セックスにまつわるみんなのリアル・初体験エピソードを大特集。ちょっぴり過激な体験談に、刺激を受けること間違いなし! パートナーとのセックスがマンネリ化している人は、自身のナイトライフに取り入れてみるのもアリ⁉

第3弾は彼の勘違いで、SMプレイを初体験したK.I.さん(30歳、旅行会社)のエピソード。自分ではいまいちハマらなかったものの、Sとしての立場に興奮した彼から、たまにお誘いを受けるようになったとか(笑)!

SMセックスをするきっかけは?

彼とは、交際期間1年半ほど。セックスの相性も上々、週に1度のセックスも特に不満はありませんでした。彼の部屋でまったりと過ごしていた、ある日の休日。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読んでいた私に、「それ、どんな内容なの?」と聞いてきた彼。詳しく説明するのも面倒だったので、「SMプレイ好きの彼と、純情な子の恋愛の話」と答えておきました。

それに対して彼は、「ふ~ん」と、いかにも興味なさげ。そしてその翌週末、再び彼の家を訪問。夜ベッドに入り、いつものように彼がキスをしてきて、セックスが始まろうとしたそのとき。「……これ、使ってみない?」と、棚からある物を取り出してきたんです。よく見てみると、彼の手の中にはシルバーの手錠が!

それまでSっ気などまったく見せず、ごくごく普通のプレイしかしてこなかった彼。驚いて「急に、どうしたの?」と聞くと、「KがSMの本を読んでたから。したいのかと思って…」とのこと。その答えを聞いて「なるほど!」と合点がいき、思わず「かわいいな~」とほっこりした気持ちに。わざわざ手錠を買ってきてくれた彼の気持ちを酌んで、試してみることにしたんです。

−どうやってしたの?

お互いSM経験はないので、とりあえず手錠をつけるところからスタート。普段と同じように前戯をし、いよいよ挿入…となったとき、彼から「後ろ向きになって」との指示が。腕が自由にならないので、バックの体勢を取るのも一苦労(笑)。やっと両膝をつけて落ち着くと、彼がいきなりお尻を叩きはじめたんです!

ビックリして「キャッ!」と小さな悲鳴を上げるも、彼はお構いなし。何度かお尻をペンペンと叩き続けられたあと、そのままのスタイルで挿入。私が声を上げはじめると、腰の動きに合わせてまたもやお尻を叩き、「いいんでしょ?」と聞いてくる彼。どうやらかなり興奮しているみたい(笑)。

嫌がるほどの痛みでもないので、彼を喜ばせるためにも「いい!」と叫びつつ、プレイを続行。よほど興奮したのか、彼はいつもより早めにフィニッシュを迎えていました。

-初体験の感想を教えて!

終わったあと、彼から「どうだった?」という質問が。「想像してたよりも、よかったかな?」と曖昧に答えると、「俺はすごくよかった」と、恍惚とした表情の彼。この体験が彼のパンドラの箱を開いてしまったのか、Sの部分に目覚めてしまったよう。それからというものの、月に1度ほど、「今日は付けてみない?」と彼から提案がくるように。ついに先日は、SMプレイ用の熱くないロウソクまで買ってきて、試されました。ハードなSMプレイはさすがに付いて行けないけど…あまりにも嬉しそうな顔の彼を見ると、断れなくて(笑)。「ソフトくらいなら、ま、いっか」と、受け入れています。

1年半以上付き合っている友人たちを見ていると、マンネリ化した挙句セックスレスになっているカップルも多いので。ベッドタイムを盛り上げてくれる要素として取り入れるのは、全然アリだと思いますね!