職場恋愛はリスクがつきもの。うまくいけばいいけれど、行かなかったときは最悪の状況に陥ることも…。

ここではコスモポリタン アメリカ版から、いい方にも悪い方にも転んだ8人の女子たちの「職場恋愛」体験談を紹介。気になる職場のあの人と距離を縮めるか否かの参考になるかも…?

1「彼はマサチューセッツ州ケープ・コッドにある水上レストランのシェフで、私はウェイトレスでした。私たちはしょっちゅうイチャイチャしていたし、お互いに気があるのは言うまでもありませんでした。ある夏、彼の家に遊びに行って、一緒に近くの池で泳いでいたら、気づくと裸になってセックスに突入してしまい…。でも、このことはお互い秘密にしておこうという話になりました。翌日、職場ではそれぞれいつも通りに振る舞いましたが、私は何だかちょっと悪いことをしている気分になって、同じレストランで働く友達に打ち明けました。彼女は『誰にも言わないから大丈夫、罪悪感なんて抱かなくてもいいのよ』と言ってくれました。でもそれから数時間経ったころ、なぜか彼女が私を避け始めたことに気づきました。そうして知ったのですが、実は、彼女は彼の恋人だったんです。だから彼は秘密にしようって言ったんだ…と気づいたときには、時すでに遅し。2人は付き合っていることを隠していたので、当然私はそのことを知る由もなく、しかも彼女の母親がそのお店のマネージャーだったので、私はそれからシフトに入れてもらえなくなりました」(ランディ/23歳)

2「ある年のクリスマスパーティーの後に、上司と一夜限りの関係を持ちました。パーティーではずっと2人でイチャイチャしていて、他の人たちが帰った後も、私たちは残って話していました。彼は私の手を握り、何かが起きる予感がしました。彼には長い間付き合っているパートナーと小さな子どもがいるのを知っていたので、私は何度も『本気(でセックスするの)?』と聞きましたが、彼が引き下がらなかったので、タクシーに乗って私のアパートへ。実際のセックスはとにかく変な感じがして、彼が帰った途端、急に涙が溢れました。人のパートナーを寝取り、キャリアを棒に振るような、最低なことをしてしまった…と思うと、自分が恥ずかしくなったんです。数日後、彼からメールが来ましたが、私はもう二度としたくないと伝え、彼もそれを受け入れました。でも2人の空気は気まずくなり、職場でもお互いを避けるように過ごす日々。後悔は止まず、誰にもこのことは言わないまま、結局数カ月後に仕事を辞めました。もう、あんなことは二度としません!」(アメリア/24歳)

3「同僚の彼と私は年が近くて、話せば話すほど共通点がたくさんあったんです。お昼休みを一緒に過ごし、散歩に行ったりすることで、どんどん距離は縮まっていきました。ただ、その頃お互い別の相手がいたので、それ以上の関係になることはありませんでした。でもその後、彼が私の電話番号を手に入れ、プライベートでもメールをするようになり、お互いに惹かれ合っていることを告白。私も彼もそれぞれのパートナーに満たされておらず、次第に電話口でもイチャイチャするようになりました。会社では、彼が近くにいるだけで顔が真っ赤になり、お互い注意力散漫になりました。会議中にも、2人で見つめ合うことがしばしば。お昼休みは必ず一緒に過ごし、彼と一緒にいるためだけに残業までするようになりました。そのうち周りに気づかれてしまったので、数カ月後に私は会社を辞め、当時の彼氏との関係にもピリオドを打つことに。そして今、私と彼は正式に付き合い始めて数カ月になります。彼が会社の人たちに私とのことを話すと、みんな納得した様子だったそうです」(サラ/24歳)

4「内定をもらった会社の研修生だった頃、そこのCEOと恋愛関係になりました。当時はただドキドキを楽しむだけのつもり(彼もそうでした)が、まさか7年後に婚約して、一緒に暮らすことになるとは! 非常にリスクのあることだったし、真逆の方向に発展して大問題になる可能性も十分ありました。でも当時はただただ楽しい気持ちばかりが先行して、あまり深く考えてなかったんです。私は今も同じ会社で働いていて、彼も変わらずCEOです。私は甘やかされるどころか、きちんと自分の実力を証明できるまで出世させてもらえませんが、彼との愛と引き換えなら、それも仕方ないなと思ってます」(エマ/31歳)

5「私たちは同僚で、ある時広告プロジェクトの締め切りが翌日に迫り、夜遅くまで残業していました。以前から仲が良く、お互い惹かれ合うものがあったせいか、その夜そのまま突然のセックスへと発展。ホッチキスや文房具がデスクの上に散らかっていたので、危ない瞬間もちらほらありましたが、セックス自体は最高でした。誰にもバレなかったし、プロジェクトも無事成功に終わりました。ただ、翌週から若干ギクシャクし始めてしまって…。そのうち彼の方が、別の州にあるオフィスへと異動になりました。きっと、この状況をどうしていいか分からず、異動届けを出したんだと思います。個人的には、もう少し一緒に働きたかったなぁ」(マリア/26歳)

6.「ある日突然、何の前触れもなく、職場の同僚男性と関係を持つようになりました。それから昼休みの度に、それぞれ『お手洗いに行く』と言っては、こっそり密会していました。そんな関係が4カ月ほど続いたある日、トイレで私たちが行為に及んでいるところを、上司に発見されてしまったんです。2人ともその場で即クビになり、上司が私たちを怒鳴りつける声が外に響いて、他の職員たちにもバレてしまいました。その時私は上半身裸で、スカートはお腹のところまでまくり上がった状態。彼の方はズボンもパンツも履いていませんでした」(ベアトリス/27歳)

7「飲食業界では、職場恋愛は日常茶飯事です。みんなたまにはストレス発散しないとやってられないし、その点は私も同じでした。私がいた職場では、閉店後、みんな店で一杯飲んでから帰っていました。ある金曜日の夜、いつもと同じようにみんなとおしゃべりしながら飲んでいた私とある同僚は、タバコを吸いに一度外へ出ました。気づいたら彼の車の中でセックスしていて、その後2回ほどそれが続きました(みんなには秘密にしていました)。でもある時定期検診で、自分がHPV(ヒトパピローマウィルス)に感染していることを知り、彼にそのことについて問いたださなければなりませんでした(余談ですが、現状では男性のHPV感染を発見できる検査はないそうです)。さらに、彼には同じ職場に本命の彼女がいたことが判明…! それから彼とは一切口をきいていません。結論:同僚とはセックスするべからず」(ジュリア/24歳)

8「以前からある同僚のことをステキだと思っていたのですが、男女関係に発展するとは思っていませんでした。ある日、彼が私に話しかけて来て、電話番号を聞かれました。それから時々メールをするようになり、会社で目が合うたびに、お互い惹かれ合っているのが分かりました。でも、彼の方から職場の外で会おうと誘われることはありませんでした。数カ月後、私は再び大学院に通うために仕事を辞めました。すると、私が辞めた途端彼からメールが頻繁に来るようになり、外でのデートに誘われたんです。初デートは、バーに行って2人で6時間ほど語り合い、その帰り道、彼の方からセックスに誘ってきました。それからもお互いひっきりなしにメールをし、会える時は必ず会ってセックスするという、それはそれは情熱的な2カ月を過ごしました。会社の人たちには秘密だったこともあり、それがまた2人の興奮度を盛り上げました。でもある時、Facebookでたまたま彼を見つけ、以前からずっと私とは別に彼女がいることを知り…。激怒した私は、すぐに関係を断ちました。彼からはその後2回ほど連絡が入りましたが、もう絶対に返事しないと決めています」(サブリナ/24歳)

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN US