配信が開始されたヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー・シリーズ、Netflixの『ハリー&メーガン』は、そのなかで明かされたさまざまな出来事や“暴露”で、メディアの見出しを飾っている。
暴露されたことのなかには、メーガン妃が義理の姉であるキャサリン皇太子妃との初対面について、「気まずい感じだった」と思っていることも含まれている。
メーガン妃はその気まずさについて、自身が「ハグが好き」なこと、そしてキャサリン妃が「そういうことに慣れていないイギリス人」であり、「プライベートでも公の場と同じように形式的なロイヤル」であることが原因だと考えているもよう。
そのときのことについて、メーガン妃は次のように語っている。
「私がケイトと初めて会ったとき、一緒に夕食を取ろうとウィルとケイトがうちに来たときも、私はダメージジーンズをはいていて、裸足だったのを覚えています」
「私はハグするのが大好き。ずっとそうなんです。イギリス人の多くにとって、それが不快感を与えることとは、知りませんでした」
「私はこのときに、外面的な振る舞いが、内側でも続いていることをすぐに理解するようになったと思います……形式的な態度が、内と外の両側で保たれていることに、驚きました」
一方、王室担当ジャーナリストや専門家たちのなかには、イギリス人とロイヤルファミリーがハグをどう思っているかに関するメーガン妃の考えは、「誤っていることが証明された」と明言する人たちもいる。
ジョージ王子とシャーロット王女は12月15日(現地時間)、両親のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃とともに、ウェストミンスター寺院で行われたクリスマスキャロル・コンサートに出席。寺院には2人にとっての「おじいちゃん」、チャールズ国王も後から姿を見せた。
国王はジョージ王子とシャーロット王女の顔を見ると、すぐにハグ。周囲にどれだけの数の見知らぬ人がいようと、かわいい孫に対し、ほとんどの祖父母はそうするはず(その様子は、以下の映像に収められている)。
ロイヤルたちのこうした行動は、メーガン妃が王室やイギリス人全般のハグに対する考え方について「うそはついてはいないとしても、大きく勘違いしていることの証拠だ」という。
『ITVニュース』の王室担当エディター、クリス・シップ氏は『サン』紙に対し、このイベント、そしてその場での祖父と孫たちの心温まる瞬間について、「ロイヤルファミリーの主要メンバーは今夜、一家の団結を示しました。さらに、公の場で、父と息子、そして祖父と孫たちがお互いへの愛情を示す行動を取っています」と語っている。
シップ氏が、「チャールズ国王はメーガン妃が誤っていることを証明するために、公の場で孫たちをハグした」と示唆しているのかどうかは不明。
ただ、いずれにしても、イギリス人の多くとロイヤルファミリーが、まさにたったいま会ったばかりの人にハグされることを「不快に感じ」、休暇中の親戚の集まりで交わすハグには「何の問題も感じない」可能性(そして、そうではない可能性)は、確かにある。
From COSMOPOLITAN US