フランス人の男子って、どんなことにもこだわりが強そうだけど、"セックス"についてはどうなんだろう…。そんな疑問をもとに、ボーイズトークに混ざってみました。

参加者のプロフィール

■ギョーム（26歳）

職業：消防士

身長190cmの長身と、金髪に青い瞳の容姿から女性にモテる。

2年前に大失恋して以来、現在セックスライフを冒険中。

■シリル（28歳）

職業：カフェのギャルソン

優しい笑顔が特徴。

彼女一筋で、恋愛に真面目な男子。

■フランソワ（36歳）

職業：企業家

黒髪に、ラテン系の情熱的な性格が魅力的。

離婚して以来、愛犬2匹と大人の男性のシングル生活を満喫している。

―早速だけど、皆セックスはどのぐらいの頻度でしてる？

ギョーム「季節によるけど、だいたい月に4回程度かな。夏になると性欲が上がる」

シリル「彼女と会うと毎回。800ｋｍの遠距離恋愛だから、会えると毎回感動するんだ」

―女性とは、いつもどこで出会うの？

ギョーム「出会い系サイト、フェイスブック、ナイトクラブ…あとは、アペリティフ（気軽な軽食パーティー）も、友達の友達を呼んで自宅でよく開くよ」

シリル「僕は、恥ずかしくて声をかけることができないから、インターネットでの出会いが多いかな」

フランソワ「出会いは、どこにでもあると思う。愛犬を連れて、カフェや公園に行くけど、素敵な女性を見かける度に、人としてどういう人か知りたくて、本能で話しかけてしまう。自分ではそんなつもりはまったくないんだけど、ナンパだって見られてしまう…（泣）」

―どういうときに、セックスがしたくなる？

ギョーム「はは…今（笑）。クラブで女の子と踊っている時に、瞳を見つめあっていると、『セックスしよう』という雰囲気になることが多い」

フランソワ「僕は、会話中に素敵な人だなぁ～と感じて、心と一緒に身体までつながりたいと思うことが多いかな」

シリル「彼女のことが大好きだったら、会うと毎回したくなる」

―今までで印象に残っているセックスは？

ギョーム「クラブで出会った子に、お互い友だちを集めてパーティーをしようって誘われて彼女の家に行ったんだけど、こっちが3人で女子は5人。最初はお酒を飲んでダンスをしてたんだけど、急に1人の女の子が僕の友だちにフェラをしだして。そこからみんな理性が乱れたように、朝まで…。そこにいた女子は全員彼氏がいたし、正直、そこでまた女子が信用できなくなった」

フランソワ「前の彼女が日本人だったんだけど、その子はセックスの時に受身な子でカルチャーショックだった。僕にとってセックスは、好きな人との愛や幸福感を与えてくれる大切な行事だから彼女とその感情を共有したくて、2人で官能的なゲームをいろいろ試したんだ。例えば、僕の前で彼女にマスターベーションをしてもらったり、外出先でミニスカートでノーパンのまま歩いてもらったり…。初めは彼女も恥ずかしがっていたけど、どんどん快感に変わったみたいで…服装や振る舞いも、大胆で魅力的な女性になったよ。彼女が僕とのセックスを通して自分に自信を持ってくれたのが最高に嬉しかった」

ギョーム「中身のあるセックスで羨ましい。大失恋して以来、遊び歩いて2年目だけど、軽々しくセックスをする女性に会うたびに、やっぱり"本物の愛"なんてないって失望して、余計自分を苦しめてる気がする。特に僕らの世代は、インターネットがセックスをする気軽さを助長しているとも思う。もちろん、ネット上の出会いが本物の愛や幸せに繋がる場合もあるけど。いつか僕も本気の恋をして、幸せなセックスが出来るようになりたい」

気持ちに正直に行動する積極性は日本男子よりもあるみたい。行動する分、"気持ち"や"愛情"をとても大切に考えているよう。