出会いは高校時代、それから64年という長き年月を共に過ごしたジーニーさんとビルさん夫妻。今年3月に人生をともに歩んだ最愛の夫ビルさんが癌のため他界。妻のジーニーさんにとっては、夫のいない、初めての寂しいクリスマスに…。そんな彼女を心配した家族が贈ったのは、心温まる素敵なプレゼント。

プレゼントを渡す様子をFacebookに投稿したのはジーニーさんの孫の1人、サミーさん。そのプレゼントは、メッセージが縫い付けられたクッションだった。

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これは僕がよく着ていたもの。君がこれを抱きしめるとき、僕はいつでもそこにいるよ。愛してる。ビルより

実は、この手作りクッション、ビルさんが毎年クリスマスイブに着ていたセーターをリメイクしたものだという。「おじいちゃんが亡くなって、すごくツラいのがわかるから、何かおばあちゃんにしてあげたかった」と<Good Housekeeping>に話したサミーさん。

「家族で毎年祝っていたクリスマスディナーに、何らかの形でおじいちゃんにも参加してもらいたかったの。だからおじいちゃんの席に、このクッションを置こうって思いついたわ。毎年おじいちゃんがクリスマスイブに着ていたセーターをリメイクしてね」

「プレゼントを開けた瞬間は、寂しい気持ちと涙が溢れてしまったけれど、この先おじいちゃんとの一生の思い出になってくれるはず。おばあちゃんも、人生で一番の贈り物と言ってくれたの」とコメント。

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「家族全員で作ろうって決めた、このギフトを気に入ってくれてすごく嬉しいわ。おばあちゃん、大好きよ」とキャプションが添えられた動画は、500万回以上の再生がされ、「同じアイデアで家族にプレゼントを贈りたい」という人たちからのメッセージもたくさん寄せられているそう。

ジーニーさんにとって人生最高の贈り物になったという、このクリスマスギフト。孫のサミーさんは、最後にジーニーさんが話してくれたという言葉を教えてくれた。

心から大切な人には "愛している" と毎日伝えなさい。だって、いつが最後になるかなんてわからないんだから

愛する人へ気持ちを伝える大切さを教えてくれたジーニーさん。そして最愛の夫を亡くした彼女を支えるその家族の思いやりは、本当に素敵ですね。