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一作目の公開から20年以上が経つ今も、世界中の人々から愛され続ける『ハリー・ポッター』シリーズ。シリーズを重ねるごとにストーリーも深みを増し、キャラクターたちの過去なども明かされていくほか、まだ10代前半だったホグワーツの生徒たちが成長していく姿も見どころの一つ。
一方で、観なおしたいときに作品名を忘れてしまうことも！ そこで本記事では、第1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石 』から、最終章の『ハリー・ポッターと死の秘宝』までのおさらいと、オンラインでの鑑賞方法を解説します。
※本記事は、一部ネタバレを含みます。
『ハリー・ポッター』出演者17人の当時と現在【2023年最新版】
『ファンタスティック・ビースト』の時系列と『ハリポタ』との共通点
【INDEX】
『ハリー・ポッターと賢者の石 』（2001）
シリーズの原点である、第一作目。ハリー・ポッターが“魔法”やホグワーツの同級生たちと出会い、ファンタジー感あふれる仕上がり。
ハリーを演じるのは、当時11歳だったダニエル・ラドクリフ。ハーマイオニー役のエマ・ワトソンも同じく11歳、ロン役のルパート・グリントは12歳と、才能あふれる子役たちのフレッシュな演技が楽しめるはず。
あらすじ
魔法界を揺るがす大事件によって両親を亡くし、“生き残った男の子”となったハリー・ポッター。マグル（人間）である親戚の家で不遇な日々を過ごすも、ある日突然、ホグワーツ魔法学校から入学の案内が届く。
魔法学校に入学したハリーを待ち受けていたのは、楽しいだけじゃない魔法の世界。友達との出会いや、自分や家族の過去、そして“悪”との対峙を通して成長していく姿が描かれる――。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』（2002）
“名前を言ってはいけないあの人”こと闇の帝王ヴォルデモートの秘密が、少しだけ明かされる第2作目。
アカデミー賞にノミネートされた映画『ベルファスト』の脚本や監督を務めていることでも知られる名優ケネス・ブラナーが、物語のカギを握るロックハート先生を熱演！
また、ダンブルドア校長を演じるリチャード・ハリスは、この2作目が遺作に。3作目からは、マイケル・ガンボンが同役を演じています。
あらすじ
2年生に進級する日が近づいた夏休み。親戚の家で過ごしていたハリーの前に突然“屋敷しもべ妖精”のドビーが現れ、「危険だから学校には戻るな」と告げられます。
ドビーの警告を無視して迎えた新学期は何ごともなく始まりますが、そのうち校内で謎めいた出来事が起こり、次々と生徒たちが犠牲に…。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 （2004）
シリーズの中でもファンの多い第三作目。その理由の一つが、人気キャラクターであるシリウス・ブラック（ゲイリー・オールドマン）や、リーマス・ルーピン（デヴィッド・シューリス）の登場。
物語も徐々に深みを増し、巧みな伏線回収があるのも特徴！
あらすじ
3年生となったハリーたちは、進級早々困難に直面します。ひとつは人間界で魔法を使ったことによる退学の危機。
もうひとつは、ハリーの両親を死に追いやったシリウス・ブラックが、牢獄アズカバンから脱獄したこと。やがてこの凶悪犯がハリーの前に現れます。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』（2005）
キャストたちも「思春期ど真ん中だった」と振り返る、第4作目。作品内でも、ハリーやハーマイオニー、ロンたちのそれぞれの恋愛模様が描かれているのが特徴的。
ホグワーツ以外の魔法学校の生徒たちが訪れ、ダンスパーティなども盛り込まれて賑やかな様子が描かれる一方で、悪の帝王の魔の手が忍び寄る緊迫したシーンも見どころ。
あらすじ
新学期初日、ダンブルドア校長が伝説の「三大魔法学校対抗試合」をホグワーツで開催すると発表。
それは、「炎のゴブレット」によって選ばれた各校の代表1名ずつが魔法の腕を競い合う対抗戦だったが、なぜか予定外の4人目の選手としてハリーが出場することになるが…。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』（2007）
ハリーたちもホグワーツ魔法学校の5年生になり、キャストたちの成長ぶりを感じられる一作。これまでのシリーズでは“憎まれ役”だったスネイプ先生に関する過去が紐解かれるシーンも必見。
また、映画では初登場となる人気キャラクターたちも多く、ヘレナ・ボナム＝カーターが演じる邪悪な魔法使いベラトリックス・レストレンジや、イヴァナ・リンチが演じるルーナ・ラブグッドなどの演技にも注目を。
あらすじ
ヴォルデモートの復活を信じない魔法省は、ハリーに対する不公平な尋問を行っただけに留まらず、ホグワーツ魔法学校の運営にも干渉しはじめる。
過剰な校則だらけで窮屈な学校生活を送るハリーたちは、闇の力に対抗するために、仲間たちで“ダンブルドア軍団”を結成するも――。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』（2009）
最終章に向け、一気にダークな世界観になっていく第6作目。闇の帝王ヴォルデモートの過去についても描かれており、タイトルにある“謎のプリンス”の正体が焦点に。
また、トム・フェルトン演じるドラコ・マルフォイの苦悩について描かれる一幕も。
あらすじ
ヴォルデモートと、彼に忠誠を誓う「デスイーター（死喰い人）」たちが勢力を強める魔法界。ホグワーツで6年目を迎えたハリーは、「半純血のプリンスの所有物」と記された古い教科書を発見するが…。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 （2010）
最終章に突入し、物語の佳境を迎える第7作目。 ハリー、ハーマイオニー、ロンの関係に変化が起こるほか、“分霊箱”や“死の秘宝”など物語のカギを握るものが数多く登場し、より複雑に。
あらすじ
闇の帝王ヴォルデモートを倒すため、“分霊箱”を探すために険しい旅に出たハリーたち。その道程で、魔法界で言い伝えられてきた「死の秘宝」の存在を知ることに。
家族同然の信頼関係を築いてきた3人だけれど、恐ろしい闇の力は友情までをも引き裂こうとし…。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 』（2011）
シリーズ完結編となる、第8作目。
謎多き存在として作品の中核的な存在になっていたスネイプ先生の真の姿や、冴えない男の子として描かれてきたネビル・ロングボトムの勇敢な姿にも注目を。
あらすじ
ヴォルデモートは力を増し、死喰い人の大群と共にホグワーツに進撃を開始。ハリーたちは、ホグワーツで最後の戦いが激化する中、闇の帝王を滅ぼすべく、ヴォルデモートの残りの分霊箱を探し出します。ハリーは意を決してヴォルデモートと運命の決戦に。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation：Reika Shimura
COSMOPOLITAN UK
