指先の美しさを演出し、気分によって長さを変えられるアクリルネイル。 爪への負担を最小限にかつ安全にオフするのであれば、プロにお願いするのがベストであるものの、なかなか時間が取れないという人もいるはず。
そこで本記事では、「爪に極力ダメージを与えないセルフオフの方法」をコスモポリタン アメリカ版よりご紹介。ネイルに関するアドバイスはたくさんあるけれど、どの方法が良いのか迷っている人は、それぞれのメリットとデメリットを知って、自分に合った方法を見つけましょう！
アセトン（リムーバー）を使って取り除く
アクリルネイルのセルフオフで、もっとも一般的なのがこのやり方。作業前にアセトンを温めておくと、よりスムーズで効果的に剥がせるようになるのだとか。
ただし、アセトンは極めて燃えやすい物質のため、絶対に電子レンジを使わないこと。ボトルを数分間湯煎にかけて、間接的に温めるのが良いそう。
ステップ：
- できるだけ自爪に近い位置まで、スカルプを慎重にカットする。
- 爪を整えるためのバッファーで、表面の光沢がなくなるまでネイルポリッシュを剥がす。表面の層を剥がしておくことで、アセトンに浸したときにやらかくなりやすくなるそう。
- トレーなどの容器に純度100％のアセトンを入れ、5分間爪を浸す。
- 金属製のキューティクルプッシャーを使い、キューティクル（甘皮）の根本から押し上げるようにして、やさしく落とす。
- 爪をさらに5分間アセトンに浸して、徐々に落とす。アクリルが完全に剥がれるまで、この手順を繰り返す。
- ネイルバッファーで爪に残ったアクリルを磨いて落とす。
- キューティクルオイル（ネイルオイル）を爪に揉み込んで保湿したら、ネイルバッファーのやわらかい面で磨く。仕上げにもう一度、キューティクルオイルを塗る。
電動ネイルファイルやマシンを使って取り除く
電動のネイルファイルやマシンを使えば、安全にネイルをクリアにすることができます。ただし、専門的な方法になるため、「誰でも簡単にできる」というわけではないのでご注意を。心配な場合は、必ずサロンでのオフをするようにしましょう。
事前にやり方をきちんと学べば、技術的にはビギナーでも可能な作業なので、関連動画をよく参照し、リスクを理解した上で試してみてください。
手順：
- ネイルマシーンのビット（先端に取り付けて削るパーツ）を使って、アクリルの表面のトップコートをやさしく慎重に削る。
- 純度100％のアセトンをコットンに染み込ませ、爪に巻いたらアルミ箔で覆う。
- 10～15分たったらアルミ箔とコットンを取り、キューティクルプッシャーを使ってアクリルを削る。アクリルが剥がれにくい場合は、アセトンに再度爪を浸して時間を置く（上記の動画を参照）。
- 手を洗い、キューティクルオイルを塗って仕上げる。
フリーザーバッグに浸して取り除く
ネイルマシンはちょっと面倒…というあなたには、フリーザーバッグを使ったこちらの方法が◎！ 手間なく、簡単にアクリルを落とすことができます。
ステップ：
- できるだけ自爪に近い位置まで、スカルプをカットする。
- 純度100％のアセトンと大きめのフリーザーバッグを準備し、袋に爪が完全に浸る量のアセトンをそそぐ
- アセトンが隅に溜まるように袋を傾け、爪を浸す。
- 15～20分経ったら、木製のキューティクルスティックでアクリルをやさしく削る。
- アクリルが剥がれにくい場合は、アセトンに再度爪を浸して5分間待つ。
- 残った部分を磨いて仕上げを施す。
手順を覚えれば、自宅でも簡単にアクリルネイルをオフできるものの、爪を痛めてしまう可能性も。心配な場合は、必ずサロンでオフすることを心がけましょう。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Mari Watanabe（Office Miyazaki Inc.）
COSMOPOLITAN US
