初デートの最中、相手が店員にお礼を言わなかったり、クチャクチャと音を立てて食べてるのに気付いて幻滅…なんてこと、ありますよね。「気にするポイントが多すぎるから、シングルのままなのかも…」というあなた。その直感、あながち間違っていないかもしれません。「付き合ったら厄介な相手」を見極めるために、初デートでチェックすべきポイントはさまざまにあるのだとか。コスモポリタン アメリカ版から、恋愛エキスパートたちのアドバイスを紹介します。

1.料理やドリンクを勝手に注文する

    「面倒見が良くて、ロマンチック♡ と思うかもしれませんが、これは危険信号。実は、支配欲の強い人物である可能性が大!」

    ――ラヴォンヤ・リーヴズ氏(<ReboundLovers.com>CEO兼創業者)

    2.自分の意見を一切持たない

      「何ひとつとして自分の意見がなかったり、あなたの意見に同調する気もなかったりする相手が、おおらかな性格であるわけではありません。初デートのプランを丸投げするような人物は、自分に相当自信がない可能性が」

      ――トリッシュ・マクダーモット氏(交際エキスパート)

      3.あなたの身の安全を考えてくれない

        「怪しげなバーや治安の悪い場所で会うことに、なんのためらいも持たないような相手ではありませんか? 女性の身の安全を微塵も考えられないような、未熟な人物であるサインかも」

        ――スカイ・スタック氏(交際・恋愛コーチ)

        4.他の男性がそばにいると距離を置こうとする

          「『オレは他の男と違う』などと言うような男性ではないですか? もしそうだとすれば、彼は男らしさを完全に捨てている可能性が。男性が女らしさを兼ね備えるのは良いことですが、『男』であることを放棄しているようなら、交際中にあらゆる判断を任される覚悟を。また、あなたの男友達や家族と交流してもらおうとしても、怖じ気づいたり批判的なコメントばかりしたりする場合も」

          ――スタック氏

          5.何度も右上を見る

            「研究によれば、人は右上を見るとき、記憶を辿っているのではなく話をでっち上げている場合もあるとか。つまり、嘘をついているのかも!」

            ――メラニー・ロス・ミルズ博士(恋愛&友情エキスパート)

            6.「~すれば良かった」「~したことに罪悪感がある」「~のような人が自分には必要だ」といった発言が多い

              「自己肯定感が低いか、被害者意識が強いという危険信号かもしれません。自立していて、責任をしっかり取ることができる別の男性を探したほうがいいでしょう」

              ――ミルズ博士

              7.言っていることとやっていることが違う

                「言行不一致の男性も要注意。たとえば、環境保護は自分の人生における最重要課題だと言いつつ、コーヒーを飲む際にストローやプラスチックのカップカバーを使う人など。言葉と行動が一致していません」

                ――エリサ・ロビン博士(<12Radio podcast>ホスト)

                8.ワインバーに誘っておきながら、自分は飲まない

                  「これは私の実体験なのですが、ある男性から、初デートの場所としてワインバーを提案されました。相手は誘っておきながら、『お酒は滅多に飲まない、いつも水を飲むんだ』と言って水を注文。お茶やノンアルコールドリンクをすすめてみても、彼は水に固執。バーの店員に申し訳ないような気がして、チップを多めに払いたかったこともあり、会計は私がすべて持つことに。こんな自己中心的な振る舞いをする人物には要注意です」

                  ――ロビン博士

                  9.厳密すぎる

                    「どちらから先に連絡を取ったか、あるいは、どちらが先に何と言ったか、というような話をしょっちゅうする人。あなたが割り勘にしようと言えば、品目レベルで値段をチェック。あなたが何か質問をすれば、『その話はもうした』と言うような人物には気をつけましょう」

                    ――ロビン博士

                    10.元カノを批判する

                      「初デートなのに、元カノを『悪魔』など侮蔑的な表現で、やたら批判するような相手なら逃げたほうがよさそう。ナルシストの可能性大!」

                      ――クリスティーン・スコット=ハドソン氏(認定心理療法士)

                      11.誰彼かまわず批判的

                        「特に初デートの時、相手が両親や兄弟、友人、近所、上司、同僚など誰彼構わず滅多切りにし、行き過ぎた悪口で馬鹿にすることに終始するようであれば、その相手はナルシストかもしれません」

                        ――スコット=ハドソン氏

                        12.料理にケチをつける

                          「料理や店のサービス、他の客に対してすごく批判的なのに、あなたにだけは優しくて過度にお世辞を言うようなら、すぐに退席したほうがよさそう。将来的に、批判的かつ支配的で、上から目線のナルシストなパートナーになることが垣間見えています」

                          ――スコット=ハドソン氏

                          13.信頼関係ができる前から過剰にロマンチック

                            「初対面で信じられないくらい素敵な相手だと感じたら要注意。プレゼントをくれたり、やたらと褒めてきたり、早々に愛情表現をされればロマンチックだと感じるかもしれませんが、これは『ラブ・ボミング(愛の爆弾)』と呼ばれる、ひたすら相手に好意を降り注いで徐々に支配しようとする手法なんです。まだ2人の関係の基礎がないのに、あなたをまるで最愛の人のように扱う男は、実際にはあなたに誤った安心感を植え付けようとしています」

                            ――クリス・プレインズ氏(恋愛エキスパート兼<DatingScout.com>創設者)

                            14.きちんとした理由もなく遅刻する

                              「渋滞に巻き込まれたり緊急事態が発生したりすることもありますが、相手が具体的な理由もなく遅刻したなら、あなたに本当に関心があるのか疑うべき。待ち合わせ時間を5分過ぎても彼から連絡がないなら、あなたは恐らく時間を無駄にしています。真剣な交際を求めているなら、相手の時間を大切にしてくれる人を探すべき」

                              ――プレインズ氏

                              15.ひたすら文句を言う

                                「打ち解けて個人的な思いを語るのと、延々と文句を聞かせるのとは別。デートで、しかも初デートで愚痴ばかり言う男性は、それ以降もとめどなく個人的な問題やネガティブ発言をこぼすはず。最初は気付きにくいかもしれませんが、あれっと思ったら、相手をよく観察してみて」

                                ――プレインズ氏

                                16.共通点が多すぎる

                                  「相手がひたすら会話をリードして、あなたが『私もそう!』と連呼しているようなら、一度冷静になるべき。運命の相手だと感じるかもしれませんが、あなたの好きな食べ物や音楽、色、お店、作家から特定の曜日のランチスポットに至るまで次々と話題にするようなら、実はネットストーカーかも。手に入れた情報を使って、あなたの愛を勝ちとろうとしている可能性があります。支配欲がかなり強く、危害を与える可能性もあるという要注意のサインです」

                                  ――クリスタル・ライス氏(Insieme Consultingオーナー)

                                  17.あまりにも開けっぴろげ

                                    「パートナーとは気楽に打ち解けて、生理現象すら互いに受け入れたいもの。とはいえ、初デートからあまりにも大っぴらだと、自己管理の意識があまりにも低く、ベッドインを避けたくなるような相手かもしれません」

                                    ――ライス氏

                                    18.あなたへの返信は遅いのに、しきりにスマホをいじる

                                      「初デートの数時間の間なのに、あなたに全神経を集中しないとすれば、マナーがなっていないというだけじゃなく、実は危険な人物かも。その後の行動は、推して知るべし!」

                                      ――ケリー・ボス氏(個人・結婚・家族関係エキスパート)

                                      19.初対面なのにセルフィーを撮ろうとする

                                        「自信家でフレンドリーな人は魅力的。でも、すぐにSNS上で繋がろうとしたり、一緒にセルフィーを撮りたがったりするのは、常識や距離感の取り方がわからない危険人物の可能性が」

                                        ――ボス氏

                                        20.いきなり幼少期の心の傷を打ち明ける

                                          「あまりにも早い段階で、個人的かつディープな話を持ち出す人は、幼少期のトラウマを克服しておらず、今もそのことにとらわれている可能性が。過去に感情をうまく処理し対処できなかったことが、今後も問題に繋がるかもしれません」

                                          ――ベリンダ・ギンター氏(マインドセット・エキスパート)

                                          21.質問に答えない

                                            「質問をしても自分のことをほとんど、あるいは何も話さないのであれば、恐らくあなたを値踏みしようとしているのかもしれませんね」

                                            ――オーガスト・マクラフリン氏(『Girl Boner(原題)』著者)

                                            22.割り勘を頑なに拒む

                                              「初デートであなたが割り勘を申し出てもおごると言い張る場合、今後の交際でもそれが繰り返されるやり取りの定型パターンとなる可能性が。初デートは割り勘にしたい、あるいは順番におごりおごられたいといったあなたの希望を尊重する相手なら、きっと自主性を重んじるし、認めてくれるはずです」

                                              ――マクラフリン氏

                                              23.あまりにも早い段階からあだ名で呼び始める

                                              「デート開始早々に、ラブラブの恋人同士で呼び合うようなあだ名で呼ばれれば、ときめいてしまうかもしれませんね。でも、初っ端から甘い声で囁くような男性は、すべての女性に同じことをしている可能性大です」

                                              ――サマンサ・ダニエルズ氏(デート・エキスパート兼<Samantha’s Table Matchmaking>創業者)

                                              24.水しか飲まない

                                              「恐らくあなたに興味がないか、隙を与えたくないのでしょう。水しか注文しないのは、『会計をしなくて済むくらい、早くここから抜け出したい』ということを意味します。次の人を探しましょう」

                                              ――ダニエルズ氏

                                              25.友人との約束を蔑ろにする

                                              「まだ一度しかデートをしていないのに、友人との約束をキャンセルしてまで会いたがるような相手は、恐らく愛情に飢えています。また、あなたにもきっと、彼のために予定を変更して好きなことを諦めるよう要求してくるでしょう。自分のことを大事にし、優先してくれる人と付き合いたいと思うのは当然ですが、初デート後にあなたのためにすべてをなげうつのは見当違いです」

                                              ――ダーラ・ブッシュマン博士(臨床心理学者)

                                              ※この翻訳は、抄訳です。

                                              Translation: Takako Fukasawa(Office Miyazaki Inc.)

                                              COSMOPOLITAN US