Netflixのドラマ『ザ・クラウン』のシーズン6のパート1が、11月16日に公開されました。ダイアナ元妃の最期の日々を演じた俳優のエリザベス・デビッキはイギリスの<Daily Mail>紙の電子版「メール・オンライン」のインタビューに応え、その撮影がいかに難しいものであったかについて明かしています。
最終シーズンのポスターは、ターコイズブルーの水着を着たエリザベスの後ろ姿を捉えたもの。実際にダイアナ元妃が亡くなる1週間ほど前に滞在していたイタリアの海辺の街、ポルトフィーノで撮影された写真を再現しています。
エリザベスはこのポスターの写真について、以下のように話しています。
「あの水着について、あの瞬間を再現することについては、何かとても神聖に感じられるものがありました。 正しく再現することが、非常に重要でした。それは、難しいことでした」
またエリザベスは、メディアが執拗(しつよう)にダイアナ元妃を追いかける場面の撮影についてもこのように述べています。
「マスコミ関係者を演じるあれほど多くの俳優たちから追いかけられることに、動物的といえる反応をすることもありました。どこにも行き場がない状況から抜け出せないことが完全に耐え難いものであることは、1分もあればわかるからです」
そして「ドラマを見てくれた人たちがどのような反応をするのか、本当に興味深いところです」と加えました。
パート1と2にわけて公開される『ザ・クラウン』の最終シーズン。4話構成の前半では、ダイアナ元妃とドディ・アルファイドの出会いからロマンスの芽生え、2人の命を奪ったパリでの悲劇的な事故までを再現。
12月14日に公開される後半のパート2では、若くして母を亡くしたウィリアム王子のその後の人生に焦点が当てられます。6話までのエピソードのなかで、王子と将来の妻、ケンブリッジ公爵夫人となるケイト・ミドルトンの出会いも描かれるそう。
From Digital Spy via ELLE JP