シリーズの第一作『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念し、お馴染みのキャストたちがホグワーツ魔法魔術学校のセットに再集結する特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が公開。

同番組では、キャストたちが撮影当時を振り返り、撮影秘話をトーク。 思春期真っ只だったキャストが語った、当時の撮影現場の雰囲気とは?

『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』をU-NEXTで観る

2005年に公開されたシリーズ第四作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、多くのキャストたちが思春期真っ只中。

当時、ハリー・ポッター役ダニエル・ラドクリフとハーマイオニー・グレンジャー役エマ・ワトソンは、お互いに悩み相談をしあっていたのだとか。

「エマと私は、お互いに異性とどうメールするかをアドバイスし合っていたよね」
「メールしていて、『こんなにキスマークが送られてきたよ、どうすればいいの? 悪夢だよ』みたいな感じで」
warner bros pictures premiere of "harry potter  the goblet of fire"
Peter Kramer//Getty Images

ダニエルとの関係を、「兄と妹という感じだった」と話したエマ。さらにロン・ウィーズリー役ルパート・グリントが、「現場ではフェロモンが充満していた」とジョークをいう場面も。

また、ネビル・ロングボトム役を務めたマシュー・ルイスも、その様子を説明。

「撮影現場では、普通の学校と同じように誰かを好きになったり、デートしたり、別れたりしてた。ただ、それが“闇の魔術に対する防衛術のクラス”だったわけだけど…」

ダニエルもそれに同意し、こうコメント。

「少なくとも私にとっては、あの映画は青春のピークだった。特に第4作目では思春期の10代のキャストがたくさんいたし、2つの新しいグループ(ダームストラングス専門学校、ボーバトン魔法アカデミー)も加わって。映画のために魅力的な人たちが集まっていたしね」
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ちなみに実際にあった恋愛として度々話題になるのは、エマがドラコ・マルフォイ役を務めたトム・フェルトンに恋をしていたこと。そのきっかけとなったのは、撮影の傍で行われていた講義で、神がどんな姿をしているかを描く課題だったそう。

「トムは帽子を後ろ向きに被ってスケートボードに乗っている女の子を描いていて、なんて言ったらいいかわからないけど、それで恋をしてしまったんです」

エマは毎日のように進行予定表でトムがいるかをチェックし、トムがいるとラッキーな日だったと感じていたことも告白。二人は実際に恋愛関係に発展したことはなかったけれど、今でもお互いを大切に思っているのだとか。

キャストたちの成長、愛情を改めて感じるエピソード。改めて映画を見直してみて。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: Haruka Thiel

Digital Spy