同性の友達や異性から「ステキだね」と褒められても、「そんなことないよ~」と素直に受け取れない人に、ぜひ読んでほしいのがこちら。
コスモポリタン イギリス版によると、グウィネス・ベイトマンさん(18歳)は、Twitterや出会い系アプリのTinderで不特定多数の人からの褒め言葉に素直にお礼を言う "社会的実験" に挑戦。だけど彼女が「ありがとう」と返したところ、多くの相手はそれまでの好意的な態度を一変させ、下品で侮辱的な言葉をぶつけてきたらしい。
「女の子に『君はきれいだ』と言うのはOKなのに、その言葉を素直に受け取ったら今度は『調子に乗りやがって』なんて言うのはどうして?」
自分への褒め言葉を素直に受け取ったことを批判されるなんて、おかしな話。だけど実際のところ、私たちは素直に受け取るかわりに、「そんなことないよ~」と否定的になることが多いんじゃない?
はっきりいって、SNSでムカつくことを言ってくる人なんてどうでもいい。ここで強調したいのは、SNSでの不特定多数の人だけでなく、身近な女友達から褒められても同じく否定的な反応をしてしまう女性が少なくないってこと。その"過剰な否定ぶり"は次の動画みたいに、コメディのネタにもなってるほど。
この動画は米女性コメディアン、エイミー・シューマーのTVシリーズ『インサイド・エイミー・シューマー』のコント「女性同士の褒め殺しあるある」。以下は、その一部を抜粋。
女性A:髪、染めたんだ! すっごくゴージャス!
女性B:そんなことないよ~。女優のケイト・ハドソンを目指してたのに、ゴールデンレトリーバーみたいになっちゃったし。それより、その黒のドレス、スリムでカッコイイ!
女性A:冗談でしょ? 私なんか超デブだし。しかもドレスはワゴンセールで買ったんだから。みじめなヤリマンにしか見えないのよね。
女性B:そういえばジェシカ、あなた大出世したんだって? すごいじゃない!
女性C:だけどすぐにクビになるって。私って昔からバカだから!
と、女友達同士の褒めあい(と過剰なくらいの謙遜)が延々と続く中、最後に現れたのはアマンダという女性。「そのジャケット、ステキ!」と褒められた彼女が「ありがとう!」と素直に答えたところ、場の空気が凍りついた!
***************************
このように、せっかく褒められたのに「そんなことないよ!」とムキになって、自分を否定しちゃうのは悲しい。だって私たちは、メイクやファッションにすごく気を使って、頑張ってきたはずなのだから。その努力が認められたから褒められたわけで、そこは素直に「ありがとう」ってお礼を言いたい。
自尊心が低い人だけでなく、自分に自信がある人も、褒められると謙遜してしまうことが多いらしい。でも中には「心からそう思って言っているのに、気分悪いな~。もしかして『(それじゃ足りないから)もっと褒めてよ!』ってこと?」と思う人もいるかも。過剰な謙遜は、かえって相手に不快感を与える可能性もあるのだ。それに「ありがとう」って言われて、嫌な気持ちになる人なんていないはず!
明日から、褒められたときは「ありがとう」と返してみよう。だって、あなたは本当に素晴らしいのだから。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Captain & Me, Inc.