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同じ苦しみを知る誰かのために…死産経験を明かしたセレブたち

「どん底にいる時、私たちはより強くお互いを抱きしめ、愛し、それを乗り越えるの」

去る10月1日(現地時間)に、第三子を死産で亡くしたことを公表したモデルのクリッシー・テイゲン。彼女はその全容をsnsに投稿したことについて、「同じ経験をした人々や、必要としている人のためにシェアした」と述べました。クリッシーをはじめ、同じ痛みを知る誰かのために、辛い死産の経験を明かしたセレブを紹介します。
Getty Images

2020年10月1日(現地時間)、モデルのクリッシー・テイゲンが第三子を死産で亡くしたことを自身のSNS公表し、夫のジョン・レジェンドと共に「感じたことのない深い悲しみに打ちひしがれた」と語りました。経緯を詳細に記録した投稿は議論を呼んだものの、その後クリッシーは、「あの写真は同じ経験をした人々や、必要としている人のためにシェアした」という旨のコメントを出しています。

想像を絶する心の痛みをシェアするのは、とてつもない勇気が必要だったはず。それも、世界中から注目を浴びるセレブならなおさら…。実は、死産について語ったセレブはクリッシーだけではありません。過去に、赤ちゃんを失った悲しみを明かしたセレブのコメントを、<レッド>からお届けします。

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クリッシー・テイゲン

new york, ny   february 19 chrissy teigen and her daughter, luna simone are seen on february 19, 2020 in new york city  photo by jose perezbauer griffingc images
Jose Perez/Bauer-Griffin//Getty Images

10月に、妊娠20週目での死産を公表したクリッシー・テイゲンとジョン・レジェンド。現在34歳のクリッシーは、1カ月ほど続いた出血がいよいよ悪化した時点で病院に搬送されたのだとか。

本人いわく、「トイレに行くたびに出血があった…でも、今日の大きな違いは、蛇口を少しひねって水が出たままのような状態になっていたこと」。

医師らの最善の努力もむなしく、その後すぐに息を引き取った赤ちゃん。インスタグラムに投稿された複数の白黒写真には、夫妻と、ジャックと名づけられた息子の写真も掲載されていました。

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クリッシーがInstagramに投稿した写真

instagramView full post on Instagram

キャプションには、「ジャック、あなたの人生の始まりは大変だったわね、ごめんね。それに、あなたが必要としていたお家をあげることができなかった。いつまでも愛しているわ」と、ジャックへのメッセージが。

「どん底にいる時、私たちは悲嘆に暮れ、泣きはらすでしょう。でも、私たちはより強くお互いを抱きしめ、愛し、それを乗り越えるのです」と、クリッシーは投稿を結んでいます。

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ケイト・ベッキンセール

去る10月1日(現地時間)に、第三子を死産で亡くしたことを公表したモデルのクリッシー・テイゲン。彼女はその全容をsnsに投稿したことについて、「同じ経験をした人々や、必要としている人のためにシェアした」と述べました。クリッシーをはじめ、同じ痛みを知る誰かのために、辛い死産の経験を明かしたセレブを紹介します。
Pascal Le Segretain//Getty Images

女優のケイト・ベッキンセールは、クリッシーの投稿を擁護し、自身も同じ年頃に類似の経験をしたことを明かしました。

ケイトが強調したのは、それが自分にとっていかに衝撃的で孤独な時間だったか――そして多くの母親たち、また、父親たちにとっても同じであるということ。だからこそ、クリッシーの投稿を非難する人々に、疑問を投げかけたのです。

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ケイトが投稿した内容

赤ちゃんを亡くすという、とてもプライベートな写真をシェアしたクリッシーを批判する人々がいるようです。

魂が削られるような災難に見舞われても、あたかもそこにルールが存在するかのように。彼女や彼女の家族を知らないのに、誰にも見られていなければ、想像もつかない痛みに対してどう対処すべきか、意見ができると思っているみたいですね。

何年も前、私は20週目で赤ちゃんを亡くしました。私は妊娠について明かさないようにしていたから、悲しみで崩れ落ちたけれど、誰もそれを知らなかったと思います。

こうした経験には、深い悲しみや恥ずかしさ、ショックが伴う上に、赤ちゃんを亡くした後も、まるでその子がお腹にいるかのように体が機能し続けて、胸が張り裂けるような思いをするんです。

母乳が出て来るのに、飲ませる相手がいない。それは、最も孤独で魂を崩壊させるような時間です。特に、クリッシーのように心の結びつきがあり、支えてくれるパートナーがいない場合には。

他人の悲しみに立ち入ることができるのは、光栄なことだと思う。特に女性たちが、人生の出口が見つからなくて、まるで終わりがないような状態に陥ってしまう、こうしたテーマについて。

レジェンド家の皆さんにたくさんの愛を送ります。そして、人知れず苦しんできた女性やカップルたちにもたくさんの愛を送ります。他にもたくさん、同じ経験をした人がいることを知っているから。

クリッシー、赤ちゃんを亡くすことがいかに壮絶で、支えがなければ人生を一変させるほどのものだということを、明確にしてくれてありがとう。どう向き合うべきかは、悲しみに暮れている当人にまかせることにしましょう。

(周りの人ができることは)支援するか、黙っているかのどちらかだけ。彼女にとって、今はとても辛い時。祈りとハグをすべて人々に送ります。

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リリー・アレン

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Bertrand Rindoff Petroff//Getty Images

2010年、妊娠6カ月で赤ちゃんを死産し、その後も敗血症に苦しんだ歌手のリリー・アレン。

当時25歳だったリリーは、臍帯巻絡による胎児死亡(へその緒が首に巻きついたために赤ちゃんが亡くなること)に深い心の傷を受けました。

後にラジオ番組の『ウーマンズ・アワー』で、リリーはこう語っています。

「一番辛かったのは子どもを亡くしたことだけど、出産の際には複雑な要素が重なり合っていたの。息子はあまりに小さくて、(体が)半分引っかかって、半分出られない状態でした」

「分娩中、お医者さんが『脈があったのですが、今はもうありません』って言ったのを覚えています」

また、当時はこの出来事がトラウマになったことを明かし、「この苦しみから本当の意味で抜け出すことは一生ないと思う」とも語っています。

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アマンダ・ホールデン

london, england   march 13 amanda holden seen leaving heart breakfast radio studios on march 13, 2020 in london, england photo by neil mockfordgc images
Neil Mockford//Getty Images

『ブリテンズ・ゴット・タレント』の審査員として知られるアマンダ・ホールデンも、2011年に息子のテオを死産するという、辛い経験をした1人。

彼女は後にTV番組『This Morning』に出演した際に、「息子が死産だったということを、みんなに知ってほしい」と告白しています。

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ゲイリー・バーロウ

london, england   march 01  gary barlow attends the global awards 2018 at eventim apollo, hammersmith on march 1, 2018 in london, england  photo by david m benettdave benettgetty images
David M. Benett//Getty Images

BBC>によると、テイク・ザットのゲイリー・バーロウの妻、ドーンが娘のポピーを死産したのは、2012年のこと。

夫妻はその後1時間娘とともに過ごし、ゲイリーはその時のことを「信じられないような素晴らしい時間だった」と語っています。

一方で、悲劇的な経験をした彼らに対し、誰もが親切に接してくれたわけではなかったそう。

「こんなことを言われたよ。『君には他にも3人子どもがいるじゃないか』って。人はあまり、他人の心の痛みを理解してくれないものなんだ。そのせいでもっと辛くなったよ」

ゲイリーは、クリッシー・テイゲンとジョン・レジェンドをいち早く擁護したセレブの1人で。Twitter経由で、このようなメッセージを発信しました。

「ジョン・レジェンドとクリッシー・テイゲンに、僕の愛と強さ、祈りのすべてを送ります。どんな言葉も、この痛みを軽くすることはできないから」

※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto
RED

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クリッシー・テイゲン

2023年1月、第3子となる娘エスティ・マキシン・スティーブンスを出産したクリッシー・テイゲン。帝王切開で出産し、母乳で子どもを育てるリアルな姿を現した写真をsnsに投稿し、話題になっています。

母乳の漏れを公開し…人気モデルが見せた、産後のリアルな姿

celebrities who had ivf

体外受精を経験したセレブ11

夫である歌手ジョン・レジェンドとの間に、体外受精で2人の子供を授かっている、モデルのクリッシー・テイゲン。誰かの参考になればと、自身の不妊治療についてオープンに語ってきた彼女が、再び体外受精を始めたことを告白。 さらに、 不妊治療中の女性と接するときに気をつけてほしいことについて綴った投稿が話題を呼んでいる。

「妊娠した?」と聞かないで――不妊治療中のセレブの投稿が話題

 

死産から1年…クリッシーが綴った「息子へのメッセージ」

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