イギリスのロイヤルファミリーは11月14日(現地時間)、チャールズ国王の75歳の誕生日という重要な一日を迎えた。

国王はこの日、バッキンガム宮殿に国民保健サービス(NHS)のスタッフを招き、レセプションを開催。そのほか、フードロスの削減と食べ物に困っている人たちへの支援を同時に実現することを目指す「コロネーション・フード・プロジェクト(Coronation Food Project)」の立ち上げを祝った。

国王が通常どおりの一日を過ごすなか、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、フォロワー数が1490万人を超えるインスタグラムの公式アカウントに、「国王陛下、75歳のお誕生日おめでとうございます!」というお祝いの言葉を投稿。同時に国王との写真3枚をシェアした。

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1枚目の写真は、2004年に撮影されたもの。スイスのクロスタースにあるマドリサのスキー場に滞在中のチャールズ国王と、まだ22歳だったウィリアム皇太子が、お互いの肩と背中に腕を回して並んで座り、笑顔を見せている。

ほかの2枚は、最近のチャールズ国王と、バッキンガム宮殿のバルコニーに並び、集まった人たちに手を振るロイヤルファミリーの写真。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、3人の子どもたち(ジョージ王子とシャーロット王女、そして最も注目を浴びた末っ子のルイ王子)と、国王とカミラ王妃の姿が収められている。

チャールズ国王とウィリアム皇太子の絆は、密接な関係を保つ王室の主要メンバーから次男のヘンリー王子が離脱して以降、さらに深まっていると伝えられている。

king charles, prince william and prince harry for armistice day event
Pool/Samir Hussein//Getty Images

チャールズ国王はこの日、夜にはクラレンス・ハウスに集まった家族や友人とプライベートなディナーを楽しんだとされている。次期国王のウィリアム皇太子は皇太子妃とともに出席。ヘンリー王子は不在だったものの、国王に電話をかけ、お祝いの言葉を伝えたとされている。

サンデー・タイムズ』紙は11月初め、「チャールズ国王は次男を家族の集まりに招待した」と報じていた。だが、ヘンリー王子の広報担当者はその後、「王子はそのような連絡を受けていない」と明らかにしていた。この担当者はUK版『コスモポリタン』に対しても、王子は「国王陛下の誕生日に関連した連絡や招待を受けていない」とコメントしている。

ただ、王室に近い筋によると、国王とヘンリー王子の緊張関係には、「いくらかの雪解けの兆しがみられる」という。BBCもクラレンス・ハウスでのディナーの前から、ヘンリー王子は国王に電話をかけることになっていると報じていた。

From COSMOPOLITAN UK