「なんじゃこれ?」
写真を見てそう思った人も多いだろう。かつおぶしとネギの下は、実はこうなっている。
ぱっと見は、明石焼きのようである。実は味的にも明石焼きに近い。でも、食感はお好み焼きに似ている。とにかく、粉は一切入っていないというのに、粉もののいいところをかき集めたような食感なのだ。味付けは醤油オンリー。一体それはなんなの!? と疑問に思った方はぜひ作ってみて欲しい。
作り方はとっても簡単だ。長芋をすり下ろして、卵１個を混ぜる。グラタン皿に流し込んで180度のオーブンで15分。もちろん、魚焼きグリルやトースターでも調理可能だ。写真のように焼き色がつき、グツグツ音をたてはじめたら、鰹節とネギを大胆に乗せ、その上から醤油をぐるりと回しかけよう。これで完成だ。スプーン片手に挑んで欲しい。外側はカリカリ、中はとろっと柔らかい、明石焼きのような、お好み焼きのような、とても不思議だけれど最高においしいグラタンのできあがりだ。
材料 （１人分）
長芋 250g
卵 １個
ネギ 適宜
かつおぶし 適宜
作り方のポイント
ジュージューと音が鳴っている焼きたてを決して逃さず、ハフハフと食べてくださいね！ 熱くて美味くて必死になるので、１人で食べるのがよいでしょう…。ちなみに写真で使用しているのは、小さな南部鉄器のキャセロール。１つあると便利です。下に豆腐を敷き詰めても美味。
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