『ハリー・ポッター』シリーズでスネイプ先生を演じた故アラン・リックマンの日記が一冊の本にまとめられ、今年10月に『Madly, Deeply: The Diaries of Alan Rickman(原題)』として出版。

同シリーズでハリー役を演じた、ダニエル・ラドクリフがこの日記の内容についてコメントしたことが話題に。

"harry potter and the half blood prince" premiere   inside arrivals
Stephen Lovekin//Getty Images

2016年に69歳で亡くなったアランは、『ハリポタ』の撮影期間中にも日記をつけていたそう。<ガーディアン>紙によると、2003年5月に当時子役だったダニエルについて、「まだ彼は本当の意味で俳優ではないが、いずれは監督やプロデューサーとして活躍をするだろう」と記していたのだとか。

この日記を受け、11月7日(現地時間)に放送されたトーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen(原題)』でダニエルはこうコメント。

「プロデュースは業界でも一番大変だと思う。プロデュースには興味がないけれど、監督はやってみたい」

また、アランが『ハリポタ』撮影時に自分のことを書き記していたのは嬉しく、「アランの言葉のすべてがとても良くて、懐かしい気持ちになりました」 と振り返りました。

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Daniel Radcliffe Discusses Alan Rickman’s Diary | WWHL
Daniel Radcliffe Discusses Alan Rickman’s Diary | WWHL thumnail
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ダニエルとアランは撮影を終えた後も交流を続け、2016年1月にアランがすい臓がんのため亡くなった際は、「僕がこれまで一緒に仕事をした中で、彼は間違いなく最高の俳優の一人でした」とメッセージを発表

「俳優として、私を子どもではなく仲間のように扱ってくれた最初の一人でした。彼と一緒に仕事をできたことは信じられないほど大切な経験で、彼が教えてくれたことは私の人生とキャリアに生き続けることでしょう」

『ハリポタ』シリーズを通して、特別な絆で結ばれていた二人。今後、ダニエルがどんなキャリアを歩むのか、注目したい。