セックスセラピストのヴァネッサ・マリンさん。
二人だけでも上手にシャワーでオーガズムを得る方法は、パートナーに後ろから挿入してもらい、シャワーを自分の脚の間にかけるというもの。
注意点は、潤滑剤をシリコンベースにすること（水性だとすぐに流れてしまうから）。あと、何かしっかりしたもので体を支えること。
スーパーチャージャー・スプレッド
セックストイ・ショップ＜Good Vibrations＞の性科学者キャロル・クイーンさんによると、クリトリスと外陰部には、特に振動を感じやすい神経があるそう。
…というわけで、手での刺激だとどうもイケないというなら、頼りになるのがバイブレーター。パートナーはあなたの足首をつかんで、タイトな感じにしたければ足をそろえ、「アレがすっごく大きく感じる」効果をねらうなら、大きく広げるといいそう。
カウガール・スタイル
セックス・セラピストのスーザン・ブロックさんのイチオシは女性上位。女性が自分のクリトリスを刺激しつつ、勢いも失わないからとのこと。
「ただ横たわって、受け身でいるんじゃなく、自分でリズムを決められるし、挿入の深さも自由に調節できます。あるいはお好みで全然動かないでもいいし、ケーゲルで鍛えた骨盤底筋を締めたり緩めたりして、お互いをじらすこともできます」とブロックさん。
前かがみになってパートナーにキスしたり、胸を触れ合わせることもできるし、上体をすっと起こしてあなたのゴージャスな姿を眺めさせてあげても良し。無限の可能性があるのは、シンプルな体位だからこそ！
クッションバイブ
ソファに向かってひざをつき、クッションを股にはさんで、バックから挿入してもらうこの体位。
「ポイントはあなたのあそこをクッションに当てること、そしてクッションにはハイパワーのバイブを当てること 」とおすすめするのは、オーガズムの平等を提唱するブロガーで、映画『Science Sex and the Ladies（原題）』の監督でもあるトリシャ・ボロヴィチさん。
「パートナーが前後に動くときには、あなたが振動するクッションにちゃんと触れているように気をつけて。これでオーガズムに必要なクリトリス刺激が得られるの。どうしてほしいのか、はっきり指示することを怖れないでね。それと、お気に入りの上等なクッションは使わない方がいいわね」
試してみたいポジションは見つかりましたか？ 自分に合っているものを見つけるには、とにかく経験あるのみ。怖れずトライしてみて♡
※この翻訳は、抄訳です。
Translation：Sasaki Noriko (Office Miyazaki Inc.)
