ウィンザー城で11月初め、大英帝国勲章（MBE）の叙勲式が行われた。今回の式典で、叙勲された人たちに勲章を授与するという大役を担ったウィリアム皇太子は、元プロトライアスリートのノン・スタンフォードさん（34）に対し、長男ジョージ王子（10）が最近、トライアスロンスタイルのトレーニングに夢中になっていることを明かしたという。
スタンフォードさんは、イギリス連邦の国・地域で行う総合競技大会、コモンウェルス・ゲームズでメダルを獲得しているほか、2013年の世界トライアスロンシリーズのメダリストでもある（イギリスはトライアスロンの強豪国のひとつ）。
ウェールズにおけるトライアスロン競技への貢献が評価され、「国王誕生日の叙勲（バースデー・オナーズ）」で勲章を授かったスタンフォードさんは式典の後、メディアのインタビューに応じた。
スタンフォードさんによると、ウィリアム皇太子はジョージ王子について、学校でランニングと水泳、サイクリングの3競技をこなすトライアスロンスタイルのトレーニングに取り組むようになり、この競技に関心を持つようになったと話していたそう。
そして、最近ウィリアム皇太子のために働くようになり、以前トライアスロンに挑戦した経験があるという男性が、ジョージ王子に競技についてアドバイスをしているとのこと。
例えば選手たちは、タルカムパウダー（ベビーパウダー）が、サイクリングや水泳などからの余分な水分を吸収し、ランニングシューズに足を滑り込ませやすくしたり、靴擦れを防いだりしてくれることなどを王子に教えているという。そして王子はその情報をクラスメートとシェアし、とても喜ばれているそう。
そのほか皇太子はスタンフォードさんに、若手選手の育成や、トライアスロンの将来についても尋ねたという。スタンフォードさんは、「楽しい会話でした」と振り返っている。
現在ランブルック・スクールに通うジョージ王子は、1学期の中間休み（ハーフターム）が終わったばかり。スポーツが大好きだという王子は、きっと休み中も学校でのトレーニングの再開を心待ちにしていたはず！
From COSMOPOLITAN UK
