こんにちはMakikoです。

編集者になって早20年以上! 編集の仕事を長くしていると自分の生活もエディットしているんだな、と最近つくづく感じるようになりました。

日々の暮らしがちょっぴり幸せになる楽しいこと、素敵なもの、アイディアをご紹介していきます。

焼きたてのバゲット。想像しただけでおいしそうです。ホームベーカリーで食パンを焼くこともできるようになったけれど、さすがにバゲットは簡単に焼くことはできないものですよね。ところがこの焼きたてバゲットは、意外と簡単に入手できることを最近知りました。

私が今住んでいるあたりはパン屋さんが個人店から大手チェーンまでけっこうあります。その中の1店舗が飛び抜けておいしくて、そこにたまに買いに行っていたのですが、人気店だけに出遅れると売り切れてしまっていることも。そこで、バゲットの焼き上がり時間をお店の人に尋ねたらオープンする午前8時には必ずあるという返事が返ってきました。えっ? そんなに朝早くからお店が開いていたんだ、と何年も経ってから知ることになり(笑)、ずいぶんと長い間もったいないことをしたと後悔しました。それからというもの、焼きたてのバゲットを目当てにちょくちょく朝からそのブーランジェリーへ。

子どもの頃フランスかぶれだった私にとって、パリジェンヌのように焼きたてのバゲットをかじって、カフェオレという憧れのパリの朝食が、手軽に今の東京で叶うというわけです。焼きたてバゲットはパンが一番のごちそうなので、私はカフェオレじゃなくてコーヒーとバターとジャムでいただきます。残ったバゲットは昼にサンドイッチにしたり、翌日フレンチトーストを作ったりなど、焼きたてバゲットに出合ってからというもの、冷凍することもなく翌日には食べきってしまうようになりました。

さらにバゲットで味をしめて、焼きたて食パンも買うようになりました。食パンが焼きあがる時間を事前にきいてお店に行くと、焼きたては柔らかすぎるのでスライスできないため、塊のまま買います。これがまたいい感じなのです。ちょっと厚めに切って喫茶店のモーニングのようにしたりしています。

私は個人のブーランジェリーに行っていますが、調べてみたら駅前にある大手のチェーン店もすべて8時前後にオープンしていてやはりバゲットを売っていました。日本って、こういところすごいですね。というわけで、まずは家の近所のパン屋さんを調べてみてください。朝から忙しくてそんな優雅なことできないよ、という方は、休日にぜひ試してみてください。

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