男性の夢精はよく知られているけれど、なかなか公には語られないのが、女性が就寝中にオーガズムに至る「夢イキ」。この記事を読んでいる人の中にも、心当たりがある人も多いのでは…?
でも、どんな時に起こるのか、そのメカニズムを知る人は少ないはず。そこで今回は、女性の夢イキに関する専門家の解説を、コスモポリタン アメリカ版からお届け。経験したことがあるという人も、これから経験したいという人も是非チェックを♡
【INDEX】
女性の「夢イキ」とは?
「そもそも夢イキは、肉体的接触やマスターベーションのように外部からの刺激を与えることで起こるのではなく、自然なプロセスでオーガズムに至ります」と話すのは、臨床心理士のカーラ・マリー・マンリー先生。
「夢イキは、その人にとって性的興奮を感じさせる夢を見ることによって体が反応し、膣分泌液が出て、十分な興奮状態に至ればオーガズムに達します」
マンリー先生によると、「女性も眠っている最中にオーガズムを経験することがあります。21歳未満の若い時期に経験したという声も多いようで、45歳未満の女性のうち37%が夢イキの経験があると答えた調査結果もあります」とのこと。
今まで様々な研究や調査がされてきましたが、まだ「何歳で起こりやすいか」という確証は得られておらず、いつでも起こりうるというのが現在ある結論なのだそう。
夢イキは誰もが経験するもの?
夢イキの経験がないことは十分ありえることで、多くの場合は経験していても覚えていないのだとか。逆に、頻繁に経験するという場合にも、あまり心配はいらないそう。
「夢イキが頻繁に起こることに対して、心配に感じてしまう人もいるかもしれません。その人にとってそれが自然で、心身の健康に害がないと判断できるようであれば、問題ありません」 とマンリー先生。
しかし万が一、その夢が過去の性的なトラウマや、精神的な状態からくる心地悪いものであるのであれば、専門家に相談しましょう。
寝ながらイクのは男性だけじゃない!
夢精と聞くと男性のみが体験するものだと考えられてきて、女性に連想することはありませんでした。しかし、眠っている間にオーガズムに至るのは、前述のように女性にも起こりうること。
男性が夢精する際には、目に見える分泌液がでるので確固たる証拠が残りますが、女性だとそうはいきません。マンリー先生によると「夢精後に男性が精子を出した状態と、夢イキ後に女性の膣が濡れている状態には、感覚的にも視覚的も大きな差があります」とのこと。
「最近まで女性のオーガズムに関して、オープンに話すことはタブーとされてきました。そのため(女性でも起こりうることなのに)夢イキが、男性のみに起こることだと認識されてきたんです」
また「うつぶせ寝をするとクリトリスが刺激されやすく、よりリアルな夢を見やすくなる」という情報も。夢イキを経験してみたい人はぜひ試してみて♡
※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARI
COSMOPOLITAN US