チャールズ国王は、亡きエリザベス女王への敬意を表し、孫のシャーロット王女に新たな称号を授けることを計画しているという。

王室関係者が『デイリー・メール』紙に明らかにしたところによると、チャールズ国王は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の長女で、現在王位継承順位3位のシャーロット王女に「エディンバラ公爵夫人」の称号を与えるよう、準備を進めているとのこと。この称号は、故エリザベス女王が1952年に戴冠するまで使用していたもの。

この関係者は、「女王を記憶にとどめるために、ふさわしい方法でしょう」と語っている。また、これはチャールズ国王にとって「王位継承順位を尊重する姿勢を示す」ことにもなるという。

シャーロット王女 ロイヤルファミリー
Patrick van Katwijk//Getty Images

「シャーロット王女は、歴史的にも重要な立場にあります。王位継承順位において“弟より上位に位置づけられる”初の女性ロイヤルだからです」

「シャーロット王女にこうした称号が与えられることは、憲法上も重要なことです。たとえば兄のジョージ王子に子どもができなかった場合など、シャーロット王女が女王として即位する可能性は、ないとは言い切れないからです」

チャールズ国王の即位後、2021年4月に亡くなった父フィリップ殿下の「エディンバラ公爵」の称号は、(チャールズ国王の弟の)エドワード王子に授けられるのではないかとの見方もあった。だが、その決定は下されていない。

この王室関係者は、それが「国王の考えを示唆している」と述べている。「このエディンバラ公爵夫人の称号は、王位継承の可能性が高い人に与えたいということです」

From COSMOPOLITAN UK