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“アイスクリームの墓地”!?アメリカのシュールな観光スポット15選
ポツンとたたずむ“プラダの店舗”やピエロまみれのモーテルまで！ 一度は訪れてみたい、15の不思議なスポットをお届け。
SNSに投稿するための完璧な写真を撮ることが、バカンスの必須条件ともなっている現在。メジャーなランドマークの写真もいいけれど、ニッチな観光スポットの写真をシェアすることも、楽しみのひとつと言えます。
たとえば、エッフェル塔の前でポーズをとった写真や、ピサの斜塔を手で支えているように見せる写真はよく見かけるけれど、撮影場所をテキサス州の荒野に代えてみては？ あるいは、世界最大の迷路に迷い込んでムービーを撮るのもいいかもしれません。
ここでは、まだ意外と知られていないアメリカの奇妙でシュールな15の観光スポットを「Hearst Contents Hub」からお届け。次のユニークな旅の候補地にしてみて！
Translation: Masayo Fukaya From redbook
キャデラック・ランチ（テキサス）
「ルート66（国道66号線）」はそれ自体がアイコニックな存在ですが、テキサス州のアマリロ郊外にあるこの「キャデラック・ランチ」と呼ばれるパブリックアートインスタレーションも、立ち寄る価値があります。
地面に突き刺さった10台のキャデラックが並んでおり、ほとんどの部品が取り除かれ、何度もスプレーで落書きされている姿は、実にシュールで不思議な光景。
プラダ・マーファ（テキサス）
シュールでシックなプラダ・マーファは、テキサス州の砂漠のど真ん中にポツンと立っています。
「プラダ」の店舗を模しているが実はアートイスタレーションで、毎年大勢の観光客が訪れる人気スポット。
アイスクリームの墓地（バーモント）
大好きなお菓子の大好きなフレーバーが販売中止になると非常に残念な気持ちになりますが、アイスクリームもその例外ではありません。
「ベン＆ジェリーズ」は、バーモント州ウォーターベリーの工場の裏に、販売中止になったフレーバーを追悼するための墓地を所有しています。
ドールプランテーションのパイナップルガーデン迷路（ハワイ）
フルーツでおなじみの「ドール」は、世界最大と認定された“パイナップルガーデン迷路”をハワイに所有。
甘い香りに包まれた、3エーカー（約12000平方メートル）、全長約4キロメートルもの広さを誇るこの迷路には、秘密のチェックポイントや写真スポットがたくさん。入場前には無料アプリのダウンロードをお忘れなく！
クラウン・モーテル（ネバダ）
ピエロ恐怖症でなくてもピエロ恐怖症になってしまいそうな、ネバダ州にある有名なモーテル。
中もピエロだらけなので、訪れる際には覚悟が必要になりそうです。
ニコラス・ケイジのピラミッド形の墓 （ニューオーリンズ）
ベテラン俳優であり、ミームの常連でもあるニコラス・ケイジは、2010年に彼の個性と同じくらいユニークな買い物をしています。
ニューオーリンズにあるこのピラミッド形の墓が、彼の出演作『ナショナル・トレジャー』（2004）にちなんだものであろうと、単に将来の安息の地であろうと、私たちはその目的を知る由もありません――。
とうもろこしの宮殿 （サウスダコタ）
サウスダコタ州ミッチェルにある「コーンパレス」と呼ばれるここは、文字通りとうもろこしの宮殿のこと。
色とりどりのとうもろこしで作られた装飾や壁画を見るために、年間およそ50万人もの観光客が訪れると言います。
スパム博物館（ミネソタ）
しばしば「ミステリー・ミート（謎の肉）」とも呼ばれるスパム。
その起源や会社の歴史、世界文化における位置付けなどを知りたいと思ったことがあるなら、ミネソタ州オースティンのスパム博物館を訪れ、すべてを解明してみましょう（しかも入場無料！）。
バブルガム・アリー（カリフォルニア）
カリフォルニアのサン・ルイス・オビスポには、一面がチューインガムで覆われた全長70フィート（約21メートル）の路地があります。
独特の雰囲気を味わいたいなら、足を運んでみて。
ナショナル・マスタード・ミュージアム（ウィスコンシン）
ナショナル・マスタード・ミュージアムを設立したバリー・レベンソンはかつて、ウィスコンシン州司法次官補でした。
大好きな野球チームであるボストン・レッドソックスがワールドシリーズで敗退した後に、食料品店をぶらついていたところ、マスタードが彼に“声をかけてきた”という逸話があるそう。
今では、ウィスコンシン州ミドルトンにある同ミュージアムで、6100本近くのマスタードコレクションを見ることができます。
ダイナソーワールド（フロリダ、ケンタッキー、テキサス）
全米に3つ（フロリダ、ケンタッキー、テキサス）あるダイナソーワールドは、『ジュラシック・パーク』シリーズよりかなり怖さは控えめながら、同じくらいエキサイティングと言える場所かも。
3カ所のパークそれぞれに、数々のインタラクティブな展示物や先史時代の遺物、何百体もの実物大の恐竜の模型が設置されています。
カーヘンジ in ネブラスカ
イギリスには先史時代の遺跡「ストーンヘンジ」がありますが、アメリカには、シルバーの車でストーンヘンジを模した実物大のレプリカ「カーヘンジ」があります。
ネブラスカ州を訪れた際には寄ってみる価値のある、印象的なアートインスタレーション。
イライジャ・ボンドの墓 in ボルチモア
ウィジャ盤（西洋版こっくりさん）を使って、死者に問いを投げかけたことはあるでしょうか…？
おそらく、この遊びそのものよりも不気味なのは、2007年に発見されたゲームの創始者イライジャ・ボンドの墓石。この墓は、ボルチモアの墓地に今もひっそりと佇んでいます。
ウィンチェスター・ミステリー・ハウス（カリフォルニア）
カリフォルニア州サンノゼにあるウィンチェスター・ミステリー・ハウスは、1886年から1922年まで建設されつづけ、現存する最も高価な邸宅のひとつとなっています。
2万平方フィート（約1800平方メートル）の敷地と160もの部屋、6つのキッチンがあり、現在の推定価格は7100万ドル（約104億円）とされています。さらには、数え切れないほどの霊が住んでいるという噂も…。
象のルーシー in ニュージャージー
1881年に建設された象のルーシーは、アメリカ最古のロードサイドアトラクションとして知られているスポット。
6 階建てで、ニュージャージー州マーゲートの国定歴史建造物に指定されており、無料で見学することができます。
