母の日を祝う写真を加工していたと認め、世間を騒がせているキャサリン皇太子妃。そして今、2021年2月に第二子の妊娠を発表したヘンリー&メーガン夫妻のマタニティフォトに加工疑惑が浮上しており、撮影をしたフォトグラファーがこの報道に反論している。

子どもたちとの写真を加工

2024年1月16日に腹部の手術を受け、公の場から離れていたキャサリン皇太子妃。そして先日、イギリスの母の日である3月10日(現地時間)に自身と3人の子どもたちとの写真を投稿すると、大幅に編集されていたことが判明。

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Page Six>によると、ロイター通信やAP通信を含む世界の大手報道機関は、編集がされている写真をしないというポリシーのもと、世界中の新聞社やテレビ局などに同写真を“削除”するように伝えたという。

そしてキャサリン皇太子妃は母の日を祝う写真を公開してから約24時間後に、写真の加工を自ら認め、Xにて“混乱を招いたこと”に対して謝罪のコメントを発表している。

ヘンリー王子夫妻の写真にも疑惑が浮上!?

キャサリン妃の関係者だという人物が、「メーガン妃はこのようなミスはやらかさない」とコメントしたと<page six>が報じたことをきっかけに、今回の件は“飛び火”。

2021年1月にヘンリー王子&メーガン妃が第二子の妊娠を発表した際に公開されたマタニティフォトが、メディア<Daily Mail>や<The Telegraph>によって掘り返されることとなった。

夫妻の長年の友人である写真家ミサン・ハリマンが、コロナ禍にリモートで撮影したという同写真。複数メディアが、ハリマンが2022年に出演したポッドキャスト番組『Private Passions』を引用し、写真に加工を加えたことを“認めた”とする記事を公開した。

ポッドキャストの司会者から「実際は柳の木の下にいたわけではなくて、あなたが写真を撮ったとき、ヘンリーとメーガンは外の草原に横たわっていたんでしょう? 」と聞かれたハリマンが「二人は自宅の庭で愛にふけ、くつろぎながら新しい喜びと生命の誕生をお祝いしていました」と返事をしたことが、根拠となったもよう。

「事実無根」と写真家が反論

この報道を受けハリマンは自身のSNSに動画を投稿し、ヘンリー王子とメーガン妃に関する“誘導的な質問”から逃れようとしたと述べた。

「ヘンリーとメーガンに関しては、そのような質問(誘導的な質問)をよく受けます。事実ではないことを事実のように言って、私がそれに反応したり、付け加えたりすることを待っているようです」
「それに対して私は、話を逸らしたり、無視したりします。話の軌道修正を行って、ゴシップや“陰謀論”ではなく、そこで自分が言いたいことをいうようにしているのです」

さらに「あのやりとりで私が写真を編集したと認めたことになるのは、陰湿で本当に危険な報道だ」と非難し、「今起きているニュースの流れと結びつけようとするのは見るに耐えない」とも語った。

ハリマンはSNSにオリジナルの写真を投稿し、モノクロにしただけだと語った。事実無根の報道をしたとして<Daily Mail>と<The Telegraph>に謝罪を求めている。