終わることがないように思えた「ヘンリー王子&メーガン妃vsイギリス王室」のドラマが、ひょっとすると(まだ確定とは言えないものの)、終わりに近づいているのかもしれない──。

イギリスのタブロイド紙が報じたところによると(つまり、話は差し引いて聞くべきだが)、王子とチャールズ国王は近く、直接顔を合わせて「和平協議」を行う可能性があるという。

ヘンリー王子は9月、自ら発案した傷病兵(退役兵を含む)の国際スポーツイベント、「インヴィクタス・ゲーム」のためにドイツを訪問。ロンドン経由で現在の居住地カリフォルニア州に戻る予定とされている。

そして、夏の休暇をスコットランドのバルモラル城で過ごしているチャールズ国王も、ほぼ同じタイミングでロンドンに戻る予定であることから、王室のスタッフが現在、話し合いの実現に向け、忙しく準備を進めているとのこと。

"our planet" global premiere red carpet arrivals
Samir Hussein//Getty Images

ただ、これが事実かどうかについては、慎重に判断する必要がありそう。その理由は──(a)王室が正式にこれを認めたわけではない、(b)和解について報じられるのは、これが初めてではない、ということ。

チャールズ国王の戴冠式が行われる前には『タイムズ』紙が、「和平交渉が計画されている」と報道。ある関係者が、次のように話していると伝えていた。

「どちらの側も、間違いを認める必要があります。『私たちは、すべてに適切に対応したわけではなかった。多くのことを誤った』と認める必要があります……どちらの側にも柔軟な姿勢が必要ですが、実現は可能です」

「そのためには、ヘンリー王子がロンドンに滞在する必要があります。国王とウィリアム皇太子、その他のロイヤルファミリーのメンバー、そしてヘンリー王子が待ち伏せ攻撃を受けたように思わないようにするため、王子が信頼する人たち、常に“王子の側”におり、王子を支えてきた人たちが同席する必要があります」

一方、チャールズ国王は、休暇でバルモラル城に滞在している間に「サミット」を開き、ロイヤルファミリーにおけるウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の役割について、話し合う予定とされている。

national service of thanksgiving and dedication to the coronation of king charles iii and queen camilla
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『ミラー』紙が報じたところによると、国王はこの話し合いで、少なくとも来年中に実現したい「目標」を明らかにする考えとのこと。

ある関係者は、チャールズ国王はウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の役割について、「中心となり、王室の未来、そして君主制全体の未来をひとつにまとめるものと考えている」と話している。

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