ウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃の長男ジョージ王子と、長女シャーロット王女が2022年前半まで通っていた、ロンドンのトーマス・バタシー校。そこで児童・生徒の心のケアを担当する教師たちの副責任者だったマシュー・スミス被告が逮捕・起訴されたとのニュースに、夫妻は心を痛めているそう。

児童搾取の罪に問われた被告は、罪状認否で公訴事実を認めている。トーマス・バタシー校の代理人はUK版『コスモポリタン』の取材に対し、学校は被告が起訴されたことを知った段階で、すぐに雇用契約を解消したと説明している。

9月にバークシャー州のアスコットに近いランブルック・スクールに転校するまで、ジョージ王子とシャーロット王女はこのトーマス・バタシー校に通っていた。スミス被告はきょうだいが転校した後、9月に着任したばかりで、皇太子夫妻の子どもたちとは直接のかかわりはなかったという。

被告は児童のわいせつな画像を他者に閲覧可能にし、児童の性的搾取をあおったとして罪に問われ、有罪を認めている。ロンドンのサザーク刑事法院で、近く量刑審理が行われる予定とのこと。

シャーロット王女 ジョージ王子 学校
WPA Pool//Getty Images
きょうだいそろってトーマス・バタシー校に登校してきたシャーロット王女とジョージ王子、2019年撮影

トーマス・バタシー校の代理人が『コスモポリタンUK』に語った内容は、以下のとおり。

「私たちは起訴内容を知り、ショックを受け、心を痛めています。児童・生徒たちの安全と健康は、現在も今後も常に、私たちの最優先事項です」

「スミス被告の犯行と、当校での就業、または現在および過去の当校の生徒との間に関連があったことを示すものは、ありません。刑事手続きが進められているところであるため、現時点でこれ以上のコメントをすることは、不適切であると考えます」

トーマス・バタシー校は、4~16歳の児童・生徒が通う共学校。授業料は4~7歳が1学期6525ポンド(約107万円)からで、7~13歳が7380ポンド(約120万円)からとなっている。子どもたちの学校での毎日は、登校時の握手から始まり、「常に礼儀正しくある」ことが求められているという。

From COSMOPOLITAN UK