マッチングアプリでのやりとりに難しさを感じる人も多いはず。

いいなと思う人がいても、拒否されたくない、変なことを言いたくないという思いから、メッセージを送るまでになかなか踏み出せないことも。あるいは、マッチングアプリでのメッセージがなかなか続かないと悩んでいる人もいるかもしれません。

本記事では、マッチングアプリでの会話が続くためのコツや、具体的な最初のメッセージ例を専門家が解説します。

【INDEX】

  • 初回のメッセージの大切さ
  • メッセージのコツ
  • メッセージ例

初回メッセージが重要な理由

まず初めのメッセージは、挨拶だけではなく質問を送ることが大切なのだとか。「Date Brazen」の創設者でCEOのリリー・ウォンブルさんは、こう解説。

「意図的にリードすることで、思ったような結果につながりやすいです。私が会話の初めにおすすめしたいのは、『今週、幸せな気分にさせてくれたものってあった?』など相手を試せる質問です」

ウォンブルさんは、こういった質問は会話を繋げようとしてくれる人しか返信をしないと説明。

「マッチングアプリで嫌な対応をされたり、手一杯になってしまったり、不満につながりやすかったりするのは、意思なく人と関わっているから。選択肢がありすぎて、脳がパンクしてしまっているのです」

誰かと意味のあるつながりを求めているのであれば、むやみやたらに話しかけるのではなく、質問の質を上げることがポイント。

最初のメッセージを送るときのコツ

デーティングコーチのアリエラ・スールさんも、同じようなテクニックをおすすめ。

「基本的には、続きやすい会話をしたいもの。広い回答ができる質問をし、相手が答えやすくすることが重要です」

どう会話を広げていけば良いか悩む場合には、次の3ステップを意識してみて。

  1. 相手のプロフィールを読んで、印象的なところやお互いの共通点を見つける
  2. 特に印象的なところについて、自分のエピソードと共に共感を示すメッセージを送る。ユーモアを交えることができればより盛り上がるはず。
  3. メッセージは必ず質問で終えること!

よくある挨拶だけでなく、プロフィールの写真や文章に沿った内容のメッセージが届くことで、相手は「自分に興味を持ってくれているんだ」と思ったり、共通点からお互いの繋がりを感じられるもの。

最初のメッセージで重要なのは、相手の印象に残り、「この人と話したい」と思わせること。白黒をはっきりさせる必要はなく、意味のある会話につながりやすくするような質問が大切です。

やりとりで気をつけるべきこと

では、マッチングアプリでやりとりするうえで、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか。

自虐的なジョークや皮肉は送らない

時には冗談を交えて楽しく会話をすることは大切なものの、自虐的なジョークを繰り返すことは避けましょう。また、恋愛やデート、マッチングアプリについて皮肉を言うことも、相手のテンションを下げるだけなのでやめましょう。

だらだらと会話を続けず、会う機会をつくる

お互いを知るためのやりとりは重要ですが、取り留めのない雑談がずっと続いているようであれば、思いきってデートに誘ってみて。実際に会って関係を深めるつもりがある、ということを示せるはず。

最初のメッセージ例

  • 「今週、幸せな気分にさせてくれたものってある?」
  • 「今学んでいることで、夢中になって話せるものはありますか?」
  • 「最近、爆笑した出来事は?」
  • 「(プロフィールからわかることを冗談めかしに褒めて)すごい!」
  • 「最近何か面白い本を読みましたか?」
  • 「人生を変えた本か映画について教えて」
  • 「今週1番気分が上がった出来事は?」
  • 「お金の心配がなかったら、何をしたいですか?」
  • 「あなたの夢の人生はどんなもの?」
  • 「フェスのラインナップを選べたら誰を選ぶ?」
  • 「砂漠に行くなら、何を持って行く?」
  • 「(プロフィールにペットや赤ちゃんの写真があったら)かわいい!」
  • 「一生分もらえるとしたら何が欲しい?」
  • 「甘いものかしょっぱいものどっちが好き?」
  • 「夢のディナーの相手は? その理由は?」
  • 「自分の人生が映画だったら、主演俳優は誰?」
  • 「カラオケの十八番は?」
  • 「面白い特技はありますか?」
  • 「何かパッと思いつくトリビアは?」

※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。
Translation: Haruka Thiel
COSMOPOLITAN US