これまでに英国ロイヤルにまつわる幾多のドラマが登場したが、11月16日(木)からはついに、『ザ・クラウン』のフィナーレとなるシーズン6がNetflixで配信される。このシーズンでは、主に1990年代後半から2000年代前半までのエリザベス女王の治世やダイアナ妃の晩年が描かれているが、新たな顔ぶれも登場する。

その顔ぶれとは、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃のことで、2人の大学時代のストーリーが描かれる。Netflixが発表したプレス写真をまだ見ていない人のためにお伝えしておくと、キャサリン皇太子妃役の俳優が本物にそっくりなのだ。

a man and a woman walking
Justin Downing/Netflix

ここでは、『ザ・クラウン』に華を添える19歳の新人俳優メグ・ベラミーについて、素早く深掘りする。

『ザ・クラウン』はメグにとって初めての大役

『デイリー・メール』によれば、メグはキャサリン皇太子妃を演じるために「無名から引き上げられた」俳優で、知らない人も多いとのこと。

SNSに掲載された広告を見て、キャサリン皇太子妃役を射止めた

つまり、誰にでも好きな映画やTV番組に抜擢されるチャンスがあるということ。

『テレグラフ』によれば、メグは自分で録画したオーディション映像を送っただけで、プロデューサーたちを圧倒し、そのままキャスティングに至ったという。

彼女は自身のInstagram(注目を浴びる前に、投稿を全面的に整理したもよう)の初の公式投稿で次のようにコメントし、このニュースを発表した。

「夢を見ているみたい…。私はNetflixの『ザ・クラウン』シリーズ6で、キャサリン皇太子妃役を演じることになりました。とても興奮しています。素晴らしいキャストとスタッフに加わることができてとても光栄です。キャサリン皇太子妃を実物通りに演じられるよう努力します❤️👑」

instagramView full post on Instagram

彼女はこれに続く投稿で、「みなさん、応援と励ましのメッセージをありがとう。1つ1つのコメントに感謝しています。ここ数日はめまぐるしく、夢のような仕事をはじめることができ、ただ興奮と感謝の気持ちでいっぱいです💗」とコメントした。

キャサリン皇太子妃の故郷の近くで育ち、演劇を学んだ

『デイリー・メール』によれば、メグはキャサリン皇太子妃が幼少期を過ごしたバークシャーから22マイル(約35キロメートル)の場所で育ったそう。

いっぽう『テレグラフ』は、彼女は友人や家族には“メグ・スミス”として知られており、「幅広い演技、スタイル、練習生について学ぶ機会」を与えられた演劇の学校では、ヘッド・ガール(女子総代)だったと報じた。

ファッション・ガールになった

メグはキャサリン皇太子妃役に抜擢された瞬間から、あらゆるイベントに招待されているため、時代のファッションをリードするItガールになるのは当然のこと。以下の写真からもわかる通り、彼女は名だたるブランドのイベントで引っ張りだこになっている。

ウェルネスに夢中

少なくとも、メグがディオールのクルーズ船に乗っていたときに受けた『ワンダーランド』によるカジュアルなインタビューでは、彼女がウェルネスに夢中になっていることがわかる。

「ここ数年、私にとってウェルネスはますます重要になってきています。ウェルネスへの関心は非常に高まっていると思いますし、今は栄養について詳しく調べるのも大好きです」

レゴランドのパフォーマーとして働いていた

この情報は、『テレグラフ』の記事にさりげなく含まれていた。

それはさておき、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の馴れ初めについておさらいしておこう。

厳密に言うと、2人は大学に入る前から知り合いだったが、キャサリン皇太子妃がシースルーのドレスを着てファッションショーのランウェイを歩いた姿をウィリアム皇太子が目撃したときに、すべてが始まった。

ショーを一緒に見ていた友人のファーガスに、皇太子が「ファーガス、ケイトはなんて魅力的なんだ!」と言ったのは有名な話。

a see through dress worn by kate middlet
BEN STANSALL//Getty Images

ある情報筋は、王室担当記者ケイティ・ニコールにこう語っている。「ウィリアム皇太子はあの日の夜、キャサリン皇太子妃にノックアウトされたと伝え、彼女を赤面させました。2人の相性は間違いなく良く、キャサリン皇太子妃は強烈な印象を残したのです」

「しかし、ウィリアム皇太子がキャサリン皇太子妃にキスをしようと近いたとき、彼女は彼を突き放しました。キャサリン皇太子妃は、ウィリアム皇太子に対して間違った印象を与えたくないという気持ちがあったのか、もしくは簡単に物事を進めたくなかったのでしょう」

続きを知りたい人は、まもなく公開される『ザ・クラウン』で楽しもう。

From COSMOPOLITAN US