子供から大人まで、世界中の幅広い層から絶大な人気を誇る『ハリー・ポッター』。Netflixのコンテンツ内に映画が全作公開されたことや、魔法界を舞台に冒険を楽しむRPGゲーム『ホグワーツ・レガシー』（2023年2月10日発売予定）が注目を集めていたりと、映画シリーズが完結してもなお話題に事欠かない作品です。
なかでも、全シリーズ第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』 に登場する“組み分け帽子”による、ホグワーツ魔法魔術学校の寮の組み分けでは、ハリーたち新入生が4つの寮に組み分けされていくシーンが印象的な人も多いはず。
そこで本記事では、12星座をもとにあなたに合った寮の組み分け診断を紹介。グリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフ。組み分けされるのであれば、あなたはどの寮に入りたい？
【INDEX】
グリフィンドール
グリフィンドールは“火のエレメント”に分類される星座に適した寮といえます。グリフィンドール寮を象徴する動物はライオンで、テーマカラーは深紅とゴールド。騎士道を尊重し、多くの“英雄”と呼ばれる魔法使いを輩出しています。
組み分け帽子によって「グリフィンドール寮」に組み分けされた星座は次の3つ。
- おひつじ座
- しし座
- いて座
グリフィンドールに組み分けられた人は、ときに無謀とも言えるような「決断力」、「勇気」、「大胆さ」をもっていることで知られ、運動神経の良さも特徴。
おひつじ座、しし座、いて座は全12星座のなかでも天賦の才能をもっていると言われ、時間がかかったとしても、いつかその才能が発揮できるときがくるはず。ハリーやロン、ハーマイオニー、ネビルなど、個性豊かなグリフィンドールの生徒たちを思い浮かべてみると、みんなそれぞれの輝きを放っていますよね。
また火のエレメントに分類される星座は、たまに過度な競争をしたり情熱的になったりすることもありますが、基本的には善い心を持ち、許したり、他人の過ちを忘れたりすることができる性格です。
実際に、ハリー・ポッターは「しし座」であり、フレッド＆ジョージの双子は「おひつじ座」。実は、ロン以外のウィーズリー家の兄弟（すべてグリフィンドール寮に所属）が、火のエレメントをに分類される星座なんです。
ハッフルパフ
映画中では「他の寮に入れなかった人がたどりつく寮」として描かれることもあるハッフルパフですが、この寮に組み分けされた人は「献身的」、「忍耐強い」、「働き者」として知られています。作品内では、誰もに愛される優等生セドリック・ディゴリー（ロバート・パティンソンが演じる）がハッフルパフに組み分けられています。
そして、これらは12星座のなかでも“地のエレメント”をに分類される星座にみられる特徴。彼らは他の人に惑わされたりしない性格の持ち主で、自分らしい道を歩む術を知っているといいます。
そんな「ハッフルパフ寮」に組み分けされた星座は次の3つ。
- おうし座
- おとめ座
- やぎ座
地のエレメントに分類される星座は、12星座のなかでも“食いしん坊と言われています。その点では、ハッフルパフ寮の入り口の場所は学校の地下にある厨房（キッチン）のすぐ隣にあるので、食べものとの関連性も頷けるはず！
「自然」に関連した寮として知られるハッフルパフ。実は、ハッフルパフの寮監で薬草学を教えているスプラウト先生も、原作小説のなかでおうし座であることが明かされています。セドリックの誕生日は、9月～10月のどこかであるという情報があり、9月中旬までに生まれていれば「おとめ座」となります。
レイブンクロー
“風のエレメント”に分類される星座に最も関係が深い「レイブンクロー」。寮を象徴する動物はワシで、色は青とブロンズです。レイブンクローに組み分けされた星座は、12星座のなかでも社交的で知的であることで知られます。そしてこの寮に組み分けされた人は「機知」、「好奇心」、「知識」をもっているかどうかが重要視されます。
そんな「レイブンクロー寮」に組み分けされた星座は次の3つ。
- ふたご座
- てんびん座
- みずがめ座
寮の場所はホグワーツの高い塔の上にあって、入るためにはランダムに出されるなぞなぞを解く必要があり、ここでも知性が求められます。なぞなぞが解けない場合は閉め出されてしまうそう。
レイブンクローに組み分けられる生徒は“風変り”だと表現されることが多いものの、さまざまな人から広く好かれる傾向にあります。実はこれらの性質は最もてんびん座らしいといえますが、ふたご座とみずがめ座の人も同様に、学ぶことが大好きで常に頭を働かせているのが特徴です。
ハリー・ポッターに登場するキャラクターのなかで、最も優秀な生徒の何人かはレイブンクローの出身で、実はハーマイオニーもレイブンクローに組み分けされる可能性がありました。
寮監のフリットウィック先生は「てんびん座」で、ルーナ・ラブグッドも「みずがめ座」。みずがめ座は“驚くほど賢い変わり者”として知られていますが、ルーナがまさにそうだといえます。
さらに、映画の第2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場したギルデロイ・ロックハートもレイブンクロー出身のみずがめ座です。作中では少しドジな描写が多かったので意外に思う人もいるかもしれませんが、彼は自ら忘却術が得意だと言っていたうえ、実際に記憶に関する魔法の天才なのです。
スリザリン
グリフィンドールに並んで、ハリー・ポッターファンの間では知名度も人気も高い「スリザリン」。寮を象徴する動物はヘビで、色は緑とシルバー、寮は湖の地下にあるダンジョンにあります。
スリザリンに組み分けされた人は「したたか」で「機知に富み」、とてつもない「野心家」な性格です。また、コミュニティ内での対人関係においては誰よりもお互いに忠実で、家族のように深い絆を築くことで知られています。
そんな「スリザリン寮」に組み分けされた星座は次の3つ。
- かに座
- さそり座
- うお座
『ハリー・ポッター』シリーズのなかでも度々描かれている、グリフィンドールとスリザリンの確執。実はこれは何世紀も前に始まったことで、ホグワーツの創設に関わり、スリザリンの寮の創設者であるサラザール・スリザリンと、グリフィンドールの寮の創設者であるゴドリック・グリフィンドールが大喧嘩をしたことが発端。
シリウス・ブラックが「さそり座」ですが、他のブラック家がスリザリンに入った一方で、シリウスだけはグリフィンドールに組み分けされています。
※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。
Translation: Risa Tsubakihara
COSMOPOLITAN US
