五大湖のひとつ、ミシガン湖の西側に位置するシカゴは、
イリノイ州最大の都市であり人口の多さはニューヨーク、ロサンゼルスに続いてアメリカ第3位。
ボーイングやハイアットホテル、マクドナルドなどをはじめ、
アメリカを代表する企業の本拠地であり、
あらゆる分野において同国の中でも重要なポジションにあるシカゴ。
どちらかといえばビジネスで訪れる人が多いイメージの街ですが、
実は同国屈指のグルメシティであることでも知られています。
そうそう、行列必至の大人気ポップコーン店「ギャレット ポップコーン」もシカゴ発ですよね。
(ちなみに、シカゴではほとんど並ばずに買えちゃいます!)
そこで、今回はシカゴならではの絶品グルメが味わえる厳選ダイニングをご紹介!
ぜひ、旅の参考にしてみてくださいね。
シカゴといえば、ステーキ。ステーキといえば、シカゴ!
言わずと知れたアメリカの老舗ステーキハウス「モートンズ」は、シカゴが発祥の地。
同店で供されるお肉は、国内でわずか2%しか流通しない、最高級のプライムビーフ。
それをモートンズ独自のネットワークで23〜28日間熟成させたプライムエイジドビーフは、
弾力があるのに柔らかく、噛みしめるたびにジュワーっと旨味が溢れ出す、
ほかでは決して味わえない逸品。
オススメは、赤身と脂身の絶妙なバランスと骨つきならではの凝縮した旨味が味わえる
「シカゴスタイル プライム ボーン イン リブアイ」。
選りすぐりのカリフォルニアワインとともに最高級の熟成肉をじっくり堪能して!
(参考予算:ステーキ、グラスワイン2杯、サイドにフレンチフライをオーダーして約150ドル程度)
2. GINO'S EAST
シカゴを代表するB級名物グルメといえば、通常のピザより厚みがあり、
まるでキッシュのようなルックスが特徴のディープディッシュピザ。
深い鉄鍋にパイ生地を敷き、チーズをたっぷり詰め込んだボリューミーな逸品は、
日本人には少々ヘビーですが、
「ジノズイースト」のディープディッシュは比較的ライトに仕上げてあるので、
見た目に寄らずぺろりと食べられてしまいます。
初めてトライするなら、定番のマルゲリータにほうれん草をインした
スピナッチマルゲリータがオススメ!
(参考予算:ディープディッシュピザ・スピナッチマルゲリータSサイズ(4スライス)21ドル)
3. RL
世界で初めて「ラルフ ローレン」のレストランが誕生したのも、ここ、シカゴ。
クラシカルでトラディショナルな雰囲気の店内では、
アペタイザーからメインディッシュまで本格的な料理の数々を堪能することができます。
中でも一押しが、「RLバーガー」。
プライムアンガスビーフを使った贅沢なパティはボリューム満点。
トッピングにはぜひブルーチーズをオンして。
日本では味わえない、大人のハンバーガーはクセになる美味しさです。
こちら、テイクアウトも可能なので、
お天気が良い日にはミレニアムパークやミシガンビーチに持ち込んでピクニック、
なんていうのも素敵♪
(参考予算:ハンバーガーにチーズトッピングで約25ドル程度)
4. Yolk
シカゴの朝は早い。
6時オープンのレストラン「ヨーク」は、早朝にもかかわらず
開店時から大勢のオフィスワーカーたちで賑わっています。
こちらでは、フルーツたっぷりのパンケーキにオムレツ、
エッグベネディクトやクレープなどバラエティ豊かなブランチメニューをラインアップ。
コーヒーはお代わり自由で、テーブルの上にはアーモンドやバニラなどのフレーバーが
楽しめるシロップも常備されています。
毎日利用しても飽きのこない美味しさが人気の秘訣。
(参考予算:卵料理、ソーセージ、ベーコンとパンケーキかクレープなどが選べるコンボとコーヒーをオーダーして約15ドル程度)
せっかくシカゴを訪れたなら、ぜひ一度は体験したいのが本場のジャズクラブ。
老舗ならではの雰囲気を漂わせつつ、
カジュアルに本格的なジャズが楽しめる「アンディーズ」は、
いつも地元の常連客であふれています。
ダウンタウンの中心で立地も良いので、1人でふらりと立ち寄れる気軽さも◎。
着席してじっくり演奏を聴きたいなら、事前予約が無難です。
(参考予算:チャージ10ドル、ドリンク10ドル程度〜)
成田からの直行便で気軽にアクセスできるシカゴ。
都会でありながらも豊かな自然に囲まれた町並みは、ゆったり過ごすのはもちろん、たとえばニューヨークやサンフランシスコなどを訪問するついでにさくっと立ち寄ってみるのもいいかも。
レイクリゾートにグルメや音楽が堪能できるコンパクトなシティは、1泊2日の滞在でも十分に楽しめるはず!