ヘンリー王子が2023年8月8日午前、羽田空港に到着しました。友人でポロの世界的スター、イグナシオ・“ナチョ”・フィゲラス選手とともに実業家の半田晴久氏が創設した国際スポーツ振興協会(ISPS)主催のスポーツ平和サミットに出席するためです。

空港に降り立ったヘンリー王子は、黒のポロシャツに、キャップをかぶった姿。キャップは妻のメーガン妃とともに創設した慈善団体、「Archewell Foundation(アーチウェル)」のロゴが入ったものでした。

出迎えた記者から「4年ぶりに来日されたお気持ちは?」と尋ねられた王子は、人込みのなかを歩きながら笑顔で、「またお会いできて嬉しいです」と答えました。

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王子は前回、2019年11月に来日。ラグビーW杯日本大会の決勝戦を観戦したほか、パラスポーツ専用の体育館「日本財団パラアリーナ」を訪れ、ボッチャなどの選手たちと交流しました。

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Tomohiro Ohsumi//Getty Images
日本財団パラアリーナを訪問したヘンリー王子、2019年11月撮影

ヘンリー王子とフィゲラス選手は、2023年8月12日にはシンガポール・ポロ・クラブで開催されるポロのチャリティ・マッチに出場する予定です。王子とレソトのセーイソ王子が設立した慈善団体センタバーリとISPSハンダは毎年、「センタバーリ・ISPSハンダ・ポロカップ」を開催しています。

センタバーリのウェブサイトに掲載されている声明で、ヘンリー王子はこのポロカップについて、「子どもや若者たちが健康で、快活に、そして目標に向かって前進することを可能にするため、センタバーリにとって欠かせないものです」と述べています。

今年のポロカップを通じて集められた資金は、主にセンタバーリのプログラムを通じて、HIVに感染した子どもたちの心理社会的支援に充てられるとのことです。王子はこれについて、声明のなかで次のように説明しています。

「HIV陽性が死の宣告ではなくなったいま、私たちは感染者の若者たちが自らの状態を知り、健康を維持し、そして偏見をなくすことによって悪循環を断ち切ることができるようにするための支援をしています」
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アメリカ・コロラド州アスペンで開催されたポロカップに出場したヘンリー王子とフィゲラス選手、2022年8月撮影

2022年8月のポロカップは、アメリカのコロラド州アスペンで開催されました。このときもヘンリー王子とともに出場したフィゲラス選手は、ヘンリー王子とメーガン妃は「素晴らしいチームメイト同士」であり、夫妻が「王子がずっと求めていた素晴らしい家庭を築いていることを、とても嬉しく思います」と話していました。

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