女性が上にまたがり、自由に動ける「騎乗位」。「もっと上手に動けるようになりたいけど、どこで学んだらいいのかわからない…」と思ったことはありませんか?

そんな悩みを解決するべく、<コスモポリタン アメリカ版>のライターであるレイチェル・ヴァリナが、オンラインの騎乗位ワークショップを受講! 気になるレッスン内容や金額、その効果や感想をお届けします。


【INDEX】

  • クラスについて
  • レッスン当日
  • 夫とのセックスで実践!
  • 自信につながる

クラスについて

資格を持つ性科学者で、快楽コーチであるタヨミ・モーガン“Cowgirl Workout” (騎乗位ワークアウト)について、友達に聞いたことから参加してみることにしました。騎乗位についてなら何でも教えてくれると書いてあったので、関心を持ちました。

性生活に投資

タヨミと1対1で行うプライベートレッスン250ドル(約2万6千円)と、グループレッスン&コミュニティメンバーとつながれる月額メンバー25ドル(約2,600円)がありましたが、私はプライベートレッスンを選択。

価格は一般的なフィットネスクラスよりかなり高めでしたが、屈強な腹筋づくりのために投資したわけではなく、より充実した性生活に投資していると思えば納得できました。高級バイブレーダーにお金をかける人がいるように、私はペニスを乗りこなすクラスに250ドルをかけて、近頃のマンネリを乗り越えようとしたんです。

タヨミの初めのメールには、こんな一文がありました。

このワークアウトのゴールは、女性たちをエンパワーメントし、自分たちの体と繋がることを助けることです。なので、皆さんには自分がセクシーだと思える服装でレッスンに臨むことを推奨しています」

この文を見た私は、数年は着ていなかった短めのショーツに、結び目のあるクロップドトップスを引っ張ってきて、セクシーな雰囲気を楽しむことにしました。

レッスン当日

レッスンの日には、自宅のワークアウトスペース(私の場合はクローゼットでしたが…)にヨガマットを敷いて、ウォーターボトルと汗拭きタオルを準備。これで“正しい騎乗位”を学ぶ準備は万端!

スクリーンに現れたタヨミは、温かく、面白い人。さらには、レオパード柄のバックグラウンドにマッチしたコーデで私を歓迎してくれました。プライベートレッスンはいわゆるZoom会議と同じように、お互いの自己紹介、マイクチェックをして始まりました。

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Dmitriy Devyatkin//Getty Images

騎乗位には30種類ある!?

私のフィットネスレベルについてのいくつかの質問に答えた後、タヨミはレッスンで実際に使う8種類の動きを見せてくれました。45分のワークアウトは、筋力、柔軟性、スタミナにフォーカスすると説明。どうやら8種類のストロークをマスターすれば、手と足の位置を変えることで、合計30種類の騎乗位のポジションをできるようになるんだとか。皆さん、騎乗位にこんなに種類があるなんて知っていました!? 

私はしばらく、タヨミが「スパークル」という名前の巨大なユニコーンのぬいぐるみに乗って、お尻を動かすのを見守りました。安定した呼吸やそれぞれの動きによって、お互いの感じ方が変わってくることを彼女は教えてくれました。

私はヨガマットの上で膝を曲げ、腹筋を引き締めて、髪はポニーテールにまとめてスタンバイ。「準備はいい?」というタヨミの言葉を合図に、ワークアウトがスタートしました。

45分間、うめき声と汗が止まりませんでしたが、徐々にお尻が引き締まっているのを実感。早く突いたり、ゆっくり揺れたり、渦巻くような動きは、このレッスンを通して私の体に刻みこまれた気がしました。ポルノでよく見ていた、スクワットをするような動きは、実際に挑戦してみるとすごく難しかったのですが、「いい感じだよ、レイチェル」とタヨミが声を掛けてくれので自信がつきました。

満たされたと同時に、性欲もアップ!

レッスン後は、とにかく汗だく! 約650カロリーも燃焼して、下半身は疲労で震えていたほど。けれど、ここ最近で最も満たされた気分になったと同時に、性欲もアップして、自分の知らなかった一面が目覚めたような気分に。そして早速、今日学んだスキルを夫に試したくなりました…♡

夫とのセックスで実践!

その夜、夫がベッドに横たわった瞬間、私は彼の上にまたがりました。私の積極的な行動に彼も驚いていましたが、どうやら興奮してくれたみたい。

初めはシンプルに、彼の胸の上に手を置いてスタート。タヨミが教えてくれたように、お尻を前後に動かし、尾てい骨を入れ込み、ストロークの度に骨盤を押し当てるように意識しました。学んだことを活かした結果、二人ともかつてないほどの満足感を得ることができたんです。

自信につながる

それからというもの、私はトレーニングを続けました。先生のアドバイス通りにストロークを毎日一人で50回練習したり、時には夫と練習することも。だんだんと呼吸が安定し、テクニックも上達していきました。

私にとって、このレッスンはスキルを学べるだけでなく、自分に自信を持つために必要なことでした。自分がセクシーであることに気づけて、緊張や不安が軽減されたんです。

この翻訳は抄訳です。

Translation: Haruka Thiel

COSMOPOLITAN US