2023年12月14日~17日(現地時間)の4日間を通して行われる、ジュリアンズ・オークションとTCMが主催するオークション『ハリウッド・レジェンド』にて、ダイアナ妃が着用した貴重なブラウスが出品されることが判明しました。
婚約を記念した写真撮影で着用
1981年、ダイアナ妃とチャールズ皇太子(当時)は婚約を発表。今回出品されるブラウスは、ダイアナ妃が同年に婚約を記念したポートレート写真の撮影時に着用していたものです。
写真は初代スノードン伯爵が撮影したもので、「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」によると、1981年2月に婚約が公式に発表されたのとほとんど同じタイミングで<Vogue誌>に掲載されたそう。
この貴重なブラウスは、12月に開催されるオークションで、8万ドルから10万ドル(約1,200万円~約1,500万円)ほどで落札されると推測されています。
ダイアナ妃が一目惚れ
首元のフリルのような襟と淡いピンク色の大きなリボンが特徴的なブラウスは、デヴィッド&エリザベス・エマニュエル夫妻が製作を担当。夫妻はその後、長きにわたって語り継がれることとなるダイアナ妃のウエディングドレスも手掛けました。
オークションサイトの説明によると、エリザベス氏は著書『A Dress for Diana』のなかで、「ダイアナ妃は、棚に並んでいる私たちが作ったブラウスに一目惚れし、『誰が作ったのか』と尋ねて、私たちのもとへたどり着きました」と書いているとのこと。
過去にも、かつてダイアナ妃が愛用した羊柄のセーターや、“ドレス被り”で話題となったイブニングドレスなど、貴重な品々がオークションへ出品され話題になりましたが、今回のオークションには、ダイアナ妃の愛用品だけではなく、オードリー・ヘプバーンやサラ・ジェシカ・パーカーなどのスターたちが使用した品々も登場するそう。気になる人はぜひウェブサイトをチェックしてみて。