次の旅先はどこにしよう♡ そんな夢の旅を妄想することが楽しいという人も多いのでは? 今回は、コスモポリタン アメリカ版のライター ハンナ・スマザーズが綴った、カリブ海の楽園旅行記を紹介。「ちょっと遠いかも…」なんて気にせず、思い切って、次の長期休みに思い切って出かけてみては?

「私のインスタグラムのセンスはいまいち。変なお世辞はご無用、自覚しているから。写真もキャプションも、返信コメントに泣き笑い顔の絵文字の連打をもらえるような、気の利いたものじゃない。私の投稿は『マジで憧れる』ようなものではなく『フツーにいい』程度だから。別にそれでいいの。

でも、自分でも完璧って思えるものがひとつだけある。バハマ諸島の南東に位置する、タークス・カイコス諸島で過ごした夢のようなホリデーの投稿。この場所は、とにかくフォトジェニック。どの角度から見ても奇跡的に美しい完璧な写真の数々 は、間違いなく、私が滞在したホテル『コモ・パロット・ケイ』のおかげ。空港があるプロビデンシャレス島から船で約30分ほど離れた小島にある、とびっきり優雅なリゾートスポット。

そこはまさにインスタ天国。1,000エーカー(約4平方キロメートル)のホテルの敷地内には、ビーチや海と同じくらい真っ青なプール、木々に囲まれたスパ、一面が大きな窓ガラスのフィットネススタジオ、そして色鮮やかな料理を出すレストランが。小島全体がホテルの所有地で、もちろん滞在費もそれなりにする(ゲストルームは1泊795ドル〜)。でも、それだけの値打ちはあるって断言できる。ただ、波の音が届くほどビーチに近いベッドで幾晩か眠るうちに、ある朝、目覚めたら心があまりにも平穏で、もうニュースフィードを気にすることもなくなったわ。

その境地に到達する前に、まずは、これから私が紹介するコモ・パロット・ケイからの素晴らしい10のショット、そこでの食事やアクティビティの経験をぜひ参考にしてみて」

夕陽を見ながらシャンパンで一息

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「タークス・カイコス諸島のなかで人口が一番多いプロビデンシャレス島の空港から、その秘島までの所要時間は約一時間(そのうち30分はチャーターボートで青く澄んだ水上を滑走)。夕暮れ前にヴィラに着くと、ちょうどシャンパンで乾杯するにはもってこいの時間帯。ヴィラに付いていたプライベートプール乾杯♡ なんて最高でしょ!」

ドレスアップしてディナー、そしてもちろんセルフィー

「コモ・パロット・ケイの敷地内には、カリブ海料理を出す「テラス」と、地中海と東南アジア料理の日替わりメニューを出す「ロータス」の2つのレストランがあるの。美味しい料理とリゾートっぽいフリルの付いたドレスを着て、ヴィラの完ぺきな照明のもとでセルフィーを撮れば完璧な一枚になるわ」

瞑想で一日をスタート

「ウェルネスにこだわりがあるコモ・パロット・ケイでは、シャンバラスパとウエルネススタジオがあって、ゲストは海を見渡せる空間で、瞑想からピラティスにいたるまで、さまざまなクラスを受講ができるの。私が参加した瞑想セッションは先生がやる気に満ち溢れていて、話に説得力もあって、本当に素晴らしかった。窓が広くそこからそよ風が入る空間も、これ以上ないくらいフォトジェニック」

栄養満点のランチを食べる

「ウエルネスを得意としているからって、滞在中ずっと生野菜と無色透明の飲み物だけを食べたり飲んだりするわけじゃないわ。いろいろなメニューが提供されているし、中でもヘルシーな料理は完璧…! チーズとパンと激甘スイーツに目がない私でさえ、ヘルシーメニューが美味しいって認めざるを得なかったほど。このマグロの刺身がのった蕎麦と、ある朝食に食べたキヌア粥は、家でも再現してみたい味だった。野菜が鮮やかでカラフルだから、これまたフォトジェニック」

ホテルの敷地をのんびり散歩

「ある日の午後、ホテルの美しい建築を観賞するために散歩をしてみることに。白い石造りの建物やテラスの周りには高いヤシの木々。さらに静寂に浸りながら散歩を楽しみたいなら、閑静なジョギング用コースもおすすめ。まるでそこが自分の所有地って感じで歩き回って、結構その気になれたわ♡ ベストショットを撮るなら、陽の光が壁から反射する、午後の早い時間に散歩するのがおすすめ」

セレブ御用達の別荘に滞在

「運が良ければ、ゲスト用のスイートやビーチハウス、ヴィラではなくて、コモに直接予約して個人所有の別荘に(きっと大金を積めば…)滞在することも可能。セレブが所有する別荘(ブルース・ウィルスやファッションデザイナーのダナ・キャランなど)や、セレブがしょっちゅう滞在する――例えばジャスティン・ビーバーとヘイリー・ボールドウィンが2015年に滞在した別荘も。私は数軒の別荘をツアーするチャンスに恵まれて、あるセレブが所有する別荘の2階ベランダから、このショットをこっそり撮影。でも、同じような風景は、ホテル内に無数にあるバルコニーからも見えるはず」

マングローブ林でパドルボード

「この楽園に到着してから24時間も経つと、自分がリラックスしすぎなんじゃないかという不思議な感情が…。そこで、再びテンションを上げるために、島の沿岸をガイドと一緒にパドルボードで冒険。波止場から約100フィート(約30メートル)、信じられないくらい真っ青な浅瀬を進むと、入り乱れたマングローブ群集が。2時間パドリングしたら腕が痛くなって、私のアクティビティ欲は十分満たされて終了。写真撮影はパドリングを終えて波止場に戻った夕暮れ時がおすすめ」

プライベートビーチとプールでリラックス

「ホテルのビーチハウスやヴィラには、プライベートプールだけじゃなくて、自分専用のビーチまである。だって、ここは皆でワイワイ騒ぐより、喧噪から離れてリラックスする場所だから」

屋外シャワーで海水を洗い流す

「ホテルを選ぶとき、普通はバスルームを判断基準にしないはず。でもコモ・パロット・ケイに関していえば、バスルームの良さで選んだとしても全然おかしくないし、むしろ賢いかもしれない。なにしろ、シャワーが屋外にあるから。シャワーは本来、屋外にあるべきだと思うの。これが本当に気持ちいいの。滞在中は屋外でしかシャワーを浴びなかったし、ブルックリンにあるアパートのバスルームからも屋根を取ろうかしらっておもうくらいね」

ヴィラでディナーパーティも

「旅先でできた友達を自分のヴィラへディナーに招待しようと思えば、それだって実現できちゃう。しかもプライベートプールのそばで! 時にはこんなできすぎた状況に一瞬だけ浸るのもいいと思うの。料理の見映えも味も、雰囲気も素晴らしければ、なおさら♡」

      ※この翻訳は、抄訳です。

      Translation: Takako FukasawaOffice Miyazaki Inc.

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