2024年の最旬インテリアトレンドを先取り！注目のキーワード24

これまでなんとなく選んできたインテリアに囲まれているのであれば、会話のきっかけとなるような大胆なアイテムを取り入れてみましょう。

最近注目を集めているのは、彫刻のようなフォルムのインテリア。小ぶりなサイドテーブルを置くだけでも、存在感を放って部屋の印象が変わるはずです。

人気の北欧風のデザインは、クールでミニマルなテイストから、くつろぎ感のあるものへと進化しています。2024年には、温かみのあるニュートラルカラーが旬を迎えることになりそうです。

北欧風の天然素材や控えめな装飾にマッチする、ナチュラルなベージュやモダンなオフホワイト、トープなどの色合いを選んでみましょう。

木目調のセラミックタイルは耐久性に優れていて、せわしないキッチンでも活躍してくれそうな予感。技術の進歩により、セラミック製のタイルは今や、木材や大理石のような高級素材と見分けがつかないほどのクオリティとなっています。

アームチェアを複数並べるよりも場所をとらない、L字形ソファの売り上げが急増中。進化し続けるライフスタイルに合わせて、オットマンの下などに収納機能がついたものも増えており、スペースを有効に使うことができます。

2024年のソファトレンドは、快適さとくつろぎへの本格的な回帰がテーマです。以前よりも低くなった背もたれや肘かけと、ふかふかでしっかりと沈むクッションを見つけてみるのはいかがでしょうか？

タイルのトレンドは、幾何学模様から遊び心のあるイラストが描かれたものへとシフトし、空間にカラフルさや華やかさ、深みなどを与える要素となっています。

写真のタイルは、英国人アーティスト兼デザイナーのサーシャ・コンプトンが、タイル専門店「カ・ピエトラ（Ca’ Pietra）」とコラボレーションしたもの。

大きめの洗濯機や掃除用具が置かれており、家の中でもなかなか手を加えにくいユーティリティルームに変革を。

広い空間ではないので、さまざまな色や柄の壁紙やタイルなどを組み合わせて、遊び心のある部屋づくりにチャレンジしてみましょう。

ブークレ毛糸のソファやアクセントチェア、クッションなどは数年前から人気がありますが、温かみと居心地の良さが求められるベッドルームにもぴったりの素材です。

シンプルな空間を和らげられるため、北欧インテリアが好きな人にもおすすめです。

「スパスルーム」とは、「スパのようにクリーンで快適なリラックスできるバスルーム」を指す造語で、セルフケアする空間の人気が高まるにつれ、インテリアデザインにおいても欠かせない存在となりました。

2024年は、ストーンやクオーツ、大理石などの素材で贅沢なスパ風バスルームを再現し、ふわふわのバスローブや植物、雰囲気づくりに最適なキャンドルや照明など、静寂を楽しめるアイテムもトレンドとなっています。

立体的なアイテムは、ミッドセンチュリーモダンや北欧風のデザインに見られる、細長いシルエットと見事なバランスで調和します。

重厚感のある球状のコーヒーテーブルや、アーチ形の石のオブジェ、繭のように丸みを帯びたチェア、写真のようなランプシェードなどのアイテムを取り入れるだけで、部屋の雰囲気が一気に華やかになります。

クローム素材はこれまでにも、バスルームやキッチンで半永久的に使える素材として取り入れられてきました。

最近では、このレトロで近未来的な素材が、花瓶やサイドテーブル、ランプなどにも使われており、柔らかさや曲線的なシルエットを加えてくれています。磨き上げられたクロームは反射するため、周囲の色や光を映し出して、別世界のような輝きを生み出してくれます。

ヴィンテージやアンティークのインテリアショップがついにEC市場に参入し、レトロなアイテムへの需要がますます人気を博しています。自由奔放さや軽やかさのある70年代のテイストは特に魅力的。

ダークウッドやラッカー塗装で仕上げたアイテム、毛足の長いフェイクファーのラグ、背丈の低い家具などが注目されています。

インテリアの色味を際立たせるなら、ラッカー塗装を施すのもひとつのアイデア。ホワイトやクリーム系のカラーも大胆で印象的に見えるので、部屋のアクセントとなるランプやサイドテーブルなどで使用するのが適しています。

ヴィンテージやアンティークのインテリアを購入することで、個性と魅力あふれる空間に近づけるかもしれません。

最近はオンラインストアやアプリでも簡単に購入することもできるので、お気に入りのアイテムを探してみてはいかがでしょうか？

ウィンドウベンチは、小ぶりなキッチンや、空きスペースができてしまう出窓の下などを効率的に活用し、座れる場所と隠し収納を兼ね備えることもできます。

2024年に60周年を迎えたマリメッコの人気柄「ウニッコ」。ポップアートから着想を得た、ケシの花を意味するウニッコは、プリントデザイナーのマイヤ・イソラによってデザインされました。

ティーカップから熱気球まで、あらゆるものを装飾してきたこの柄は、ホームウェアやカーテン、クッションカバーなどのソフトファニシングにも起用されています。

長めのカーテンやアクセントチェア、クッション、陶器など、さまざまなインテリアに使われている、カラフルなキャンディストライプ。ストライプ柄は、部屋を広く、そして高く見せる巧みな視覚効果を持っており、人気が高まっています。

クッションやテーブルクロスなどに使われることが多いフリルは、ちょっとした遊び心や目新しさを加えてくれます。ギンガムチェックやストライプ柄、アイスクリームのようなカラーと相性が抜群です。

キッチンの収納をカーテンで装飾するアイデアも広まっています。なかでもギンガムチェックやストライプなどのプリントが施された、少しレトロな柄のものがおすすめ。

長く使い続けた一昔前のデザインのキャビネットを買い替えるよりも、はるかにお手頃な価格でイメージチェンジすることができます。